感染症と憲法改正

新型コロナウィルス感染症の広がりが思わぬところに行き着いている。
維新の議員が緊急対策のため国民の権利を押さえる条項が必要だと，憲法改正についてコメントしたことが羽鳥モーニングショーで紹介された。この話だけではなるほど憲法を改正しなければならないと思ってしまうかもしれないが，出演している岡田晴恵という白鴎大学の教授が即座に否定した。「憲法とは関わりなく強制的に措置できます。法律で新型コロナウィルス感染症を指定感染症・検疫感染症にしたしたので，2月7日から出来ます」と明言した。
維新の議員はこれ幸いと新型コロナウィルス感染症の恐怖を煽り立てて憲法を改正しようと言う目論見だったようだが，学者に一刀両断されてしまったわけだ。維新の議員の話は，無知につけ込み恐怖を煽り立てて金をだまし取る詐欺の手口とよく似ている。気をつけよう，詐欺と維新の口車。と思っていたら自民党から同じような口車が来たぞ。こっちの口車はでかいかも。桑原桑原。