SSブログ

終活第二段 [シルバーウィングでGO]

部屋の隅に置いてあるボックスの中に入っているのはパソコンのソフト関係とか写真を焼き付けたCVとかDVDなどだ。ソフトも「なんだっけこのソフト」と言うぐらい古いものが多く,殆どためらわずに不燃ゴミに入れられた。
新しいパソコンに買い換える確率は非常に低いがまあ壊れる可能性もなくはない。そのためにインストールしなければならないソフトがいくつかあるのでそれは保存することにした。ただし,箱はいらない。説明書も不要だ。なんのソフトか分かればいいのでインストール用のCDかDVDだけをとっておくことにした。
それにしてもよくこんなにたくさんのCDやDVDが保存してあったものだ。写真はDVDに保存していたが最近はCVやDVD以外のメディアが劇的に高密度かしていて,たとえばUSBやSDHC,SSDにしても気が遠くなるほどたくさんの写真や文書などのファイルを保存できるようになった。指先に乗るようなメディアに何千枚もの写真を保存できる。こんな世の中を誰が想像できただろう。
さらに一緒に出てきたのがフロッピーディスクやMDディスク。
はじめてフロッピーディスクを購入したときはその速さに唖然としたものだ。それまではデータ保存はシーケンシャルファイルとしてテープレコーダーに音として保存していた。フロッピーディスクはランダムアクセスファイルとして読み書きするので非常に速かった。今では一枚のフロッピーディスクに一枚の写真すら入らない時代になった。
フロッピーディスクの束は一考もせずに不燃ゴミの袋に放り込んだ。なんだか自分の青春の一部を捨てているような気になる。そのうち俺自身が塵芥になるのだから,まあ,大げさに考えることもないか。これだけ捨てておけば,私がいなくなっても始末に困るものはそれほど多くはないはず。いや,整理すべきものはまだまだたくさんある。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

言葉遣いについて考えるダム過放流 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。