可愛いお客さん：山の神とシルバーウィング：SSブログ

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可愛いお客さん　[シルバーウィングでGO] [編集]

世はゴールデンウィークとあって(あ、国内だけか)、行楽地や海外に出かける人が多いようだ。我がシルバーウィングもどこかに出かけたい様子だが、それもままならない。何しろ、我が山の神がこの連休中、ずっと仕事に出るというのである。我が山の神が仕事なのに、シルバーウィングだけが飛び歩くわけにはいかない。
しかし、天気もまずまずの状況では、元気が余ってしょうがない。仕方がないので、近くにカメラバッグを乗せて写真でも撮ろうと出かけることにした。
さわやかな風の中、我がシルバーウィングは快調なエンジン音を響かせる。若いバイク党の中にはマフラーを改造して、けたたましい音でひんしゅくを買うものが目につくが、、我がシルバーウィングのエンジン音は誠に心地よい。
さて、しばらく走っているとシルバーウィングのスクリーンの上端に何かがいることに気づいた。小さな小さなバグ。緑がかった色をした顔がネズミのような甲殻類である。
急いでカメラバッグの中かタムロンの90mm F/2.8 を取り出した。このレンズは等倍撮影ができる。エンジンを止めると、このバグ君、スクリーンの上を歩き始める。これでは撮影不可能。もう一度エンジンをかけるとスクリーンが振動して、バグ君は歩くのをやめる。レンズの装着が終わり撮影可能となって再びエンジンを止める。
しかし、手持ちでのマクロ撮影は難しい。ピントも合いにくいし手ぶれもかなり起こる。なんとか数枚が使える写真となった。いつもながら、このレンズの素晴らしさは変わらない。しかし、望遠レンズだけでなくマクロレンズにも手ぶれ補正機能をつけることを検討してもらいたいものだ。タムロンも手ぶれ補正機能のついたレンズを発売し始めたので、いつかは実現するのではなかろうか。