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2050年温室ガス実質ゼロ

新聞のヘッドラインが目を引く。本当に達成可能なのだろうか。現在の二酸化炭素は排出量の多くは発電所と自動車だろう。発電所中でも二酸化炭素が多く排出されるのは火力発電所だ。その中でも石炭火力発電所は二酸化炭素排出量が多い。日本は依然として石炭発電所にも頼っているのが現状だ。
温室ガスを減らす為には再生可能エネルギーを増やしていかなければならない。その代表が太陽光発電パネルだ。ところが,太陽光パネルを大量に設置する為には結果的に二酸化炭素を吸収してくれる林森林が失われることになる。では風力発電はどうだろう。確かにある程度増えつつあるがその規模は太陽光パネルほどではない。
そう言えば,二酸化炭素を微生物の力で油に変える技術が日本で開発されていると教えてくれた方がいる。海の底から掘り出して使う化石燃料は地質時代にこういう微生物が作り出したものだったのかなあ。
それを人間がプラント化して,発電所からでる二酸化炭素を微生物に油に作り替えさせるわけだ。ただし,規模としてはかなり大きなものでないと必要量は得られないだろう。果たして自然に採れる油重にある程度対抗できるだけの価格にできるかどうかだ。以下にならなくても高すぎては実用的ではあるまい。
しかし,人間はその時その時の難しい問題を新しいイノベーションで解決してきた。大気汚染もそうだ。星が見えるようになった今の空は,川崎喘息を記憶している人には驚きだろうし,水質汚染も昔の隅田川のどぶのような姿を見たことのある人なら,その変わりように驚くはずだ。
地球的な課題ではあるが,二酸化炭素を少なくする革新的な方法を考える人が出てくるだろう。ただし,この話を原発に結びつける考えには顔をしかめる人が多いはずだ。
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