岩手から海の幸と野蛮人 [シルバーウィングでGO]
晦日、岩手のお袋からクール宅急便が届いた。
二週間ほど前にはいくらの入った雌鮭だった。電話でお礼を言うと、また送るという。雄雌どっちがいいかというので今度は雄鮭がいいと言っておいた。
中にはやっぱり新巻鮭が入っていた。一緒に入っていたのはなまことホヤ、それに生ウニとホタテ貝である。なまことホヤ、どちらも酒の肴に最高だ。ホタテ貝は刺身にしてよし焼いてよしと、これも堪えられない。ウニは、ご飯のおかずとして最高である。
我がお袋は「なまこだのホヤだの食うなんて、野蛮人だねえ」と言う。そうすると、死んだ父も私も兄も野蛮人である。実は、我が山の神も最近は少し野蛮人になりつつある。
なお、下の娘の連れ合いは京都の生まれだが、私同様、大変な野蛮人らしい。大晦日にきて一緒に年越しをしていただくことになっているが、なまことホヤをことのほか楽しみにしているらしい。
大晦日の今日は、兄からも海の幸が届いた。
魚とほや、それにアワビも入っていた。お、大晦日にアワビの刺身が食えるとは。最高の年越しになりそうである。
兄のところにお礼の電話をすると、兄の嫁さんが電話に出た。久しぶりに聞く声は、穏やかで元気そうだった。
「しょっこうは刺身にできます。なめたガレイは煮付けに、あぶらめはお吸い物にしてください」
あぶらめは刺身にしてもよし、お吸い物にしてよし、最高の食材のひとつである。
すでに正月用のごまもクルミもすり終わった、我が山の神は特性の煮染めもできあがっている。あとは、私が「できあがる」のを待つだけである。
今日は久しぶりにシルバーウィングにまたがって風を切った。先日我が山の神にかってもらったダウン入りのコートのおかげで、寒風は全く問題にならなかった。はっきり言うと、革ジャンよりも暖かい。肩もこらずにすむこのコートのおかげで、シルバーウィングの出番が増えそうである。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/bunkoh/
こんばんは。婿です。
4日間、お世話になりました。おかげさまで楽しい正月を過ごすことができました。
さて、お土産に頂いたナマコですが、1本はさっそく生で頂きました。もう1本は、明日食べるか…とも思ったのですが、鮮度が心配なのと、1人で頂くには余る大きさだったので、干しナマコ作りに挑戦してみることにしました。頭を落としてこのわたを抜き、20分ほどゆでて干し上げる…という単純なものですが、はてさて上手くいくことか…。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tamukai/hosinamako1.htm
上手くいけば、今月半ばごろには干しあがっているはずです。
by Ryo.I (2008-01-03 22:52)
Ryo.I 様、干しなまことはすごいですね。中国では、日本産の干しなまこが高級食材として高価に取引されているとか。昔、行きつけの中華料理店で食べました。
どんな味に仕上がるのか楽しみでしょう。うまくいったら教えてください。
by marukobunko (2008-01-05 08:13)