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34才と30才 [シルバーウィングでGO]

人間ドックの結果が思わしくなかった。
「体重よ、問題は。いろいろ悪いのはみんなそこが根本なのよ。」
こう言われると何とかしなければならない。
そこで、一月前ほどから夜、30分ほど歩いている。2キロちょっとの距離だが、この程度なら無理なく続けられそうで、ほとんど毎晩我が山の神と軽口をたたきながら歩いている。
食事もかなり変わってきた。キノコ類が増えるなど、我が山の神は低カロリー化に努めているようだ。
私も、毎朝の体重測定が日課となりつつある。8月末の人間ドックの時の体重より2キロ近く減量になっている。しかし我が山の神は言う。
「急激な減量は健康によくないわ。それに、急に減量すると、リバウンドも激しいのよ」
そういうものか。考えてみれば、一月に1キロ以上の減量では、一年間には12キロ以上の減量になる計算だ。
「でも、減量は、必ず停滞期があるのよ」
経験者はかなり詳しい。
「あのね、今の体重計にはとてもいいものがあるわよ。体重と体脂肪だけでなく、体内年齢とかいろいろ調べられるものがあるわ」
調べてみると、本当にいろいろな項目がある。骨量とか筋肉量まで調べられるようである。また、今まで使ってきた体重計は感量が200グラムである。新しいものは100グラム、中には50グラムの感量の機械もある。
「ねえ、健康のために新しく、体重計を買いましょう。」
我が山の神の一言で購入。

機種は50グラム単位まではかることができるタニタの「インナースキャン50V BC-621」を購入。
機能がすごい。50グラム単位で計れる。非常に鋭敏なセンサーがついているらしく、地球の自転による重力の違いを調整するための地域設定まであった。
測定項目は体重のほか体内年齢、基礎代謝量、筋肉量、推定骨量、体脂肪、内臓脂肪レベルと盛りだくさんである。筋肉量は、左右ごとの足、腕、体幹と細かに分析してくれる。
いや、こんなすごい機械がでできては、お医者さんもびっくりだろう。

「困ったなあ」
「え、なにか悪く出ているの」
「いやなにね、私の体内年齢が34才と測定されたんだよ」
ほおの筋肉をゆるめながら言うと、我が山の神も、
「あ、そう、すごいわね。私の体内年齢は30才だったわ」
「アチョー」

この体内年齢がどのように算定されるのかはわからない。しかし、乗るのが楽しみな機械がいい。次から乗りたくない機械では、いつか埃をかぶっているだけになるだろう。タニタさん、なかなかやりますね。


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