五輪のチケット

オリンピックのチケットの発売が発表された。春にネットで申し込みを受け付け6月に抽選結果が分かるそうだ。ただしネットで申しもむためにはあらかじめ氏名等を登録する必要があるそうだ。
購入方法はそのほかも用意されているらしい。直接窓口で購入。行けなくなった人が転売するチケットを購入する。この場合は定価だそうだ。学校などを通じて販売もするそうだ。
ところで、チケットはもちろん見る競技と席でかなりの差が付けられるはずだ。
開会式と閉会式は一番高い席が30万円，一番安い席でも1万2千円だ。競技では陸上競技の決勝が高い。13万円！10万円を超えるチケットは他に水泳決勝とバスケットボール決勝の108000なり。スポーツ観戦の世界も金次第と言うことだ。
　逆に競歩はチケットを発売しないそうだ。へえ，マラソンはチケット販売するのになぜ競技はチケットがないんだろう。とほほだなあ。また，ボクシングはやるかどうか分からない段階らしいから調整中との表示。近代五種や射撃はチケットとしては最安の2500円だ。
　実はチケットを欲しいとは思わない。本当にそうなのか胸に手を当てても，大枚払って実際に見たいとは思わない。今のテレビで十分だ。LIVEでなければ録画も出来る。テレビの前で，乾杯しながら観戦しよう。

政界のさまよい人

元民主党の細野豪志議員が自民党二階派に入る見込みだそうだ。
細野議員は民主党政権の時は環境大臣も務めた党の牽引役だった。たびたび質問に立ち，自民党を厳しく追及してきた。後の総理大臣にと御輿に載せたいと思う人も多かったはずだ。それが政権から滑り落ち，小池百合子都知事の主導する希望の党などに属したりしたが，烏合の衆的な会派に飽きたらなさを感じていたのだろう。どこか自らのキャリアを光らせる場を求めた結果が二階派に行き着いたわけだ。
最終的には自民党入りを希望しているのだろうと思うが，日本人的な潔癖さからみれば，細野豪志の移籍はたぶん批判されるだろう。批判よりは非難の意味合いが強いかもしれない。選んでくれた人ではなく自分最優先，つまり自分ファーストの考え方だと思われるはずだ。当然，今まで選挙区で戦ってきた自民党員がいるはずだから，その人たちの反発をどのようにかいくぐるかだ。
それにしても，政界の離合集散の激しさに驚く。あの人達も，落選してただの人になるが恐いのだろうなあ。だから政界には身の置き所を求める迷い人，彷徨い人が多いのだろう。ちなみに著名な政治家の彷徨き具合を調べてみると面白い。細野豪志は移籍5回で，この中では少ない方だが，真逆という印象だからなあ。

石破茂：自由民主党→改革の会→新生党→新進党→無所属→自由民主党
二階俊博：自由民主党→新生党→新進党→自由党→保守党→保守新党→自由民主党
今井雅人： 民主党→日本維新の会→維新の党→民進党→希望の党→国民民主党→立憲民主党
樽床伸二：無所属→日本新党→新進党→フロムファイブ→民政党→民主党→民進党→無所属→希望の党→無所属
小池百合子：日本新党→新進党→自由党→保守党→保守クラブ→自由民主党→都民ファーストの会
細野豪志：民主党→民進党→無所属→希望の党→自民党二階派

