本当の緊急事態

まさかなあ，ラッキーと思いはしなかっただろうなあ。森友問題で元近畿財務局の赤城俊夫氏が自殺し「改竄の真相」が文書として残されていたことを，赤城氏の奥さんが明らかにし，国と佐川氏に対して賠償を求める裁判を起こした。国とは具体的には安倍内閣，もっとはっきり言えば安倍晋三その人だ。その最中のコロナウィルス騒ぎである。
安部首相はコロナウィルスの騒ぎに乗じて森友事件はうやむやにしたかったかもしれない。
今朝のサンデーモーニングで経済評論家の佐高コメンテーターが，「安倍首相は官僚が作った文章をプロンプターを見て読むだけ。････安倍さんが首相になったことが緊急事態だったのではないか。」と驚くべき発言だ。私も同感ではあるが，テレビ局のコメンテーターはその影響はあまりにも大きい。まさかそこまであからさまに言うとはと驚いた。国民の気持ちは完全に安倍首相から離れていると思わざるをえない。それでも官僚や国会議員は唯々諾々としてお追従を口にし続けるのだろうか。
まあなあ，太鼓持ち，提灯持ちなど幇間かと思われるえせ記者が大手を振ってテレビの画面で口から泡をとばしているからなぁ。

首を引っ込めているのはだれだ