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自分の懐は痛まない [シルバーウィングでGO]

青森県六ヶ所村にある再処理工場が規制基準をクリアーしたそうだ。稼働させられるわけだが,稼働させれば全国から集められた約3000トンの使用済み核燃料を処理できそうなものだが,フル操業は出来ないんだそうだ。毎年プルトニウムが増えていくので,その使い道がないんだそうだ。じゃぁ再処を止めれば良さそうなものだがそうは行かないって記事だ。日本原燃株式会社は「再処理事業が著しく困難になった場合は使用済み核燃料を施設外へ搬出する」という覚え書きを地元と取り交わしているそうだ。つまり,再処理事業をやめれば使用済み核燃料を各電力会社が自分の所に引き取らなければならないわけだ。
そんなことになったら,大変だ。とは言っても再処理操業をらないと,使用済み核燃料は増える一方で,小泉元総理はトイレのない家にたとえている。もしかすると小泉元総理の言うトイレは昔のぼっちょん便所で,これ以上溜めようとすると溢れてしまう心配をしていたかもしれない。使用済み核燃料は2010年ですでに94.5%というから。現在は溢れかけている状況だろうか。
なお,核燃料の再処理工場にかかるお金は,地元に落ちるお金も含めて電気料金として我々が払っている。電力会社の懐は痛まないから,どんどん先延ばしされるわけだ。
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