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1677万色と10億色 [シルバーウィングでGO]

テレビで4K放送を受信できるテレビが暗いという苦情を受けているそうだ。
?どういうことだろう。そういう状態を改善しようと輝度を最大にしても今我々が見ている2Kテレビと同じ明るさにはならないそうだ。それなら,はなっから明るくして売れば良さそうなものだが,そうはいかなかったわけだ。明るくすると,一部が白飛びするそうなのでそれを避けたのだろうか。それにしても,暗すぎて見にくいとは技術立国日本のテレビとも思えない。技術者としてそんなテレビを世に出すことにゴーサインが出せたのだろうか。
さて,写真画像のJPGは8ビットで色を表現している。赤緑青の光の三原色RGBそれぞれ256段階だから,256×256×256で1677.7万色をフルカラーと言っている。ところが4K放送は10ビットだそうだ。1024^3だと10億色を超える計算だ。当然フルカラーよりダイナミックレンジは広いだろう。
白トビも黒つぶれもない映像(写真)が階調を全部表示しようとすると,今までよりも暗めの画面になるという。今まで,白トビ,黒つぶれの画面に慣れた我々の目が異常と感じたのかもしれない。
ただし,なぜ10ビットにしたのだろう。データ処理が重くなって,機器の価格が高くなりそうなものだがなあ。人間の目で,1677万色と10億色の見分けがつくとも思えない。
なお,カメラのRAWデータは最近は14ビットが多い。それを現像ソフトで8ビットに落としているがそれでも,白飛び黒つぶれはなくならない。なくなりはしないが8ビットで困ったということも無い。

キヤノンの現像ソフトDPP ちょっと重くって
dpp画面.JPG
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