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肉筆の手紙 [シルバーウィングでGO]

京都からの手みやげに、美味しそうな和菓子を頂いた。
自宅に持ち帰って早速頂く。ただ頂いたのではもったいないので、酒の肴のかわりに頂くことにした。すでに、かなりの量のアルコールが体内に入ってはいるが、我が山の神は今日ばかりは優しく許してくれる。焼酎のお湯割りとともに和菓子を頂く幸せ。

次の日、和菓子を頂いたお礼に手紙を書くことにした。
「手紙を書くなら、手書きで出した方が良いんじゃない」と我が山の神が言う。
「そうだね」と気軽に返事をしたが、手書きの手紙は最近では殆ど記憶にない。
最低でも10年、もしかすると、20年くらい手書きによる手紙を書いたことがないかもしれない。

最初にワープロを手に入れたのは今から25年くらい前だったろうか。シャープの書院を手に入れた。デスクトップタイプのなかなかいい機械だった。
ワープロもはじめは考えながらキーボードを叩くことが難しかった。しっかりした文書を作るときは最初に鉛筆で下書きをしてからワープロで文書にした。次第に慣れてきて、はじめからワープロで文書を作成する方が楽になった。
そのうち、パソコンが登場した。初めて16ビットパソコンを手に入れたのは昭和63年だったろうか。定番のワープロソフト一太郎Ver3で文書作りの快適さを味わうようになった。そのうち、ノートパソコンも使うようになり、仕事でも、私的にでも殆どパソコンに頼る毎日である。

さて、手紙の手書きはなかなか大変である。失敗するとはじめからやり直さねばならない。
「よし、ワープロだ」
初めての頃とは逆に、ワープロで文書を作ってから手書きにしようというのである。
文書はできあがった。さて、ボールペンを持って書き始める。やはり、悲しいかな悪筆は悪筆。しかし、最近取り組んだ「えんぴつで奥の細道」の効果が少しでも出たであろうか。出ても出なくても出すしかない。丁寧にしたためたことを感じとって頂くしかない。
文字に人格が出るとは思わないが、この文字が今の私の人格の一つと諦めるしかない。分かってはいても、文字の勉強にしっかり取り組もうとしないのも私の人格である。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/bunkoh/


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