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言うべき相手が違うよ,張本さん [シルバーウィングでGO]

TBSのサンデーモーニングで野球評論家の張本勲さんが,佐々木郎希選手が登板しなかったことについて,「壊れるとかケガを怖がったら,スポーツ辞めた方がいい」と言ったそうだ。投げさせるか投げさせないかの決定権は佐々木郎希選手ではなく国保監督にある。本人が投げたくても投げられなかった事情を考慮せず,まるで佐々木郎希が登板を回避したかのような評価は,事情をわきまえない評論というしかない。言うべき相手が違うよと誰かが忠告してあげなければなるまい。
歳をとると,自分の考え以外は認めたがらない人が多くなるようだ。考え方に柔軟性が失われ,経験主義のいわゆる石頭になる。
国保監督が投げさせたからと言って,佐々木投手の肩や肘が壊れたかどうかは分からない。国保監督は,万一投球を命じて異常が発生することを恐れたのだろう。少なくとも投げないという選択で,当面佐々木投手の肩や肘は守られた。
今後,経過によっては,「ほれ見たことか」とか「やっぱり」などと口さがない評論家の声が聞こえそうだが,先々のことを予見出来る人がいるはずもない。
なお,先輩投手は何百球も投げたと比較する向きがあるようだが,昔はこうだったと過去を美化するものの言い方はそろそろやめにした方が良い。美談の影に消えていった名選手は沢山いたはずだ。

毛むくじゃらの花
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