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顔認証技術 [シルバーウィングでGO]

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新聞に,万引き犯の顔画像と来店者の顔画像を顔認証技術を使って照合し防犯に役立てる本屋の取り組みが報道されていた。本屋さんは万引き対策に必死だそうだが,プライバシー保護の観点から危険性を指摘しているようにも読みとれた。
さて,香港のデモではマスク姿の人が多かったが,彼らは素顔を撮影されることを嫌うそうだ。撮られた写真の使われ方によっては,不利益を被る可能性があるからだろう。例えば,就職活動の際,デモ参加者の大量の顔写真を,会社などが思想心情の調査に利用し,会社にとって危険思想と思われる人物を排除するために利用されたら,というような心配があるからだろう。「こいつ,デモに参加してるなあ,危ないからオミットしておこう」なんてことがないとは限らない。また,実際にあった話だが,3年前の参議院選挙のとき,特定陣営の事務所の敷地に警察が隠しカメラを勝手に設置して監視したことが大きな問題となったが,こんな使われ方は最悪のケースだ。
一方,オリンピックを契機に海外からの流入者が増え,市民の安全を脅かすテロ組織などへの対応に,顔認証技術は必要不可欠だ。最近では,被疑者や犯人の追跡捜査にも顔認証技術は大活躍している。安全のためにも監視カメラの空白地帯をできるだけ少なくしてほしいとみんな願っている。
と言うことは,何のために顔認証技術を使うことを許されるのか今のうちに整理して,できることとできないことをはっきりさせておいたほうがいいと言うことだ。
蛇足だが,私の車には何年も前からドライブレコーダーをつけている。動く監視カメラだ。設置は自分で行った。とても安く鮮明な画像が簡単に,常時得られるようになった。この技術を利用すれば全国津々浦々監視・・・・かぁ。
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言うべき相手が違うよ,張本さん [シルバーウィングでGO]

TBSのサンデーモーニングで野球評論家の張本勲さんが,佐々木郎希選手が登板しなかったことについて,「壊れるとかケガを怖がったら,スポーツ辞めた方がいい」と言ったそうだ。投げさせるか投げさせないかの決定権は佐々木郎希選手ではなく国保監督にある。本人が投げたくても投げられなかった事情を考慮せず,まるで佐々木郎希が登板を回避したかのような評価は,事情をわきまえない評論というしかない。言うべき相手が違うよと誰かが忠告してあげなければなるまい。
歳をとると,自分の考え以外は認めたがらない人が多くなるようだ。考え方に柔軟性が失われ,経験主義のいわゆる石頭になる。
国保監督が投げさせたからと言って,佐々木投手の肩や肘が壊れたかどうかは分からない。国保監督は,万一投球を命じて異常が発生することを恐れたのだろう。少なくとも投げないという選択で,当面佐々木投手の肩や肘は守られた。
今後,経過によっては,「ほれ見たことか」とか「やっぱり」などと口さがない評論家の声が聞こえそうだが,先々のことを予見出来る人がいるはずもない。
なお,先輩投手は何百球も投げたと比較する向きがあるようだが,昔はこうだったと過去を美化するものの言い方はそろそろやめにした方が良い。美談の影に消えていった名選手は沢山いたはずだ。

毛むくじゃらの花
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れいわ新選組 [シルバーウィングでGO]

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令和初の国政選挙で,「れいわ新選組」なる政党が,台風の目になったらしい。山本太郎氏が率いる新しい政党だ。
政党と言っても,議員は山本氏本人一人きりで令和としては政治団体の初の国政選挙だから,政党要件を備えていなかった。政党要件は2名以上の国会議員が所属するか直斤の国政選挙で支持率が2%以上あるというかなり厳しい条件だ。
政党として認知されていないから,政党としてアピールするNHKのテレビ放送枠に入れてもらえないし,政治討論会にも参加できない。数々のハンディを乗りこえて,れいわ新選組は複数当選,支持率2%以上を勝ち取った。
しかし,党の代表の山本太郎氏は落選だそうだ。投票用紙に「山本太郎」と書いてもらったのは立候補者中最も多く100万票近かったそうだが,れいわ新選組が立候補者を擁立する際,障碍をもつ二人を最優先して当選させる手続きの「特別枠」として届け出ていたので,3番目になっていた山本太郎氏は落選と言うことになったわけだ。しかし,山本太郎氏の崩れんばかりの笑顔は,落選して失意にある表情ではない。二人の重度の障害者を国会に送りだした原動力となったことを,心の底から喜んでいる顔だ。
当然山本氏は次の国政選挙に打って出るだろう。順番から言えば衆議院選挙だ。比例区への立候補が妥当だろうが,東京選挙区あたりを候補地にしても,当選の確率はかなり高そうだ。
さて,創価学会を母体とし,弱者・低所得者に支持されてきた中道・護憲を標榜していた公明党が自民党と組んで久しい。山本氏の目指す政党の目線の高さはそういう人たちにも支持される余地がありそうだ。数度の国政選挙で,二桁の議員を数えることも不可能ではないかもしれない。昭和,平成から令和になって,大海に新しいうねりが始まる予感がする。
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梅雨明け [シルバーウィングでGO]

金曜の朝の空が青い。我が山の神はヨガに出掛ける前に布団を干した。え?と言うと「大丈夫,雨は降らないよ」と自信ありげだ。要するに梅雨が明けたと宣言している。気象庁の関東地方の梅雨明け宣言はまだ出ていないが,私は我が山の神のほうが正しいと思っている。
「梅雨明けと台風は違うでしょ」と我が山の神の解説は明快だ。梅雨明け宣言を出さないのは,台風接近のためにお天気は曇りがちで雨模様にりそうだからだが,台風がくるのはそのときたまたまなのであって,梅雨明け直後に来たとしても梅雨明けと台風は別々に考えるべきだというわけだ。
確かに空の青さも雲のわき方も蝉の鳴き声も,梅雨は明けたと言っている。今朝も,お日様がじりじりゴーヤーやミニトマトを照らしている。すでに,気温計は30度を超えた。

