専門家会議廃止

新型コロナウィルス対策で大きな役割を果たしてきた「専門家会議」が廃止されることになったそうだ。これがよく分からない。大体にして，「専門家会議廃止」が発表されるまで会議の主要メンバーも知らなかったというから面妖だ。「いつ」「誰が」「どんな権限」のもとに廃止したのだろうか。代わりに特別措置法に基づいて，分科会の設置も決められたそうだ。西村経済再生相は分科会新設は感染症の専門家だけでは判断できない問題についても議論するためだと説明している。その「廃止」への反発が広がっているのを気にして「廃止」という言葉が強すぎたと言い訳している。それならなんと言い換える？「廃絶？」もっとひどい「中止」こんな用語は使えない。結局用語は「廃止」しかない。
問題は用語の選び方にあるのではなく，その会議の責任はだれにあるのかが明確でなかったことだ。理屈上対策本部の責任者は安倍総理大臣だったはずだが，専門家会議におんぶにだっこ状態だった政府安倍総理大臣が本当に責任をとれる運営ができるかどうかが問われる

誰が捨てたか赤耳

コメント 1

　政治家がよく使う用語に
　　”発展的に解消して・・・”
があって、これだと言い逃れが出来る。
　西村経済再生相は　”政界の常識知らず”　と言えそうです。　
by LargeKzOh (2020-07-01 11:14)