娘とゴルフ [シルバーウィングでGO]
娘には、親よりも友人の方が強い影響を与えるようだ。友人がゴルフに取り組んでいるので、自分もやり始めたという。
久しぶりに家に戻ってきて言う、
「ねえ、お父さん、打ちっ放しに行こう」
「おまえがやるのかい。」
「うん、少し」
「でも、クラブがないだろう。私のクラブじゃあ、重いと思うよ」
「大丈夫、平気だからお父さんのクラブで」
じゃあというので、近くの練習場へ。
娘には、9,8,7番のアイアンと、7番ウッドを渡して打たせ始めた。
おや、なかなか格好になっているな。
力がないので、飛距離は出ない。しかし、7番アイアンでしっかり当たると、80ヤードぐらい飛んでいるようだ。しかも、体が柔らかいのでスイングのフォームがなかなかいい。
じゃあというので、7番ウッドで打たせてみる。
はじめはなかなかヘッドがボールに当たらなかったが、なれてくるとしっかりヒットすることがある。すると、100ヤードぐらい飛ぶ。しかも、初心者特有の右へのスライスボールは出ない。むしろ、左に出てしまう。
それではと、私のドライバーを手渡して打たせてみる。これも、はじめはなかなかしっかりとヒットしなかったが、なれてしっかりヒットすると、150ヤード近くまで飛んでいった。
若いということはすごい。ほとんどやったことがないゴルフでもすぐにコツを飲み込めるらしい。
どれ、明日は自分のコンペだ。ちょっと練習しようと少し打ち始める。ところが、しばらく前から、少し痛んでいる左の手首がなかなか言うことを聞かない。
まあ、多少の痛みぐらいどうっていうことはない。ちょっと故障があるくらいの方が成績がいいことがある。
娘に撮ってもらった私のスイングフォームの写真で、自分のスタイルを初めて見ることができた。見ると、人様に指導のお説教ができるようなフォームではなかった。動画もあったがお世辞にもいいフォームではない。
翌朝早く出かけたサンモリッツカントリー。寒さでグリーンが凍り付いていた。パットをすると、グリーンでボールがガリガリしながら転がる。グリーンぐらい前夜からシートをかぶせておいてほしかった。
成績は、寒さと手首の痛みのせいにはできないが、惨憺たるものだった。
しばらく、手首の治療に専念しよう。
ああそうだ。この手首の痛さでは、シルバーウィングにもしばらくご無沙汰しなければならないかもしれない。その方がちょっとつらいが致し方ない。
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