7月27日10時22分
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母校に勝たせたかった [シルバーウィングでGO]

国保監督は大船渡の逸材,佐々木郎希選手に投げさせなかった。佐々木選手を登板させずに勝てるほど花巻東は甘くない。花巻東は控え投手に襲いかかり,大量12点を奪って2年連続の甲子園行きを決めた。
現実には,もしもやたらればはないが,もしも佐々木郎希投手が投げたら結果は変わっていただろうか。何とも言えないが,花巻東といえども簡単に打ち崩すことはできなかっただろう。大船渡の監督はそれは十分に知っていたはずだ。佐々木投手に連投させれば,もしかすると甲子園への切符が手にはいったかもしれない。それは監督にとっては極めて魅力的な夢だった。しかし,監督は佐々木投手に連投はさせなかった。監督が自身や選手たちの夢と引き替えに守ろうとしたのは,佐々木投手の肩や肘だったのだろう。
花巻東の大谷翔平が県予選で敗れ,甲子園を逃したとき,プロ野球関係者はむしろ喜んだそうだ。今回も,消耗品と言われる佐々木投手の肩や肘を酷使しなくて済んだことをプロ野球関係者は喜び,国保監督に感謝しているに違いない。ただ,決勝戦に佐々木投手の剛速球を期待して全国から集まった高校野球ファンは多分がっかりしただろうなぁ。
甲子園で佐々木投手の快速球を見られないのは残念だが,この先長い間,プロ野球か大リーグで佐々木投手のプレーは期待できる。
蛇足だが,佐々木投手は準決勝の久慈高校戦は投げて勝ったそうだが,久慈高出身の私としては母校に勝たせたかった。
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ビデオレコーダー買い換え? [シルバーウィングでGO]

21日の日曜日,我が山の神も参加して公民館講座の締めくくりに,筑波実験植物園に出掛けた。囲碁番組がある日なので帰ってから見ようとビデオ録画をして出掛けた。
帰ってビデオレコーダーの様子がおかしい。電源が切れたり入ったりが繰り返され,リモコンのスイッチが利かない。どうやら故障らしい。かなり古い機械なので,修理しようとすると新品を買うよりももっとお金がかかってしまうかもしれない。ブルーレイへの録画もできないしハードディスクも小さい。録画した番組も,コマメに消さなければすぐにハードディスクがいっぱいになってしまう。仕方がない,新しいビデオレコーダーを買わないと困ることになりそうなので,ネットで探すとブルーレイ録画ができハードディスクが1テラの人気商品パナソニックのディーガが3万円台で買える。22日すぐに決めて注文した。
次の日,電源を抜いたままだとBS放送が映らないのでいったん抜いたビデオデッキの電源コードを入れ直した。すると,ビデオデッキの様子が依然と同じ状況に戻った。そこで試しにスイッチオン。なんと,正常に復帰している!
「捨てられると思ったかもね」と我が山の神。どういうわけか録画予約しておいた囲碁番組は録画されてなかったが,以前に録画したものは見ることができる。状態は完全に正常な状態だ。しかし,今更,注文したビデオレコーダーをキャンセルはできない。既に発送済みだ。
その機械が届いたのが23日の夕方だ。碁会所から帰ったら我が山の神が宅急便の配達を受け取っているところだった。今までのビデオレコーダーは我が山の神のテレビに引き受けてくれるそうだ。
24日に二つの機械の設置と移動にはそれほど時間はかからない。録画もたぶん映りも問題はない。映りが「たぶん」なのは,DHMLコードの予備がなかったので,我が山の神のテレビ接続に音声端子,映像端子を使ったので,映像がほんの少し呆け気味になるからだ。DHML端子でつなげば,綺麗になるはずだ。あとは,リモコンの操作に慣れが必要だが以前の機械と大きな違いはなさそうだ。
こんなこともあるんだ。余計な出費だったかと思ったが,これからは同時に4番組の録画ができて便利になると思うことにした。
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笑えない話し [シルバーウィングでGO]

吉本興業が雨上がり決死隊の宮迫博之さんとの契約を解消したそうだが,マスコミや世間の批判を受けて宮迫博之さんとの契約解消を取り消すそうだ。
一般の会社の場合,社員を解雇する場合,30日以上前に通告してから解雇ということになる。その場合も,解雇理由にはやむを得ざる正当性がなければならない。普通は解雇撤回には裁判が伴うが,今回の場合はこれ以上評判が落ちると会社そのものの行く先に暗雲が立ちこめると会社側が判断したからだろう。これで,今回の騒ぎは穏やかな収束を迎えるかと思っていたら,社長の記者会見で問題は大炎上。益々大きくなっている。「加藤の乱」という見出しは吉本を変えようという加藤浩次さんと森内閣打倒を目指した加藤紘一をかけていてウィットが利いているが,眉をひそめるだけでない発生源らしい表現だ。
なお。問題は芸人個人から「吉本」に移行しつつあるが,自分が指さされるのではないかと,パージの嵐が早く通り過ぎて欲しいとびくびくしている芸人さんが沢山いるのではないだろうか。笑えない話しだなぁ。

ねじれにねじれているようだなぁ
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死んでもらっては困る [シルバーウィングでGO]

