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藍染 [シルバーウィングでGO]

羽生水郷公園を後にして向かったのは平八という蕎麦が売りの料亭。既に全部配膳してあったので座ってすぐに箸をつける。多分二八蕎麦だ。もちろん私の打った蕎麦とは比べものにならない。
食事の後は羽生市民プラザでの藍染体験だ。なにを染めるのかと思ったらハンカチだった。真っ白な布を輪ゴムで縛って絞り染めにするようだ。
染色の作業部屋に入るとなんと言ったらいいのか独特なにおいが鼻を突く。藍の染料が発酵しているからだそうだ。発酵することによって深い碧い色が出るのだそうだ。
さて,示されたパターンに従って布を輪ゴムで縛りいくつも並んでいる黒々とした瓶の周りに並ぶ。そこにしゃがんで布に染料をもみ込むように指先を動かし続ける。それがなかなか大変だ。1分も続けていると腰が痛くなる。それを3分間もやるのだという。私の隣の女性は3分間続けると立ち上がれなくなってしまった。手を貸して立たせようとしても重くてどうにも立ち上がれず,可哀想にとうとう尻餅をついてしまった。やっと立ち上がったが3分セットを後2回もやるというので椅子に座って,別にバケツでくんでもらった染料を使わせてもらうことにした。
しかし,あと2回の3分間の長かったこと。私も足だけでは立ち上がれず手を突いて慎重に立ち上がらなければならなかった。
ゴムを外して,余分な染料を洗い流せば藍染の出来上がりだ。一人一人の絞り染めは同じになってもおかしくないが,それぞれ個性がでていておもしろい。色に個性があるハンカチ,染め模様に個性がでているハンカチと多種多様だ。私の絞り染めも自慢できるほどではないにしても持ち歩こうという気にさせる出来映えだった。なお,洗濯すると色落ちは避けられないのでほかのものと一緒に洗わないようにということだった。うん,大丈夫,私のハンカチは今でも一度ポケットに入れたら,一週間は持つ。もっと持たせてもいい。
最後の質問コーナーで,足腰に負担がかかりすぎない瓶の設置方法について要望を話しておいた。まあ,変わることはないと思うが。
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