大凧をX2で

春日部庄和地区の大凧の撮影に行ってみた。どういう訳か今年は人出が少ないようだった。
天気が今ひとつで、風もあまりないので一トン近くあるたこ揚げには、あまりいい条件ではないようだ。
それでも、上組、下組の二つの大凧は何とかその雄姿を見せてくれた。

始めに、すぐ近くまで行って、準備中の大凧を撮影。近くで見るとその大きさに圧倒される。揚がっているたこを撮影するためには、近くよりも対岸の方がいいと考え、野田市側へ移動。
はじめは５ＤにEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMをつけて撮影した。５００メートル以上距離のある対岸からの撮影だが、迫力は満点だ。元画像をお見せできないのか残念である。

上組の大凧は風を上手くとらえられずに半分に折れてしまう事故があった。その修理にはかなりの時間がかかっていた。
それでも、何とか修理も終わり、土手の上まで持ち上げた。
その時の写真は、我が山の神のEOS Kiss X2に EF100-400mm F4.5-5.6L IS USをつけて撮影してみた。１．６倍相当だから、640mmということになるので、かなり大きく撮影できるはずだった。まさに期待通り、５００メートル以上のこの距離で一人一人の表情までも写し出している。

もう薄暗くなり、雨もぽつりぽつりと落ちてきた。上組の大凧ももう急がねばならない。ぎりぎりのところで決断したのだろう。上組の大凧は、満身創痍となってその雄姿を空中に浮かべた。

望遠撮影では、これからもEOS Kiss X2に EF100-400mm F4.5-5.6L IS USのベアが、素晴らしい力を発揮しそうだ。
ねえ、時々私にEOS Kiss X2を貸してね。私のEF100-400mm F4.5-5.6L IS USを使っていいから。
「大丈夫よ」
と我が山の神の笑顔。