アニメ会社にガソリンをまいて放火した青葉真司容疑者が治療のためにヘリで大阪の病院に運ばれたそうだ。自分も火にまかれて大やけどを負い未だに意識が戻らない重傷らしいが死んでもらっては困る。生きてちゃんと罪を償ってもらわなければならない。
30人以上を死なせた青葉真司という男のことが少しずつ明らかになっている。強盗の罪で実刑を受けた経歴もあるそうだ。また,行動が異常だとの証言もあるようだ。いきさつ次第では,責任能力の有無が問われ,精神鑑定が行われるだろう。そこで専門家が心神喪失とか心神耗弱などという診断が下れば,それぞれ減刑の対象になる。心神耗弱者を死刑にはできないし,心神喪失者は刑事責任を問えない。
しかし,34人もの犠牲者を出しながら,刑事責任を問えないという事態にはならないと断定してもいい。なぜなら,犯行が極めて計画的だということだ。ガソリン携行缶がなければガソリンは購入できないと正しく判断できていたこと。そんなことは心神耗弱者では考えつかない。ガソリンを運ぶための台車を用意していたことで,必用な道具を適切に選択できている。万一邪魔が入った場合,それを排除するための武器・包丁を用意している用意周到さ。「死ね」という言葉を投げつけて犯行に及んでいるから,自分が行う行為がどんな結果を引き起こすか分かっていたこと。このように考えると,心神耗弱ではないし,ましてや心神喪失では絶対にない。
被害者家族の心情としては,この男を20回ぐらい死刑にしても気が治まらないだろう。20回の死刑を全部火炙りの刑にしたいぐらいの気持ちではあるまいか。憲法に,残虐な刑罰を禁じる条項があるのが残念なくらいだ。

半夏生
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藍染 [シルバーウィングでGO]

羽生水郷公園を後にして向かったのは平八という蕎麦が売りの料亭。既に全部配膳してあったので座ってすぐに箸をつける。多分二八蕎麦だ。もちろん私の打った蕎麦とは比べものにならない。
食事の後は羽生市民プラザでの藍染体験だ。なにを染めるのかと思ったらハンカチだった。真っ白な布を輪ゴムで縛って絞り染めにするようだ。
染色の作業部屋に入るとなんと言ったらいいのか独特なにおいが鼻を突く。藍の染料が発酵しているからだそうだ。発酵することによって深い碧い色が出るのだそうだ。
さて,示されたパターンに従って布を輪ゴムで縛りいくつも並んでいる黒々とした瓶の周りに並ぶ。そこにしゃがんで布に染料をもみ込むように指先を動かし続ける。それがなかなか大変だ。1分も続けていると腰が痛くなる。それを3分間もやるのだという。私の隣の女性は3分間続けると立ち上がれなくなってしまった。手を貸して立たせようとしても重くてどうにも立ち上がれず,可哀想にとうとう尻餅をついてしまった。やっと立ち上がったが3分セットを後2回もやるというので椅子に座って,別にバケツでくんでもらった染料を使わせてもらうことにした。
しかし,あと2回の3分間の長かったこと。私も足だけでは立ち上がれず手を突いて慎重に立ち上がらなければならなかった。
ゴムを外して,余分な染料を洗い流せば藍染の出来上がりだ。一人一人の絞り染めは同じになってもおかしくないが,それぞれ個性がでていておもしろい。色に個性があるハンカチ,染め模様に個性がでているハンカチと多種多様だ。私の絞り染めも自慢できるほどではないにしても持ち歩こうという気にさせる出来映えだった。なお,洗濯すると色落ちは避けられないのでほかのものと一緒に洗わないようにということだった。うん,大丈夫,私のハンカチは今でも一度ポケットに入れたら,一週間は持つ。もっと持たせてもいい。
最後の質問コーナーで,足腰に負担がかかりすぎない瓶の設置方法について要望を話しておいた。まあ,変わることはないと思うが。
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羽生水郷公園のムジナモ [シルバーウィングでGO]

公民館の野外活動の一環で,岩槻秀明先生を囲んで埼玉県の羽生水郷公園に出掛けた。雨が心配な行程だったが,日が差す時間帯が多く,一同どうなっているのかとあっけにとられた。バスの中ではここにしかいないというムジナモという食虫植物について岩槻先生から話を聞いた。ムジナ(狢)というと小泉八雲(ラフカディオハーン)の貉(むじな)を思い出すが,ムジナモは動物ではなく植物だ。そのムジナモを展示している水族館に入る。
さて,ムジナモの展示はほんの僅かだった。大きな水槽に浮かぶムジナモは,はっきり言うと展示に耐えられる状態ではなかった。小さな水槽に展示されるムジナモはなんとか観察できる状態だった。但し,水槽についている拡大レンズが全く役に立たない状態で展示されていたので,見学者はどこを見ていいのか分からない有様。私は持参した手元をみる双眼鏡Papilioのおかげで,食虫の仕組みを観察できた。但し,どの水槽にも餌となるミジンコなどは一匹も入っていなかったのが残念だった。入場者が多くなかったのは時期にもよるだろうが,その理由は展示の工夫にもありそうだ。
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老衰死 [シルバーウィングでGO]

老衰と言うと大往生というイメージだ。家族に看取られて静かに息を引き取る。葬式もじめじめした雰囲気ではなくむしろお祭り的な明るさが伴う。
私の祖父が亡くなったときがまさに大往生といって良さそうだ。私が9歳か10歳ぐらいだったか,知らせを受けて自宅に帰ると,大勢の人が祖父の枕元に膝を並べていた。白衣を着たお医者様がじっと祖父を見つめている。細くなった祖父の足の先が布団から出ていて,時々ぴくっと動いた。しばらくしてその動きもなくなり,お医者様が臨終を告げた。苦しむわけでもなくまさに眠るが如しで,いつ死んだのかさえ判然としなかった。明治元年生まれ,90歳だったと聞く。
4年後の祖母の時も老衰と言ってよさそうだが,学校から帰ると顔には既に白布がかぶせてあった。白布をとって顔を見たがいつもより少し白い顔で眠っていた。
さて,老衰死の割合は戦後減って来たそうだが,21世紀を越えてから少しずつ増え,とうとう今までの3大死因に割って入ったそうだ。つまり,長生きの人が増えたということだろう。この状況を喜んでいいのか実はよく分からない。勝ち組負け組自己責任という言葉が表すように,なんだか生きにくい世の中になっているような気がするからだ。日本は先進国の中で,子供の貧困率がとても高いんだそうだ。そんなに長生きしなくてもいいよと言う声が聞こえてきそうだ。

