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ヘイト禁止条例 [シルバーウィングでGO]

国のヘイトスピーチ対策法には,罰則規定がない。そこで川崎市では,ヘイトスピーチ対策を実効ある制度にすべく刑事罰付きのヘイト禁止条例を作るのだそうだ。違反を3回重ねた場合50万円以下の罰金に科すという規定だ。川崎市の断固とした姿勢に拍手を送りたい。
大体にして,国のヘイト対策法の正式名称を読んだとき,「なんだこりゃ」と思ったもんだ。「本邦外出身者・・・※」。何の法律かぱっと見て分かりにくい。
ヘイトスピーチは事実上朝鮮人の人たちに向けられ,憎しみを煽り立てる街宣活動が多い。戦時中,無理矢理「日本臣民」にされて労働力として日本に拉致されてきた彼らとその子らに,「帰れ・出て行け」呼ばわりする本邦出身のノータリンが情けない。
さて,突然卓球の話だ。日本では新星が登場し,テレビでも度々取りあげられるようになってきた。その新星の一人が若きエース,張本智和選手だ。通っている卓球教室でも話題になった。誰かが張本選手をすごいと言うと,ある人が「すごいけど日本人じゃないね」と言う。張本選手のご両親が中国のご出身だから張本選手は日本人ではないと言いたかったようだ。
その声に違和感を抱いた誰かが「国民栄誉賞の王貞治は?」ときいた。ある人は黙ったままだった。
なお,日本国内で生を受けて育った張本智和選手は間違いなく日本人だ。先だって,NBAに入った八村塁選手も間違いなく日本人だし,男子100メートル走日本記録保持者のサニブラウンも同じだ。もちろん日本で生活していても,母国を誇りに生きている人達もいる。プロ野球で同じ張本姓の張本勲は韓国籍だったような。
ヘイトスピーチを恥ずかしいとも思わないノータリンたちは彼らのことを「本邦外出身者」と見ているかもしれない。(川崎市から八村塁まで,いつもながら話しにとりとめがない)

※本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律
長すぎる!!

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