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松茸が兄から [シルバーウィングでGO]

シルバーウィングで帰宅すると、我が山の神の声が弾んでいる。
「田舎から届いたわよ」
「何が」
「松茸よ、松茸」
「え、松茸!」
私の声も一瞬うわずる
箱を開けると見事な松茸が5本入っていた。
松茸の香りもプーンとする。一緒に、栗も入っていた。

最近職場で松茸の話題が出た。この夏の暑さで、キノコ類の成長が遅れているようだなどと話が出ていた。
私も、兄が送ってくれないなあなどど相づちを打っていた。その相づちが600キロも飛んで兄の耳にはいるわけもないが、以心伝心か。ともあれ、久しぶりにいい松茸の味と香りを楽しむことができる。
翌日、松茸は松茸ご飯となって姿を現した。
夕食には我が山の神はあまりご飯を出さないことが多い。お酒をいただき、酒の肴などいろいろ食べるのでカロリーが足りてしまうからのようだ。しかし、この日ばかりはご飯がでる。
この松茸ご飯では、松茸を探す必要はない。松茸がお米に負けずにしっかりとその存在を表している。また、松茸を大きく厚く切っているので、コリコリとした歯触りが心地よい。
松茸に、いや兄と我が山の神に感謝である。

一緒に送られてきた栗は粒が不揃いであった。この栗はきっと畑で栽培されたものではなく、山でとれたものに違いない。岩手の山は、秋の味覚の宝庫である。

なお、ネットで価格情報をみると、贈答用200グラムで2万円以上するようである。この松茸は正真正銘の日本産。うむ、この松茸で何年分かの贅沢ができた。


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