老衰という亡くなり方は人間だけだろうなぁ
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有志連合 [シルバーウィングでGO]

ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃され燃えるタンカーの映像がテレビでも流れた。アメリカはイランの仕業だと言うし,イランはシランと言うし真実は藪の中だ。ただ,その期間中は安倍首相がイランを訪問中だった。ホスト国のイランが訪問客の国の船を攻撃するとはちょっと考えにくい。陰謀の臭いがする。
さて,事件の後アメリカは「なぜ自分たちがホルムズ海峡の安全のために軍隊を出さなきゃならないんだ,自分の国の船は自分で守れ」と言い始めた。アメリカは軍隊を引き返すのかと思ったら,ホルムズ海峡を守る有志連合構想を打ち出し,日本にも連合に加わるように言ってきた。おっと,先日自民党から,今回の事態は「存立危機事態」ではないと発表したばかりだ。つまり自衛隊をホルムズ海峡に送り出せないわけだ。岩屋防衛省も派遣は無理だと考えているようだ。しかし,アメリカトランプは日本に容赦はしない。「有志連合に加わらないという選択肢はないやろ」という強圧を安倍首相は拒否できるかどうかあやしい。結局はトランプに押し切られる可能性も大きい。。
トランプ大統領については最近,最も重要な同盟国のイギリスの駐米大使がトランプ大統領は無能だとメイ首相に報告していたことが発覚した。駐米大使は責任をとって辞任したが,トランプにも大きな傷が残った。傷口を目立たなくするためにも,トランプは大博打に打って出る可能性がある。イラン爆撃はないとは思うが,確率がゼロではない。きな臭くなってきたなぁ。
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小さな土塊が [シルバーウィングでGO]

図書館からの帰り道,田圃のそばを歩いていると目の隅で土塊が動いたような気がして立ち止まった。目を凝らしてもただの畦で,何事も変わったことはない。?気のせいかと思ったが先日買ったばかりのマクロレンズを付けたGF1を携帯していたので,そっと取り出して動いた土塊の方にレンズを向けた。
悲しいかな最近は老眼のために小さいものが見にくい。小さな土塊が何か生き物のような気もするのでとりあえずシャッターを切った。レンズはかなりその土塊に近づいているが,土塊には何の変化もない。撮ったばかりの写真を液晶パネルに映して驚いた。カエルが映っている。マクロレンズでの撮影だから大きく映っているが実際の大きさは体長1センチあるかという大きさだろう。自宅に帰ってパソコンの画面で見ると,結構よく撮れている。色はまさに土塊だ。これでは,老眼の私でなくてもはっきりと見分けられないかもしれない。
レンズはマイクロフォーサーズ用の安価なマクロレンズ(LUMIX G MACRO 30mm/F2.8)だが,とてもいい写りだ。最近は20ミリのパンケーキレンズにとって代わって,付けっぱなしが多い。
うん,いい写真が撮れるかどうかはカメラと言うよりレンズで決まると言うがまさにそれだ。撮像素子がフルサイズと比べて,面積比四分の一のフォーサーズだが写りは遜色ない。

どうやらツチガエルと言うらしい。
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保釈中の殺人 [シルバーウィングでGO]

最近保釈の是非が問われる事態になっている。保釈中の男が逃走したり殺人を働いたりと,なぜなんだと呆れる事件が相次いでいる。
保釈中に有罪が確定しても何ヶ月も召喚に応じない男の逃走事件が長い間報道され続けた。犯人は検察や警察の目の前から逃走したと言うから警察や検察はアホじゃないかと厳しい非難を受けた。なお,事件と書いたが保釈中の逃走は罪にならないと言う信じられない事実が明らかになっている。法務省はすぐにでも保釈中の逃走罪を新設すべきだ。法務省が動かないなら政治家が議員立法に動かなければ何のための議員かと信用を失う。
捕まりそうになって警官を車で引きずりそのまま逃走し,今まで福岡市内の人混みに紛れている犯罪者もいた。どうやら自ら出頭して捕まったようだが,覚醒剤が体から抜けるのを待って出頭しただろうと言うことは容易に想像出来る。しかし,違うと言われれば証明する手立てに欠くのが現実だ。覚醒剤取締法の使用容疑は立件出来ない可能性がある。
驚いたのは,保釈中に殺人を働いた人間がいると言うことだ。司法の判断が殺人を招いたと言ったら言い過ぎだろうか。犯人の顔に誰の血かべっとりとついた写真が映し出されている。殺されたのが暴力団員だったとしても許されることではない。許されないのは殺人を犯した犯人だけではない。それが出来る状態を許した司法も責任を問われる。
一体,なぜ危険な人間を野放しにしたのだろう。確かに疑わしきは被告人の利益にという理念は分かる。しかし,被告が暴力団ではどんなことをしでかすか不安は残るはずだ。それを保釈するというのは裁判官の感覚が異常だと言われてもしょうがあるまい。殺人に及んだという重大な結果を,保釈を許可した裁判官はどう言い訳するのだろうか。その裁判官は説明責任はないと黙りを続けるだろうなあ。

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揮毫の力 [シルバーウィングでGO]

