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ソプラニスタ [シルバーウィングでGO]

昨日の日曜日,野田市興風会館で行われたヒバリ四重奏団とソプラニスタ木村優一のコンサートを聴いてきた。ヒバリ四重奏団は何度か聴いてきたがソプラニスタの歌を聴くのは初めてだ。カウンターテナーの演奏会は聴いたことがあるので,声質や音域も記憶にある。しかしソプラニスタがカウンターテナーとどう違うのかよく分からなかった。
演奏会はヒバリ四重奏団の演奏で始まった。その後に登場したのが細身のソプラニスタ木村優一。かなりのイケメンだ。たぶん30歳台と思われる。
いきなりの高音域と姿とのギャップに面食らう。声質を聴いているといわゆる裏声ではない地声と思われる。しかも高音域でも雑音を感じさせない透明感の高い声質。アルトかと思ったがそれよりも高そうだ。とすると,ソプラノになる。信じられない。声量も十分。また,非常に高い音域になっても,音量を絞った歌い方が出来る。のどのコントロールに無理がない。
我が山の神も「目を閉じて聴くとソプラノが歌っているとしか思えない」という。
高音域のコロラトゥーラも難なく歌いこなし,歌唱能力も高度だった。
それにしてもあれほどの高音域をどうやって身につけたのだろう。たぶん生まれつきの恵まれた声帯を訓練に訓練を重ねて磨き上げたのだろう。
男だから珍しいと言うだけでなく,聞き応えがある歌手として評価されるべきだと思う。
なお,ヒバリ四重奏団の演奏にはもいつも通り拍手喝采だった。ただし,第二バイオリン演奏者の靴だけが他の人と違い普段履きの靴だったように見えた。足でも怪我をしているのかと思ったがそうでもなさそうだ。舞台用の靴を忘れたのかな・・・・。
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