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カショギの噂も約500日 [シルバーウィングでGO]

サウジアラビアは王制だが,実質的に支配のトップにいるのはムハンマド皇太子だそうだ。先日安倍首相の中東歴訪では安倍首相と会談しているムハンマド皇太子の写真が新聞に載っていた。
ムハンマド皇太子の名前は,2年前のカショギ記者殺害事件の時に出てきたのでよく覚えている。騙されてサウジアラビアの総領事館に向かわされた。総領事館には,サウジアラビア本国から送り込まれた15人の暗殺者が呼び寄せられていたそうだ。連れ込まれたカショギ氏は総領事館の中で殺害された。領事館の中の殺害だから,トルコの人は自由に入れない。殺したのはサウジアラビア本国から送り込まれた15人の暗殺者であり,殺害を指示したのはサウジアラビアのムハンマド皇太子だと強く推察されている。カショギ氏がムハンマド皇太子等を批判する記事を書いていたからだ。
疑いをかけられたムハンマド皇太子は自分の知らないところで起きた事件だが,責任は自分にあると言ったそうだ。裁判では当然ながら無罪だったはずだ。
まあなあ,裁判官がムハンマド皇太子に有罪と言うわけはない。そんな判決を出したりしたら,自分の命さえ危ないと思うだろう。究極の忖度が必要だったのかもしれない。
さて,安倍首相はムハンマド皇太子と会談して,なんの恐ろしさも感じなかったのだろうか。何しろ相手は「カショギを殺せ」と言ったかもしれない相手だ。
まあ,ムハンマド皇太子は「かもしれない」だが,トランプは「かもしれない」ではなく「ソレイマニを殺せ」だったから,安倍首相はそういう危険な人との会談は経験済みだったんだな。

snipe
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