ハンセン病家族訴訟の一審判決がそのまま確定し,差別的扱いで長い間苦しんできた家族に対して国が謝罪し補償金を支払うことになった。
注目される裁判で,判決が出たとき若手の弁護士が走ってきて「全面勝訴」とか「不当判決」とか書かれた大きな紙をかざして,支援者や報道陣にアピールするシーンがよくある。その文字は殆どがワープロで書かれた文字を拡大したものだ。もしかすると,大型のプリンタで直接プリントアウトしたものかも知れない。しかし,先日のハンセン病家族訴訟の際は国が控訴しないことを明言して判決が確定したとき,誰かが揮毫した「勝訴確定」の文字が掲げられた。文字はそれほどうまいわけではないが,毛筆が持つ力強さが見る人に感銘を与えた。
実は,今までもなぜワープロにするのか疑問に思ってきた。筆と墨液と紙があれば短時間ですぐに書ける。頼まれたのか指示されたのが若手の弁護士だとしても書けないことはない。文字の巧拙など気にすることはない。むしろ,ワープロののっぺり感ではなく,意図がよく伝わる「あじ」のある文字になるだろう。こんどの「勝訴確定」の揮毫にも喜びがしっかりにじみ出ていた。

左端だけが揮毫文字、あとはワープロ
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我慢の限界 [シルバーウィングでGO]

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不可逆的と表現される慰安婦合意を覆され,1965年に解決したはずの徴用工問題も蒸し返され,とうとう安倍首相が切れた。反撃の手だてが韓国に対する輸出規制だ。政府は「禁輸したのではなく,今までの輸出手続きの優遇を見直し,手続きを元通りにするだけだ」と慰安婦問題,徴用工問題とは無関係だと冷静を装う。しかし,なんと言い繕っても「輸出規制」でありそれは慰安婦問題や徴用工問題で条約違反状態を変えようとしない韓国政府の態度に業を煮やしたからだ。
確かになあ,慰安婦問題については,安倍首相は普段下げない頭を下げて,「不可逆的」解決にやっとたどり着いた。それが,慰安婦像の設置から始まりついには保証財団解散になり,不可逆的解決が反故にされた。国家間の約束が破られるという事態は誰が想定できただろう。徴用工問題については私も1965年のいわゆる日韓請求権協定を読んだが,これを無視されたときは誰もが驚いた。だから安倍首相がかっかと頭に血が上る気持ちは分かる。しかし,江戸の敵を長崎での意趣返しでは,解決は益々遠ざかる。ちょっと短気だったかなぁ。
歳をとると辛抱が出来なくなって「やっちゃえ」と過激に走ることが多くなるそうだ。
今度の輸出規制がどんな結末を招くか見通しは立たないが,日韓両国にウィンウィンの結果はもたらさないだろう。
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重力8万分の1 [シルバーウィングでGO]

はやぶさ2が小惑星リュウグウに着陸したそうだ。着陸と言うからかなりのエネルギーを使うかと考えたが,リュウグウの大きさがどれぐらいかで必用なエネルギーが変わるわけだ。小惑星の質量で重力が変わるからだ。調べてみるとリュウグウの重力は,地球の8万分の1だそうだ。80tが1kgになっちゃう世界は,無重力に近いのではあるまいか。はやぶさ2の重さは600kgだそうだから,その8万分の1は7.5gと言うわけか。すると,着陸に使うエネルギーは極めて僅かで済むということだろうか。いやいや,ものを動かすときや止めるときは物質の慣性惰性を制御する必用があるのでもっとエネルギーは必要かもしれない。中学高校の理科や物理をもっとまともに勉強しておけばよかった。
ええと,小惑星の名前が「リュウグウ」だそうだから発見者は日本人だろう。宇宙の中の大きな望遠鏡でも点にしか見えないような星屑に,人間が深い海の底にあると想像した竜宮の名前を付けた科学者はずいぶんなロマンチストらしい。
前回のはやぶさの時は,宇宙で迷子になるなど地球までの道のりはドラマチックで日本人の心を揺さぶった。今回はどんな展開で,どんな驚きを見せてくれるかはやぶさ2の今後が楽しみだ。

あ,これはハヤブサじゃないオオタカだ
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カラータイヤ [シルバーウィングでGO]

普段使っている折りたたみ自転車オフタイムのタイヤがすり減ってあなが開きそうな状態になってしまった。走っていてタイヤの空気が漏れて走れなくなっては大変。それで,すぐにアマゾンで新しいタイヤを購入することにした。
探していると,カラーのタイヤがあった。よし,今回はカラーにしてみようとグリーンを選択。まさか色によって強度が変わると言うこともあるまい。グリーンのタイヤはすぐに届いた。
タイヤ交換の経験はたった一度だけだ。前回も20インチのタイヤだったが,ずいぶん前のことなので手順もあやふやだ。まあ,何とかなるだろうと早速タイヤを外し始めた。待てよ,はずす前の状態を記録しておいた方が組み立てるときに役に立ちそうだと写真に撮っておくことにした。Lumixにマクロレズをつけて車体を撮影。
さて,ナットやネジを回し始めたが,10年以上前の自転車だから若干回しにくい。油を差しながら何とか取り外す。時間はかかったがやっと後輪の取り外しに成功。空気を抜いてホイールからタイヤの取り外しにかかった。簡単にとれると思ったが,チューブがタイヤに張り付いているのでそれをはがしてタイヤだけ取り外した。
そこに新しいグリーンのタイヤをはめ込む。新品は若干堅めなので,チューブを傷つけないようにとはめ込みにちょっと手間取った。
いったん空気を入れてチューブを均等にして空気を入れ直す。
車輪を自転車に戻すのに時間はそれほどかからなかった。ブレーキの調整をしてできあがり。うん,なんとか元通りに走れそうだ。
目に鮮やかなカラータイヤは盗難防止にも役立ちそうだ。と言うのも,自転車はどこにでもあるような目立たない自転車が自転車盗のターゲットにされるようだ。娘や我が山の神の自転車が盗難にあったことがあるが近寄って見なければ持ち主が分からないような自転車だった。今,私や我が山の神が乗っている自転車は遠くから見てもわかりやすい形や色だ。それでもタイヤは全部黒だ。これからはグリーンのタイヤを見つけたら私の自転車と瞬時に分かるから,この自転車を狙う気にはならないだろう。
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映画・新聞記者 [シルバーウィングでGO]

