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保釈中の殺人 [シルバーウィングでGO]

最近保釈の是非が問われる事態になっている。保釈中の男が逃走したり殺人を働いたりと,なぜなんだと呆れる事件が相次いでいる。
保釈中に有罪が確定しても何ヶ月も召喚に応じない男の逃走事件が長い間報道され続けた。犯人は検察や警察の目の前から逃走したと言うから警察や検察はアホじゃないかと厳しい非難を受けた。なお,事件と書いたが保釈中の逃走は罪にならないと言う信じられない事実が明らかになっている。法務省はすぐにでも保釈中の逃走罪を新設すべきだ。法務省が動かないなら政治家が議員立法に動かなければ何のための議員かと信用を失う。
捕まりそうになって警官を車で引きずりそのまま逃走し,今まで福岡市内の人混みに紛れている犯罪者もいた。どうやら自ら出頭して捕まったようだが,覚醒剤が体から抜けるのを待って出頭しただろうと言うことは容易に想像出来る。しかし,違うと言われれば証明する手立てに欠くのが現実だ。覚醒剤取締法の使用容疑は立件出来ない可能性がある。
驚いたのは,保釈中に殺人を働いた人間がいると言うことだ。司法の判断が殺人を招いたと言ったら言い過ぎだろうか。犯人の顔に誰の血かべっとりとついた写真が映し出されている。殺されたのが暴力団員だったとしても許されることではない。許されないのは殺人を犯した犯人だけではない。それが出来る状態を許した司法も責任を問われる。
一体,なぜ危険な人間を野放しにしたのだろう。確かに疑わしきは被告人の利益にという理念は分かる。しかし,被告が暴力団ではどんなことをしでかすか不安は残るはずだ。それを保釈するというのは裁判官の感覚が異常だと言われてもしょうがあるまい。殺人に及んだという重大な結果を,保釈を許可した裁判官はどう言い訳するのだろうか。その裁判官は説明責任はないと黙りを続けるだろうなあ。

irairairaira
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LargeKzOh

これは正しく 司法の犯罪 です。
by LargeKzOh (2019-07-15 14:31) 

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