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高齢者の運転 [シルバーウィングでGO]

このところ,高齢者運転による事故が大きく報道されている。池袋で母子が亡くなった事故も悲惨だ。夫であり父である男性は事態を現実として受け入れられなかっただろう。慰めの言葉が見つからない。
さて,車の運転免許は18歳にならなければ取得できない。一定の年齢に達しなければ,責任を持って,安全に車を運転できないだろうと考えたわけだ。もちろん,人間の発達・成長は均一ではない。若くても法規の理解も運転技能も十分に満足なレベルの人もいるだろうし,逆の場合もあるはずだ。それでも,法は一定の年齢に線引きして運転可能と判断する。
高齢運転についても同じように考えることは可能だ。たとえば80歳になったら一律に免許証を無効にする。
ただ,人によって能力差があるから,高齢者講習を行って運転免許を認めているとして,一律免許失効には反対だという考えがあるだろう。しかし,おしなべて運転技能は低下する。視力は衰え,筋力は低下し,反射神経は鈍くなる。衰えが甚だしいのは判断力だ。しかも,現在の高齢者講習制度が高齢者の運転技能などの向上に役立っているとは思えない。80歳になったら運転はできない制度にすれば,みんな諦めて別の方法を考えるだろう。まあ,自動運転自動車が実用化されるのをまつしかないな。
なお,この1月に訳あって,車をストリームからフィットに変えた。我が山の神はガソリンにかかる費用が半分以下になったと喜んでいるが,本当によかったのは衝突防止自動ブレーキなどがつけられて安全性能が向上していることの方だったかもしれない。
それでも我が山の神は言う。「やっぱり運転者の安全運転が一番大切よ」。はい,私もたまの運転,気をつけます。私も高齢運転者と呼ばれているはずだ。

横断中,緊急停止
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