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鳥人間コンテスト [シルバーウィングでGO]

先日,外国でも鳥人間コンテストのような催しがあったらしい。飛んでいるという形容は殆ど出来ない力作ばかり。飛び立つステージの高さから飛ぶと言うより落ちるといった方がいい。機体は例外なく壊れていく。壊れ方もなかなか派手だった。張りぼては軒並み海の藻屑になっていた。壊れ方コンテストという売り込みで視聴率は爆笑で稼げたかもしれない。
日本でも日テレで毎年行っているが,昔は外国のコンテストに似たような,いわば参加することに意義があるようなチームや個人もあった。しかし今は違うようだ。設計に航空力学を徹底的に生かした機体を作り上げている。機体の素材も軽く,限界に近い軽量化を達成しているようだ。
プロペラを回すエンジン兼パイロットもスリムではあるが太股が非常に発達し,まるで自転車レースの選手のようだ。
最初のチームは大阪大学チーム。機体もすばらしく,パイロットも頑張った。20キロ直前まで頑張って飛び続けた。いや,すごい。続いてのチームは京都大学チーム。このチームは機体が折れてしまって残念な結果に終わった。
優勝候補のひとつは東北大学だそうだ。過去に40キロ以上飛んだ記録があるとはすごい。日大も機体にかける費用が400万円を超えるとか。いや,こうなるとただの遊びではない。大学も援助を惜しまないだろう。しかし,日大は気の毒だった,途中で機体コックピットの風防フィルムがはがれてしまった。これでは風圧が増して進みにくくなるはずだ。しかし,パイロットが頑張って20キロをクリア。同大学記録の34キロもクリア。最終的に38キロに大幅更新。うんすごい,日大は優勝候補の一角だ。
もっとすごかったのがバードマン伊賀というチームの渡辺裕太さん。なんと,最大距離60キロを完全制覇という誰も考えもしなかった記録を達成した。去年は台風のため開催できなかったそうだが,一昨年は最大距離40キロを制覇し,優勝していたそうだ。これで,2連覇と言うことになる。いや,すごいものだ。遊びの延長だった過去の鳥人間とは違うイベントになりつつある。もしかすると逆に本物の航空機に影響を与える存在になるかも知れないなあ。

これは重そう
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