映画・新聞記者をみた。かなり刺激的な映画だった。政治記者が政府が密かに軍事医学研究所建設を進めようという情報を得て,駆けずり回り,内部からの通報者を突き止めて政府と対決するという粗筋だ。
「映画・新聞記者」は何年か前からこの日本で起こってきたことを下敷きにしている。森友学園問題や加計学園問題だ。内部通報者が自殺するという展開も,森友学園問題で財務相近畿財務局で文書改ざんの責任をとらされて職員が自殺した経緯と酷似している。
それにしても,政権を守るために政府内局に作られた組織のおぞましさは現実とは思えないほどだ。高齢者を狙う詐欺集団が電話をかけ続ける部屋を思い起こさせる。映っている人物は,各省庁から出向してきているエリートたちだ。パソコンに向かって猛烈な早さでSNSに書き込んでいる姿は不気味ですらある。彼らの目的は上司に命じられた攻撃対象の人物の人格をおとしめること,信用をなくさせることだ。そのためには,相手が誰であろうと容赦はしないし手段も選ばない。そう言えば文科省の前川元事務次官も政権に反旗を翻すと徹底的に叩かれたっけなぁ。SNSどころか菅官房長官の人格否定発言に驚かされた。その前川喜平氏が映画に登場しているから,より現実感が増す。
韓国人主演女優演じる政治記者吉岡は父も新聞記者で,その昔誤報記事にかかわって自殺している。同じような展開の事件に彼女がどう立ち向かうか,最後まで先を見通せない展開だ。
もう一人の主人公は外務省から政府内局に出向してきている,通報者の元部下の松坂桃李演じる杉原だ。自分の名前を出してでも,政府が進めようとする暴挙を阻止しようと決意するが,妻が異常出産の危機を乗り越え父親として自宅に帰ったときに,役人として生きる道に戻るところで映画は終わっている。
なお,杉原の上司の「この国の民主主義は形だけでいい」という台詞にこの映画が凝縮されている。

だれがどんな責任をとるんだろう
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神様仏様石川様 [シルバーウィングでGO]

松伏町にはちょっと縁がある。その松伏町出身の石川遼選手が久方ぶりに優勝した。それも,大きな大会での優勝だ。
アメリカで結果を出せずに日本に帰らざるを得なくなったときはもしかすると顔もうつむき加減だったかもしれない。日本国内の活躍が目覚ましかったが,ファンの期待に応えられなかったからだ。日本国内の試合でもなかなかうまくゆかず,期待を裏切られたファンから厳しい声も投げつけられた。反動が厳しいのも期待が大きかったからだと思う。
石川選手が米国で苦しんでいる間に,日本国内で若い選手も育ってきた。星野陸也選手などのドライバーはアメリカでも驚くだろう。石川選手はそんな厳しい雰囲気の中にもかかわらず選手会長を引き受けた。その心中や複雑だったに違いない。
しかし,石川選手はゴルファーの持病と言っていい腰痛に悩まされながら体を鍛え直し,見事に今回の結果につなげた。おそらく日本中が湧いたはずだ。
石川選手の渡米後,日本国内のゴルフは女子の人気が男子を上回ってきたが,石川選手の活躍で男子の試合がまた増加するだろう。男子ゴルフツァー関係者は,神様仏様石川様と唱えているだろう。

一瞬たりとも止まらないフライをマクロで撮る時は,じっと待つしか無い。
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気張れ薩摩隼人・薩摩おごじょ・肥後もっこす・肥後のおなご [シルバーウィングでGO]

子供の頃,岩手の海辺では夏になっても内陸よりも涼しいことが多く,冬もそれほどの厳しい寒さに襲われることは少なかった。海のそばなので高すぎず低すぎず,温度変化が抑えられていたからだとおもう。山背で冷たい夏はストーブを焚いたり,コタツを出したりする事はあったが,30度を超えるような日はほとんどなかった。30度を超えたりすると,みんなげんなりして,熱射病を心配するほどだった。それが今では,岩手の故郷でも毎年のように30度以上を記録するようになっている。
ここ関東地方の暑さは,30度どころではない。35度を超える日も少なくない。いわゆる猛暑日だ。列島全体の気温上昇が続いている。関東以南の気候は温帯から熱帯に変わったと言っていいかもしれない。
その気候変動が降水量にも現れている。豪雨による水害が毎年のように起こっている。ここ数年の九州,四国,中国地方の記録的降水は大きな水害をもたらしている。そのたびに,アナウンサーから記録的と言う言葉が飛び出す。記録的という言葉は特別な時だけだと思ってきたが,こう度々の記録的では,記録的という言葉が耳慣れして普通になってしまう心配すらある。
さて,今年の大雨は九州だ。一昨昨年の地震からの復興も未だという町もあるだろうに,気の毒というしかない。選挙の真っ最中だが,復旧・復興の仕事は中だるみの無いように願いたいものだ。
そして気張れ薩摩隼人・薩摩おごじょ・肥後もっこす・肥後のおなご。

キュウリの収穫には気をつけよう
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日本人は劣化しているのか [シルバーウィングでGO]

