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特捜部の名誉回復なるか [シルバーウィングでGO]

大阪地検特捜部の大失態で検察は完全に信用を失った。何しろありもしない証拠をねつ造して,後に厚労省事務次官にまでなった木村厚子さんをわざと貶めようとした。冤罪を作り出そうとしたわけだからたちが悪い。
さて,こんどのIR推進に絡んで,元内閣府副大臣が逮捕された経緯については後々裁判で明らかになるだろうが,検察にとっては絶対に失敗できない事件だと思われる。
既に検察は,司法取引を武器にして贈賄側の全面自供を得ているかもしれない。企業は自己保身のためならドライに割り切るだろう。贈賄側が全面的に検察側に立ってしまうと,収賄側は潔白の主張をしても検察の起訴事実を覆すことはたぶん極めて難しい。検察は逮捕するからには,証拠をしっかり固めたはずだ。大阪地検の二の舞になることは許されないはずだから,官邸からの横やりだってはねのけるだろう。
韓国は検察と大統領が対立する間柄らしいが,検察・警察は本来直接国民に奉仕すべき組織だ。首相や法務大臣の顔色を伺って,動く機関であってはならないはずだ。森かけも桜問題も,誰に奉仕しなければならないか,胸に手を当てて考えれば,結論はすぐに出るはずだ。
カジノにフライが群がってきても菅官房長官はIR法案に従って粛々と押し進める方針だそうだ。カジノの利権は巨大だ。数千億円規模の金を巡って争奪戦が繰り広げられるのだから,その筋の人にとってIRはなんとしても手に入れたい利権に違いない。
そう言えば,カジノで106億円すったあの大王製紙のお坊ちゃまはどうしているだろう。日本でIRが実現すればお坊ちゃまはすぐに駆けつけるだろうか。すでにギャンブル依存症から立ち直っていれば平然としていられるだろうが,依存症はなかなか断ち切れないんだそうだ。
話を特捜部に戻す。その存在意義は巨悪を排除するところにある。巨悪としては若干小さいかもしれないが,信頼回復の第一歩となるかその成り行きを注目したい。

前田検事はこの時間データを書き換えたわけだ。
今のパソコンにはFDDもついていない(FDD:フロッピーディスクドライブ)
P1080513.JPG

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