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9月入学 [シルバーウィングでGO]

新型コロナウィルス感染症の蔓延が教育制度まで変えようとしている。令和2年度の学校が実質的に始められないので,9月まで待ってそのまま毎年新学期を9月にしようというわけだ。海外の多くは9月新学期という事情もそういう思惑を後押ししているようだ。
学校現場ではどんな意見が多いだろうか。たぶん簡単にOKという意見は多くはないだろうなあ。
しかし4月始業を続けることにしたら実際には時間が足りない。年間で学ばねばならないことは,基本的には変わらないからだ。この学年だけ分数は学習時間は削ってもいいだろうと言うわけにはいかない。たぶんだが,やらなくていい学習内容はない。
学習時間を確保するために,夏休みは削るか大幅削減だろう。冬休みはほとんどなくなるだろう。土曜日の授業も再開されるわけだ。
この機会に,学校行事も大幅に見直したらどうだろう。4月・入学式,5月・運動会,6月・硬筆展覧会,8月・林間学校,9月・図工展と発明創意工夫点,10月・科学展・音楽会,11月・陸上大会,12月・持久走大会と書き初め練習,1月・書き初め,2月・卒業式練習開始,3月・卒業式。このほかにもあるかもしれない。これでは授業の合間に行事をやっているというより,行事の合間に授業をやっていると言う感じだ。なんだか本末転倒と言う気がする。
本当に必要行事なのか見直して,大鉈を振る必要があるのではないだろうか。
学校は幼稚園から大学まで幅広い。今まの4月に一斉始業という巨大なシステムを細かに見ればその一つ一つを積み重ねるとその量は膨大になるだろう。それを9月始業にすると今までの教育の計画を全部変えなければならないわけだからことは簡単ではないはずだ。事情は入学試験の時期を変更すれば良いだけではない。カリキュラムをご破算で願いましてはと全部初めから作り直さねばならないことになる。学期制もこの機会に変えられるかもしれない。9・10・11・12月が前期,1・2・3・4・5・6月が後期の二学期性になるかもしれないなあ。
まあ,変更再構築は大変な事務量になることは疑いないが,不幸中の幸いなことは9月まではたっぷり時間があるということだ。この数ヶ月間を準備期間に出来るということだ。そのためには政治の世界で,早めに見通しを立てなければならない。
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