SSブログ

令和の次の次 [シルバーウィングでGO]

安倍首相が萩生田幹事長代行にアドバルーンを揚げさせたあとアメリカと中国の貿易戦争が激化してきた。株式市場はニューヨークでも日本でも下がっている。
アメリカは25%の関税を徴収するから,品物は当然高くなる。安い国内産があればそっちを買えばいいのだが,国産がない場合とか25%の関税を含めても外国産の製品でなければならないときは,やむなく高くなった外国産を買うことになる。
たとえばパソコン。ソフトはアメリカのWindowsを使うがハードは殆どアメリカでは作っていない。中国のレノボなどが作っている。スマホも中国製が多い。iPhoneだってmade in China だ。
中国はアメリカの関税攻撃でかなりの被害を被るだろうが,アメリカのデメリットも無視はできない。中国の反撃もじわじわとアメリカ経済を圧迫していくはずだ。WinWinではなく,互いに消耗戦の様相だ。その消耗戦には日本も巻き込まれていく。当然景気にかげりがさす。すると,安倍首相は前回の時と同様,消費増税延期の理由にし,国民の判断を仰ぐと言って衆議院議員の解散に持ち込もうとする可能性がある。税金を上げると公約して選挙に勝ったためしはないことを安部首相は知っているから,上げないことを看板にした選挙戦に持ち込もうと言うわけだ。公明党が反対しても,「時は今」と長期政権維持の道具立てにすることに躊躇はない。令和の消費増税は風前の灯火だ。
うん,年金生活者に増税はきつい。増税を延期してくれるのは助かるが,借金は令和以降の主人公にのしかかる。彼らが僅かの年金を手にできるのは,我々より10年遅くなるだろう。令和の次の次のあたり。いったいどんな国になっているだろう。

虫が風に揺られたかと思ったら,枝の切れっ端だった 風前の切れっ端
IMG_0574.JPG
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

錆びた太陽朱印 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。