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北は湾岸戦争の教訓は忘れない [シルバーウィングでGO]

何度主張したことだろう。北朝鮮は決して核兵器を放棄することはない。金正恩は核兵器は国家の屋台骨であって,核を捨てることは国家を捨てることだと考えているはずだ。
突然話しが変わるが,アメリカがイラクのフセイン政権を攻撃したときの口実は,イラクが大量破壊兵器を所持しているという理由だった。この場合の大量破壊兵器は毒ガスではなく核兵器のことだ。
ブッシュ・アメリカが軍を動かしたのは,表向きは大量破壊兵器を発見して廃棄させるのが目的だった。しかし,今考えるとアメリカがイラクに核兵器が無いことは百も承知だったはずだ。そんなことはスパイ衛星で,いくらでも調べられる。生身のスパイの諜報活動も活発だったはずだ。アメリカはイラクに核がないことを知っていたから,核の反撃を心配することなく湾岸戦争に突入できた。
さて,話を戻して北朝鮮だ。いくらアメリカが強大でも金正恩が核兵器を握っている限り迂闊には手を出せない。もしも戦争状態になれば北朝鮮は焦土と化すだろうが,北朝鮮のICBMが一発でもアメリカに届けばアメリカも無傷ではいられない。何十万という命が失われることになる。金正恩はトランプ・アメリカもそこまで冒険はできないと読むだろう。
金正恩が核を手放せば,アメリカはいつでも北を攻撃できる。金正恩は湾岸戦争の教訓を忘れることはないだろう。
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