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真意と違う? [シルバーウィングでGO]

新潟県燕市の教育長が「コロナ禍を解消する方法は,どこかで大きな戦争が発生することではないだろうか」と燕市の教育委員会で言ったそうだ。
戦争って人が人を殺戮することを国家の名の下に行うことだ。たぶん朝鮮戦争のことが頭にあるのだろうが戦争が起これば軍需物資が大量に発注され景気がよくなると言いたいわけだ。
平和を享受する日本でこんな非情・無情・酷薄な人間が一つの自治体の教育委員会のトップをつとめていたという事実に愕然とする。
しかもこの男,真意ではなかったと言い訳しているそうだ。これも凄いいいわけだ。どういう意味だったと言いたいのだろう。まさか兵士のためのコロナワクチン開発が進むとでも言いたかったのだろうか。
今まで自分の管轄下においた子供たちに訊いてみるがいい。「真意ではなかった」という言い訳がこの教育長の「真意」だと思うどうか。必ず礫が飛んでくるはずだ。
「うそつき」「うそつくな」「うそつきは泥棒の始まりだってお母さんが言ってたよ」「嘘八百並べんじゃねぇよ」
大人は「大岡昇平の野火は読んだか」「戦争を体験してないだろう」「広島・長崎でなにが起こったか知ってるかい」など口々に非難の言葉が飛び込んでくるはずだ。大体にして燕市が「非核平和宣言都市」であることをこの教育長は知っていたのだろうか。
この教育長たぶん自己都合退職でそれなりの退職金も受け取って悠々自適の生活を送るのだろうが,それを黙って見ていていいのだろうか。普通の目で見れば分限処分または懲戒処分で免職がふさわしい。
これも国のトップが似たような意識でいるからかもしれない。安倍首相は近隣の国の軍事施設を先制攻撃する能力を持つ方がいいと考えている。管内閣もその方針は堅持するだろう。この考えは明らかに現憲法に反した考えだ。「そんなこと言っていてロケットが飛んできたらどうするんだ」と言う声が聞こえる。「そんな考えだからロケットが飛んでくるんじゃないか」と言い返そう。
ともあれ,戦争賛美の人がいる。そんな奴原は自分だけは戦争の惨禍には遭わないと思っているんだろうなぁ。
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