SSブログ

腹腔鏡手術の「犠牲者」 [シルバーウィングでGO]

腹腔鏡手術による「犠牲者」が千葉県がんセンターでもあったと発表された。もしかすると,同じような事例があちこちから報告されるのではないかと心配している。どうか,この二つの医療機関だけであって欲しい。
さて,新しい手術方法が開発され,実施されるということは,今までの手術方法よりも安全で治癒率が高いからだと思ってきたが,そうではないらしい。腹腔鏡という手術方法は難易度の高い手術だそうだ。なぜ難易度の高い方法が採用されるかというと,開腹手術の違いだ。腹腔鏡の場合は小さな穴をいくつかあけるだけだから,患者の苦痛も少なく回復が早いからだそうだ。しかし,それは安全であることが前提だ。扱っているのは命なのだから,危険性が高いのであれば採用すべきではないだろう。
確か,娘も腹腔鏡手術を受けたはずだ。運良く確かなお医者さんだったらしく治るのが驚くほど早かったが,こんな報道に接するとドキッとしてしまう。
なお,表題には「犠牲者」という言葉を使ったが,刑事事件を問うことは難しいだろう。医師は治療のためにおこなったのであって,故意または過失によって死に至らしめたという証明は極めて困難だろう。亡くなった事例でも,重大な過失を見つけ出すことは難しいだろうなあ。しかし,「被害者」の家族は「犠牲者」と考えるだろうなあ。

DPP_0135.JPG
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

まれ無投票 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。