証拠能力

日本の自衛隊機が韓国の駆逐艦にレーダー照射されたとされる事件で，日本がレーダー音を公開した。軍事秘密事項になるとか言ってたと思うが，素人にはなぜ秘密になるのか分からない。
さて，韓国は音はレーダー照射の音だが，それが事件現場で駆逐艦が照射したときの音であると証明はできないと主張しているそうだ。
場所は分からないが，時間は特定できるはずだ。昔のようにアナログ録音なら時間は分からないが，今時そんな録音方式は使っているはずはない。ビットレートの高い高品質な音として録音しているだろう。格納された音データには，必ず時間データが含まれているはずだ。私の安価なICｰRECORDERでも何時何分何秒から何時何分何秒までと秒単位の録音時間が記録されている。
画像データ，映像データには撮影時間が必ず記録されるし，最近はGPS機能を搭載しているカメラは，画像データにそのデータを記録できる。国家を守る組織の録音機器，録画機器には時間や位置のデータも記録できるようにするべきだろうな。位置データの記録はほとんど価格に跳ね返らないはずだ。そうすることで証拠能力は一層高められるだろう。
実際には韓国の方が困っているだろうが，知らぬ存ぜぬで通すだろう。同盟国のアメリカがが中に入って，「まあまあまあ」と無理矢理握手させるしか方法はないかもしれないなあ。日本も余りむきにならない方がいいと思う。

画像のexifデータ　45アイテムの一部　最後の方にGPS情報が記録される。
ファイル名 IMG_0364.CR2
ファイルサイズ 28.6MB
カメラ機種名 Canon EOS 5D Mark II
ファームウェア Firmware Version 1.2.4
撮影日時 2018/12/03 13:50:34
　　　　　中略
GPS情報
衛星捕捉状態
日時(UTC)
緯度
経度
標高