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21世紀にもまだ冤罪 [シルバーウィングでGO]

西山美香という名前は記憶になかった。看護助手をしていたそうだが,殺人罪で12年間服役した39歳の女性だそうだ。
最高裁がその西山さんの再審を決定をした。再審の扉は新たに無罪を証明するに足りるほどの証拠が出てきたときでなければ開かないと言われるほど重いのだそうだ。再審が決まったということはほぼ間違いなく無罪の判決が下るだろう。
それにしても,21世紀になってもいまだに刑事事件では,証拠の王様は自白であり続けているらしい。
警察や検察は,真実を探し出すのが仕事ではなく,とにかく犯人が挙がればいいという考えなのだ(断定)。裁判を勝ち負けで判定するゲームのように考えていたとしたら恐ろしい。真実を探し出すという意識が希薄だから,自分たちに都合の悪い証拠を隠した過去は枚挙に暇がない。厚生労働省の木村厚子さんが逮捕されたときなど,検察官は証拠を隠すどころかフロッピーディスクに手を加え証拠をねつ造さえした。そのとき証拠をねつ造した前田とかいう検事は逆に刑務所入りしたが,今度の事件でも,西山さんに冤罪を着せた警察・検察の罪は極めて重い。
突然だが,検察は解体し検察官の仕事はAIにやらせよう。裁判官もAIにやってもらった方がいいかもしれない。AIに裁判を学習させるときは裁判はゲームではないことを最優先の規則としてプログラムしてもらわなければなるまい。
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松橋事件には3月28日に無罪判決だ


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