警察官が警邏業務をしている前で,男の子が突然踊り出す動画が広がっているそうだ。中には警察官が気がつかないように顔面にパンチを繰り出すような動作をする男の子もいる。警察官が振り返ると手をぱっと引いてなんでもない振りをしてごまかす。男の子と書いたが,32歳の男との情報もあるようだ。32にもなってあんな子供っぽいをするとは,普通では考えられない。
多分あの男たちは,肝試しのでもやっているつもりだろう。仲間にいいかっこを見せようと,警察官の前でも平気だぞと,空元気を出して仲間に躍りの動画を撮ってもらい,それをアップロードするんだろう。
こういう動画を見ると,もしかすると遺伝子レベルで劣化が始まっているのではないかと,日本人の未来が心配だ。そう思わなければ説明がつかない。こういう男はたぶん学校でも教師に対して反抗的な態度を取ってきたんだろう。ちょっとでも手を出したりすると,鬼の首でも取ったかのように「暴力教師」叫び立てる。学校教育法11条の規定で,学校の先生は手も足も出せないことを知っている。14歳未満の子供は刑法犯罪に問えないことも知っている子がいて,教師に暴力を働く例も後を絶たなかった。
見ているこっちが恥ずかしくなるくらいだから,親兄弟が見たら赤面するだろう。中には子供を殺して自分も死ぬなんて言う親も出てきたりして。まさかとは思うが,最近子供を殺した例が複数あったからなあ。

新しいマクロレンズはなかなか難しい 大きさ2ミリはない蟻
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小型マクロレンズ [シルバーウィングでGO]

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チャイムが鳴って宅配が来たらしい。届くのはLUMIX GF1用のマクロレンズだ。
公民館講座で野外観察に出かけるとき,カメラはEOS5D2に100mmのマクロレンズを付けけて出かけることが多い。問題は重さだ。リュックに入れて担いだ途端,肩にずしりとかなりの重さがかかる。長い時間になると肩もこる。そこで最近はちょっと型は古いがLUMIX GF1に20mmのパンケーキレンズを付けて持ち出すことが増えた。おかげで体力的にかなり楽になる。ただ,GF1にパンケーキレンズでは,虫などを撮ろうとしても大きく撮影することができない。そこで,マイクロフォーサーズマウントのマクロレンズを購入することにした。出来れば等倍撮影できるレンズがいい。探してみるとあるもんだ。価格も思ったより安い。30mmのマクロレンズ,重さが200gを切る軽さだ。それでいて,開放f値が2.8の明るさだし,手ぶれ補正機能も搭載している。試しに二つのカメラとレンズの重さを計ってみると,EOS5D2にマクロレンズで約1.6Kg,GF1に30mmマクロレンズで540g約三分の一!これなら女性にだって負担は少ないだろう。試しに撮ってみると,写りも悪くない。もちろんフルサイズにはそれなりの良さがあるが,等倍撮影出来るしこの歳になっては重さの方を選択する。この重さなら,出掛けるときはいつでも持ち出せそうだ。軽いと言うことは良いことだ。
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裁判員裁判制度の曲がり角 [シルバーウィングでGO]

神戸で猥褻目的で幼児を誘拐,発覚を恐れて殺害。遺体をバラバラにして捨てた男が,一審の裁判員裁判で死刑になった。ところが,裁判官だけの二審で無期懲役になり,最高裁でそのまま確定した。
死刑判決には永山裁判の判決が大きく影響している。最高裁の永山基準には犯人を死刑にせざるを得ない場合の条件が含まれる。この判決以降,殺害数が一人の場合は,全てではないが死刑判決は避けられてきた。
人の命の重さは足し算やかけ算で決まるものではないと思っている私は,最高裁の考えが完全には納得できない。死刑を避けた理由のもう一つはやはり永山基準の筆頭項目計画性だ。初めから殺そうと思っていた犯行かどうかが,死刑と無期との分かれ目だと言う判断だ。もちろん,計画的な殺人が罪が重い。しかし,殺された本人の苦しさや恐ろしさ,苦痛,親の心痛や悲しさ苦しさはどちらでも変わらない。社会に与えた衝撃も違わない。大体にして,殺人犯は殺すつもりはなかったと言い訳するのが常だ。
下級審(地方裁判所・高等裁判所)は最高裁を意識して判決を下す傾向はあるだろうが,憲法には裁判官の独立性が保証されている。裁判員も自分たちで考えて良いはずだ。永山基準にとらわれずに判断して何ら問題無い。
この最高裁の判決後,裁判員は今までの知識や判決を基にした裁判常識の枠内で考えるようになるだろう。本来の裁判員裁判の目的が形骸化される曲がり角のような気がするなあ。

女王蟻と交尾出来るのはたった1匹
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デジタル通貨・デジタル経済 [シルバーウィングでGO]

デジタル通貨とかデジタル経済という言葉が社会に通用し始めている。
デジタル通貨というのは,ビットコインに代表されるような仮想通貨の呼び方を言い換えた言葉のようだ。他にクレジットカードやパスモなどのカード類もデジタル通貨に含まれるのかもしれないなあ。うん?ちょっと違うかぁ?
仮想という言葉には,ないものをあるように見せるというイメージがつきまとうが,ないものではなく,あり方が手で触ったり持ったり出来る通貨ではなくインターネットやAMTなどで利用できる電子手続き・媒体ということらしい。
いずれにしても根底には国家の発行する通貨との往復の等価交換が保証されていなければならない。
もう一つのデジタル経済という言葉はデジタル通貨とは意味合いがちょっと違うようだ。インターネットなどの電子取引空間で行われる経済活動のことらしい。現在は株式の売買は殆どがコンピュータを使ってネット上で行われるそうだ。しかもAIによる高速売買は自動化され,数分の一秒の高速で取引をしているのだそうだ。これなどはまさにデジタル経済の最たる形だろう。更に,前述のクレジットカードによる決済は現在では最大のデジタル経済の形態と言ってよさそうだ。
さて,企業はスマートフォンを使った決済を流通させて顧客の囲い込みに躍起になっているようだが,踊らされて無用の出費を重ね,気がついたら債務の雪だるまなんてことにならないように気をつけたい。
銀貨は黒くなっちゃうからなあ
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商業捕鯨 [シルバーウィングでGO]

