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季語 [シルバーウィングでGO]

プレバトというテレビ番組を見るようになって,俳句という文芸に注目している。登場する芸人さんの俳句に対する取り組みのレベルの高さに驚き,添削評価する夏井いつき先生の言葉の豊富さ,語感の鋭さに感心している。だからといって,自分で俳句を作ろうという気にはならないが,俳句の季語に興味が湧いたので,図書館で季語辞典を借りてきて読んでみた。すると,なかなか興味深いことが分かってきた。
不思議な季語は幾つかあるが,その一つが「竹秋」と言う季語だ。春の季語として使われると言うから不思議。さらに「竹春」は秋の季語だというからどうなってるの?素人にはちんぷんかんぷんだったがそれなりの意味はあるそうだ。
山の季語もおもしろい。「山笑う」が春,「山粧おう」が秋,「山眠る」が冬。なるほど。なお,「山~」という夏の季語は見つからなかった。
忌日が季語になっている例もある,一茶忌(冬),梅若忌(春),桜桃忌(太宰治・夏),虚子忌(春),西行忌(春),子規忌(秋),芭蕉忌(冬),啄木忌(春)等々きりがなさそうだ。子規忌は糸瓜忌(へちま秋)という言い方もあって,それこそ俳句によって使い分けるのだろう。この頭じゃぁ,すぐに消えてなくなりそうだ。消える間違いなく。
季節感が今と違うような季語もありそうだ。
「植田」と言う言葉は田植えを終えて間もない田のことで夏の季語とされている。しかし,現在の田植えは春という印象が強い。なるほど,最近は立夏を迎える5月の連休に田植えをする農家があるようだ。しかしそれは農家が副業化して会社員のお父さんが連休を利用して田植機でまとめて田植えをしているというのが現実だ。だから「植田」を春の季語にしても不思議ではないがなぁ。うん,でも今のままでなんにも不便はない。何しろ,俳句を作ったりはしないから。

暑い スダレの季語はもちろん夏
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