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車に15時間姉妹死亡 [シルバーウィングでGO]

26歳の母親が娘たちを車に放置したまま長時間飲み歩き,二人の娘を死なせてしまったそうだ。
実は「二人の娘をなくしてしまったそうだ」と書くべきか迷った。「なくしてしまった」と書けば母親の責任が薄まるような気がした。「死なせてしまった」と書いたのは,母親の能動性を感じたからである。つまり,この酷暑の中長時間車に放置したのは二人は死んでも構わないと母親は思っていたのではないかと疑わせるからだ。人によっては母親が殺したと受け取る可能性も否定できない。母親は警察の取り調べに黙秘しているそうだ。その黙秘も益々母親の姉妹の死に関わる能動制の疑いを大きくしている。
我が子を育てることが楽しいことだけではないことは分かる。時には小憎らしい態度の娘に感情が破裂しそうになることもある。しかしそんな感情も一瞬だ。暑さにあえぐ子供の顔を見れば,何とか涼しい風を送りたくなるのが人情だ。
今まで幼児が閉じこめられてきたのは車だけではなかった。バリケードで封鎖された部屋の中に押し込まれた幼児が餓死した事件はまだ記憶に新しい。
風俗店につとめる母親がゴミ屋敷に置き去りにした幼児も短い人生をゴミの中で失った。
最近,生みたくて生んだのではない母親が増えているのかもしれない。それも若年出産。はっきり言えば子供が子供を産んでいる。子供が生む望まない出産だから生まれるとき既に不幸を背負って生まれてきているわけだ。望まない子供だったのであれば次第に扱いが粗雑になる。そしてついに「死に追いやられる」ときが来たわけだ。
こんな話を聞いた時だ。「目には目を」のハンムラビ法典があっていいと。そして思い出す,つくづく日本は被害者より加害者の人権を重んじる国だなあと。
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