熟れたほおずきは甘いずっぱい。丸いままの実のかわに空気を入れてつぶすとブーという音がする。

私もターゲット

携帯に妙なメールが入ったり，普段使っているパソコンにも明らかに詐欺的だとわかるようなメールが入ったりする。すぐ削除。電話は知らない電話番号やこの近辺からではない番号は無視するようにしているが，相も変わらず0120とか0800などの電話が入ってくる。
番号はそれだけではなく，070などや03からの電話も使われるようになった。中にはまともな営業の電話もあるだろうが，どれがまともな電話か事前にはわからないから全部シャットアウトせざるを得ない。
一時この手の電話が少なくなったと感じていたが，私が70歳を越えた人間だと，わかるような名簿を持っているのか最近また増えているような印象だ。私もターゲットなんだ。
詐欺集団にとってみれば，電話して引っかかる獲物の確率は1%に足りなくても御の字だろう。高齢者の名簿があれば，掛ける相手が認知症の確率はもしかすると，意外に大きいのかもしれない。ネットには70歳以上の1/7と言う数字も出てきた。認知症の人ならだますのはそれほど難しくないだろう。
現在はキャッシュカードと暗証番号が分かればお金をおろすのは簡単だ。ATMはコンビニにもあるから，高齢者が不審な動きをしても目に留まらない可能性が高い。だから，キャッシュカードなども単なる暗証番号ではなく，指紋や掌紋・虹彩などの生体認証が使われるようになれば被害はもっと縮小できるだろう。ただ，コストがかかるよなあ。

バカの壁

どんな仕組みになっているのか，米政府機関の一部が閉鎖になって，働いている人たちに給与が支払われない事態だったそうだ。空港の管制官が働けなかったり過去の大統領を警護する人にも給与が支払われなかったそうだから困っただろう。
トランプ大統領がメキシコ国境に塀を作る予算を議会に提出したが，下院の民主党がそれを認めないので予算を執行できなかったそうだが，暫定予算執行で折り合ったらしい。
それで思い出すことがある。トランプ大統領は，メキシコ国境に壁を作ってその費用はメキシコに払わせるとわめいていたはずだ。メキシコに払わせると豪語したのは何だったんだ。ジョークとでも言うのかな。だとすればメキシコ大統領はトランプ大統領のジョークに踊らされたことになる。全くいい面の皮だ。
メキシコ国境にずっと壁を作るとなると何千キロになるのかな。日本列島の長さより長い，3000キロだそうだから，1キロ当たりの費用を一千万ドルとするとその3000倍だから，300億ドルぐらい，日本円にして4兆円ぐらいかかるわけか。米政府の見積もりは10年で2兆円だそうだが，それでは足りないだろう。結局，建設途中で投げ出して「バカの壁」と名付けられる遺跡になるのが落ちだ。

熊谷に！

目には目を

ここ野田市で小学4年生の女の子が風呂場で死んでいたとのニュースだ。その後，この事件は父親による虐待との報道だ。もしや，虐待に水風呂でも使ったかと心配した。水風呂ではなく冷水のシャワーだったそうだ。心配していた事は的外れではなかった。
虐待死させた41歳の父親は，その子がオネショをしたのでしつけをしたと言っているらしい。オネショで水風呂か冷水シャワーを浴びせるのなら，日本中の子供が同じような虐待を受けなければならない。また，亡くなった女の子には，これまでに虐待を受けていたと思われる痣などが見つかったということだ。可哀想に，楽しいはずの家庭がこの子供にとっては地獄のような場所だったわけだ。
ふと，「目には目を歯には歯を」の昔の掟が思い起こされる。ハンムラビ法典や旧約聖書にこの記述があるそうだ。虐待をはたらいたこの父親を水風呂に入れ，冷水シャワーを浴びせ，それがどれだけ辛いことか身を持って味わわせたら，自らの行いがいかに非人間的な行為だったかに気づくだろうか。目には目を歯には歯をの延長線上には，死には死をと言う文字がちらつく。しかし，この父親も弁護士も，人権だとか残虐な刑罰は禁止されているなどと言うだろう。それでも多くの人の親，多くの人の子は，出来ることではないと分かっていても，目には目をもって贖えと言うのではないか。
なお，この子を本当に守れなかったのか多くの課題が残る。父親からは，学校に沖縄に旅行に行っているから休ませるとの連絡があったという事だが，近所の人は女の子の泣き声を連日聞いていたという。一般の人も虐待を疑う事態があれば，警察や児童相談所に連絡しなければならない事になっているはずだ。他人の家庭に踏み込むのを避けようと言う心理が，この子を救えなかった理由の一つかもしれない。学校や警察，児童相談所は虐待の事実をどの程度把握していたのかもこれから明らかにしなければならないだろう。