IWCを脱退した7月1日から商業捕鯨を始めた。捕る海を日本の領海と排他的経済水域内,要するに沿岸から200海里までの近海にするそうだ。捕獲頭数が増えるかと言えば今までの調査捕鯨よりも少なくなるそうだが,捕る鯨が大きくなるので,肉の量は今までとあまり変わらないとか。
? とすると何のために脱退したのだろう。商業捕鯨再開という錦の御旗が欲しかったのかな?それ以外にはちょっと考えられない。まあ,捕鯨会社としてはそのうちに政府に働きかけ捕獲頭数を増やして,営業利益を上げていくんだろうなあ。そうでなければ採算が合わないだろうが,今は国際社会の日本批判を鎮めるためにも,捕獲頭数を絞る必用があるわけだ。
さて,世界の捕鯨反対の理由は,「鯨が知的でかわいい動物だから」という,情緒的な意見だと言われるようだ。壱岐のイルカ漁が,残酷だと海外で嫌われた話しと同じだ。
捕鯨の方法も衝撃的だ。でかい銛を大砲で発射してしとめる。大量の出血もする。海の生き物を食べない民族にとっては日本の捕鯨は残酷に映るのかもしれない。一方,日本人は鯨を食べるのと牛を食べるのに本質的な違いはないと主張し捕獲の正当性を主張する。まあ,食肉の目的で人間が飼育した牛と,野生の鯨を同列には論じられないだろうが,いずれも生きている動物であることには違いはない。野生動物はダメというと,狩猟が否定されることになる。スポーツハンティングは言うに及ばずだ。いずれが正しいのか考えても結論は出ない。
さて,先日のブログで犬食について書いた。犬を食べると聞くと多分多くの人が嫌悪感を感じる。日本でも最近は犬を食べる習慣が廃れたからだ。つまり,習慣の問題だ。現在,若い人は鯨の肉を食べたことがない人がたくさんいるはずだ。そういう人が多数派になれば,捕鯨に積極的でない人も増えるだろう。私はというと,懐かしいというか昔食べた記憶はあるが,どうしても食べたいとまでは思わないから,無理に操業して外国との摩擦を増やさなくてもいいかなと,柔弱な考えだ。
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闇営業 [シルバーウィングでGO]

芸人の闇営業が問題となりテレビ,新聞,週刊誌で大きな記事になっているが,分からないことが多い。
まず,闇営業の「闇」がどういう意味として使われているかはっきりさせたい。闇は「闇市,闇米,闇カルテル,闇ルート,闇金融」などと使われる。これで分かるように「非正規」とか「脱法」という意味で使われているようだ。
芸人のアルバイト営業だから「脱法」ではなく「非正規」だろう。つまり,雇い主からもたらされた仕事ではないということだ。世の中には「闇」という言葉から「闇社会」=暴力団とのイメージが膨らんでいるような気がするが,「非正規」という妥当な意味を確認しておきたい。
しかし,問題は複雑だ。非正規の営業先が暴力団とつながっていたことが,大きな批判の的になっているようだ。但し,芸人さんはホテルなどで行われる催しに呼ばれれば,自分の芸で収入が得られるから選り好みはせずに喜んで出かけるだろう。営業先に暴力団関係の人間がいることを前もって知る手だては多分ない。
「だから非正規の営業はするな」と言うなら,しなくても生活できる収入を会社は保証するべきだ。
それにしても,今の世の中,芸人だけが常識を遙かに下回る収入で働かされることが論議されないことが異常だ。夢を買い夢を売る職業だから,普通の労働者と同一には論じられないという意見もあるだろうが,それも程度による。そう言えるのは運良く売れっ子になれた芸人が中心だろう。
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禁煙 [シルバーウィングでGO]

卓球仲間にもタバコを吸う人がいて,世の中の風潮を感じるのか少し肩身が狭そうだ。実は私もスモーカーだった。私が最終的にに禁煙に踏み切ったのは平成11年の5月だからもう20年前だ。上司からタバコをやめろと度々注意されると,却ってストレスがたまるからタバコで心の安定を図る。その上司が異動で禁煙を言う人がいなくなったのでストレスがなくなり,すぱっと止められたというわけだ。
卓球仲間には止めたらとは言わない。「社会の厳しい嫌煙の風潮にも負けずに吸い続けているんだからよっぽど意志が強いんだねえ,俺なんか意志が弱くてすぐ止めた」とおだてている。話を聞いた我が山の神は「嫌みだよね」と言ったが,当のご本人は笑って聞いていた。
さて,改正健康増進法がこの7月1日から施行され,病院や学校,行政機関などが敷地内禁煙になるそうだ。ところが,省庁で敷地内禁煙にしたのは文科省と国交省の二つだけだそうだ。ほかは敷地内に屋外喫煙所を設けるんだそうだ。都道府県も同じような傾向らしい。ふうん,へえぇ,やっぱり抜け穴があるんだ。自分たちが吸い続けたいもんだから,特定という特例を設けたんだろうなあ。偉いお役人にも意志の強い人がいるわけだ。世の中,多分特例だらけになるだろう。お役人も特例を咎める気にはならないだろうなあ。
当然野田市役所も,屋内は禁煙だが,屋外の特定屋外喫煙場所では喫煙可能だ。何と平和な世の中。

近くの体育館の一角
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