25病院36回の拒否：山の神とシルバーウィング：SSブログ

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25病院36回の拒否　[シルバーウィングでGO] [編集]

久喜市の男性が呼吸が苦しくて救急車を呼んだそうだ。救急車は25の病院に要請したが，36回断られ続けたそうだ。２時間半後，やっと茨城県の病院に受け入れてもらったが，容態は悪化しており亡くなってしまったということだ。
救急車のたらい回しというか，拒否は以前から報道されているが，未だにこんなことが起こるとは誠に残念なことである。早く受け入れてもらっていれば助かったかも知れないと思うと，残された遺族は訴訟でも起こしたくなるのではないだろうか。
インターネットで「救急医療ネットワーク」という言葉で検索してみると，救急医療Net HIROSIMAというサイトがあった。
http://www.qq.pref.hiroshima.jp/qq/qq34tpmnlt.asp
アクセスしてみると，時間や地域によって診てもらえる病院を瞬く間に調べることが出来る。こんな仕組みがあると，住民はかなり安心だろう。同じような仕組みをどこでも作れないものだろうか。自治意識の強い医師会任せではなく，行政が積極的に支援する体制作りに取り組んでほしいものである。また，今回の患者は埼玉県の久喜市民であり，最終的に受け入れてくれた病院は茨城県の病院だ。行政区域にとらわれずに，幅広く助け合える救急医療ネットワークが出来ないものだろうか。