ボランティアサロンその２

熊谷市を後にして，食事後に向かったのは行田市の忍城。忍城と言っても私にはぴんとこなかったが，「のぼうの城」という映画にもなったお城だそうだ。かなり名の通った映画だったらしい。
なんでも，秀吉に命じられた石田三成が水攻めをしたときの攻防を描いた映画らしい。秀吉は本能寺の変の直前にも中国攻めで水攻めを行っている。秀吉は水攻めが好きらしい。
博物館の学芸員の解説によれば，忍城はついにがんばりきって落城しなかったそうだが，小田原城落城の7日後，開城して徳川が領する城に変わったということだった。
その当時の地図を見ると，忍城は複雑な沼地を天然の堀に仕立てた難攻不落の城だったことが分かる。土地が関東平野のだだっ広いところにあり，水攻めにしようとしても広すぎて三成も困ったのではあるまいか。
今建っている城は，天守閣ではなく物見などの櫓として使われていたものだそうだ。天守閣だともう少し大きかっただろう。

みんなで忍城をバックに記念写真を撮ることになり場所を決めてもらったが，あいにく完全逆光。これでは，フラッシュがないと顔が暗くなりそうだ。まあ，忍城の影に入って撮影。ボランティアセンターの係りの女性はスマホでの撮影だから，ちょっとつらいかもしれない。私も５D2で撮影した。これなら，明暗や色などを細かに調整できるからなんとかなるかも知れない。
冷たい風の中での見学だったが，同じ故郷の人がいて話の花を咲かせることもできた。歳は私より上の方だがボランティア歴はもっとずっと先輩らしい。話しっぷりも若々しい。
なにはともあれ，楽しい一日だった。私も，今日お会いできた人たちを見習って，積極的に生活していこうと思う。

ボランティアサロンその１

野田市ボランティアセンター主催のボランティアサロンと銘打った親睦会に参加した。去年は栃木市の障害者視聴覚センターと大谷石博物館に行ったが，今年は埼玉県の熊谷市と行田市だ。

熊谷市にある国宝・妻沼昇天山は，日光東照宮にも比肩すると聞いていたが，正面から眺めると確かに素晴らしい。素晴らしいが東照宮ほどではないなあと思った。彫刻は良さそうだが数的に少ない。熊谷だとこんなもんだろうと失礼なことを思ってしまった。ところが，入場料を払って入る場所は正面の横にあった。
説明しくれるボランティアの女性について行くと，突然目の前に金箔や色彩にあふれた奥殿があらわれた。現在金箔や漆塗りの修復中で工事中のため全部を見学することができないのがやや残念だったが，この奥殿は「国宝」に選定されておかしくない絢爛豪華さだ。彫刻も一級品だ。琴棋書画の彫刻に囲碁の場面があったが，私も碁打ちの端くれ，碁盤のうえの白黒の石はテキトウに置いたものではないことが分かった。ボランティアの女性の説明では，井山裕太の本因坊戦の対局棋譜を使っているそうだ。

そのほか驚いたのは境内の入り口に建っている貴惣門の大きさ・立派さだ。貴惣門と本殿の間に仁王門もあって，こちらも立派なのだが，この貴惣門はなぜこんなに立派な作りにしたのか疑問に思うほどだ。面白いのは貴惣門にも仁王様が入っていらっしゃることだ。貴惣門から仁王門を通って本堂に至る参道もやたらに長い。よっぽど格式の高い寺院だったのだろう。
何はともあれ，おかげでとても良い見学をさせていただいた。写真もかなりの枚数を撮影した。こんどいつか，修復工事が終わったとき三脚を立ててじっくりと見学撮影をしてみたいものだ。

