SSブログ

スーパー [シルバーウィングでGO]

superは日本語にすると「超」だ。アメリカ生まれのスーパーマンには不可能の文字はない。子供の頃はその映画に歓声を上げたものだ。
さて,現在の日本にも「超」のつく人がいた。
一人は100歳で1500メートルを泳ぎきった女性だ。テレビでその様子が放映されたが,どう言ったらいいか形容が難しい。何しろ万が一のことを考えて,プールサイドにはお医者さんが待機している。完泳の瞬間には涙を流して見入る人もいたくらいだ。みんなドキドキ,わくわく,はらはら,そんな気持ちだっただろう。彼女の前ではギネスだとか世界新記録だとかいう話もかすみそうだ。
二人目は水泳の日本選手権出場者だ。4月9日,女子100メートル背泳ぎ決勝に進んだのは36歳の稲田法子選手。え?!と一瞬耳を疑う。16,26?しかし聞き違いでは無かった。しかも,二位に入るという快挙。後で知ったが稲田選手は前々日の50メートル背泳ぎでは優勝していたというから驚異的だ。
一般に,女子選手は男子選手より早くピークを迎える。中学生の頃から力が急速に伸び,最盛期は高校から大学生にかけてが多いだろう。それなのに,36歳で日本選手権覇者だ。彼女も超の字がつく一人と言っていいだろう。
三人目のスーパーマンは寝たきりだ。スノーボードでけがをして首から下が動かなくなった平明弘さんという男性だ。彼が描く絵は,Tシャツになったり,スポーツタオルのデザインに使われているそうだ。首から上しか動かせない不自由さを乗り越えて描いた彼の絵には力強い独特の感性が現れている。彼の絵を採用した企業は,彼が障碍者だから使ったわけではないと言っている。それだけの価値がある絵だから採用したということだ。
死にたくても死ねない身の不自由さを呪ったこともあったかもしれない彼は,今はスーパーマンの一人になっているような気がする。

今年もラズベリーの実がつきそうだ。ラズベリージャムは美味いからなあ。
SDIM3592.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

エコキャップ尊重するのは ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。