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オランダ風俗画展 [シルバーウィングでGO]


下の娘から絵はがきが届いた。六本木の新国立美術館でオランダ風俗画展をみてきたとのことだった。
とてもよかったと書いてある。この展覧会の目玉はフェルメールの「牛乳を注ぐ女」である。
どれ、我らも行ってみようか。
10月27日は我が山の神も都合がよいという。しかし、台風が接近中の天候は悪条件。
「行きましょ、ほとんど屋根の下を移動するんだから」
電車の駅は地下鉄千代田線の乃木坂駅。
「ほとんど屋根の下」は本当だった。地下鉄の6番出口から直接、美術館まで通路が続いている。これは便利だ。雨でも傘を差す必要もなく館内にたどり着ける。
この美術館は今年の1月に開館したばかりの大規模な美術館である。入るのは初めてだ。
「設計したのは、 黒川紀章よ」
「え、こないだ亡くなった黒川紀章?へえ、すごいもんだねえ」

開館は10時で、開館と同時に入りたかったが、ちょっと寝過ごしたこともあって10時半頃になった。
館内は思ったほど混雑はしていなかった。雨が強いので見合わせた人も多いのだろう。
今回は解説を聞くことができるイヤホンガイドを貸してもらった。1台500円だった。
「借りて正解だったわ。解説を聞きながら鑑賞できるのっていいわ」
我が山の神はすっかり満足していた。

展示してある絵は、皆素敵だった。もちろん目玉作品、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」の前は人だかりでいっぱいだった。
うん、この絵を直に見たからと言って私の審美眼が本物になるわけではないが、この絵の素晴らしさは感じることができたように思う。
なお、同時代の作品の中では、「アムステルダムの孤児院の少女」という絵が心に残った。静かな空間の中に描かれる人物の内面がわかるような絵だった。

ひとつだけ苦情を
食事をしようとレストランに足を運ぶと、一人の女性が入ろうとしていた。
ウェイトレスが予約カードを渡していた。
「はい、2時15分でございます。お待ちしております」
なんと、1時間半の待ち時間だ。とすると我々は・・・。
「お客様、お二人でございますか。ランチは2500円でございます」
「いや、もう結構。待ち時間がこれでは」
レストランはそれほど混み合っているとも思えない。もうすこし、客のニーズを考えた対応が求められるように思う。努力しなくても客は来るという姿勢では、いつか困ることになるだろう。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/bunkoh/


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