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反対72%の受け止め方 [シルバーウィングでGO]

普天間飛行場を辺野古に移設する事に,沖縄県の七割が反対という投票結果だった。
安倍首相は「真摯に受け止める」としながらも,普天間飛行場の移設は継続すると表明した。安倍首相の「真摯に」という言葉はパラフレーズすると,どういう言葉に置き換えられるのだろう。「真摯にとは真摯にという意味です」と循環論法でこられたら,私は「はいそうですか」と意気地無く引き下がるしかなさそうだ。
さて,ことは国防に関することだから,沖縄県民だけの判断で決めるわけには行かないと言うだろう。政府はアメリカと約束したことだから,辺野古移設を継続する考えだろうが,アメリカだってトランプになってあれこれ変えている。パリ協定やTPP離脱,気に入らないことは遠慮なくリセットしている。関税だって好き勝手に変えようと企んでいる。ならば日本政府も沖縄のことを全国民に聞いてみればいい。
本当は国民投票で聞くのが一番だが,国民投票法は憲法改正のときにしか使えないから,政府は国会議員選挙で国民の考えを伺うなんて,「まともな」返事を返すだろう。
なお,各県民にアメリカ軍の飛行場を受け入れることについての可否を調査すれば,殆ど否との返事が返ってくるだろう。このまま沖縄にお願いしたいと多くの国民が表明するとしたら,沖縄は民主主義という名の押しつけを甘受しなければならないことになる。この押しつけに,不条理を感じないとすればよっぽど感覚が鈍っているということだ。
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