教師の暴行

都立高校の生徒がピアスをつけて登校したので，教師が怒って殴ってしまった。その映像が拡散しているそうだ。
映像では教師の怒声と同時に小柄な生徒に対して教師の右腕が伸び，生徒の顔に当たった。生徒は倒れ込んだが，教師は激高して追いつめ，胸ぐらをつかんで生徒を痛めつける。映像は，体罰ではなく完全な暴力行為だ。生徒が被害者として警察に訴えれば，殴った教師は暴行罪に問われる可能性がある。実際にはすでに教師はその生徒と保護者に謝罪しているそうだから，警察沙汰にはならないらしい。
それにしてもなぜピアスぐらいであれだけ激高するのだろう。服装や髪飾りなど基本的には個人の自由だ。ピアスも髪飾りの延長だろう。教師が子供に「はずせ」と言ったのは校則にでも書いてあるからだろうか。ただ，外国籍の生徒には風習としてピアスをつけている子供もいるようだ。たぶん外国籍の子供にははずせとは言わないだろう。イスラムの女性は髪や肌を異性に見せないブルカを身にまとう風習がある。これも，他人に迷惑にならなければ，脱げと指示されるいわれはない。ピアスは宗教や風習とは違うかもしれないが，そこまで校則できめる必要あるかどうか。
なお，最近の子供は法律の体罰禁止規定をよく知っているから，時には教師になめたような口を利くことがあるそうだ。教師だけが悪いわけではないと風向きが少々変わっているようだが，たとえ子供が教師に対して生意気な言葉で挑発してきても大人である教師は冷静に行動しなければならない。
暴力を振るった教師も冷静になれば，言われずとも解っているはずだ。それがあのような暴力を振るってしまうのは，ひとえに若さのなせる未熟さからだろうか。前日に彼女に振られでもしたかなあ。え50代！？････わからん。

筋トレを始めて，ちょっと太くなった気がするが，昨日ジムで見た女性にはとてもかないそうにない。

証拠能力

日本の自衛隊機が韓国の駆逐艦にレーダー照射されたとされる事件で，日本がレーダー音を公開した。軍事秘密事項になるとか言ってたと思うが，素人にはなぜ秘密になるのか分からない。
さて，韓国は音はレーダー照射の音だが，それが事件現場で駆逐艦が照射したときの音であると証明はできないと主張しているそうだ。
場所は分からないが，時間は特定できるはずだ。昔のようにアナログ録音なら時間は分からないが，今時そんな録音方式は使っているはずはない。ビットレートの高い高品質な音として録音しているだろう。格納された音データには，必ず時間データが含まれているはずだ。私の安価なICｰRECORDERでも何時何分何秒から何時何分何秒までと秒単位の録音時間が記録されている。
画像データ，映像データには撮影時間が必ず記録されるし，最近はGPS機能を搭載しているカメラは，画像データにそのデータを記録できる。国家を守る組織の録音機器，録画機器には時間や位置のデータも記録できるようにするべきだろうな。位置データの記録はほとんど価格に跳ね返らないはずだ。そうすることで証拠能力は一層高められるだろう。
実際には韓国の方が困っているだろうが，知らぬ存ぜぬで通すだろう。同盟国のアメリカがが中に入って，「まあまあまあ」と無理矢理握手させるしか方法はないかもしれないなあ。日本も余りむきにならない方がいいと思う。

画像のexifデータ　45アイテムの一部　最後の方にGPS情報が記録される。
ファイル名 IMG_0364.CR2
ファイルサイズ 28.6MB
カメラ機種名 Canon EOS 5D Mark II
ファームウェア Firmware Version 1.2.4
撮影日時 2018/12/03 13:50:34
　　　　　中略
GPS情報
衛星捕捉状態
日時(UTC)
緯度
経度
標高

当たらないbeパズル

日曜日になって前日の新聞のパズルをやっていないことを思い出した。土曜日の新聞の別刷りに載っているパズルは認知症対策としてよく解く。土曜日の朝は私と同じように同じように新聞とにらめっこしている人が多いだろう。購読数が６百万と言うからその1%だとしても6万人以上が解いて応募するわけだ。
19日の問題はセイムセット，ナンクロ，数独の3題だ。セイムセットは焼き鳥の同じ串刺しを探し出す問題だ。ナンクロは，数字を仮名に置き換えるクロスワード。数独はおなじみの数字パズル。19日の三題とも星印が三つだから特に難しい設定ではないはずだが，結構時間がかかった。まあ，億劫がらなければ解ける問題だ。
毎週のようにメールで応募しているが応募者が多いのだろう，当たったためしがない。商品は図書カードと書いてあるから大したものではないだろうが，一度でも当たればやる気もアップするかもしれない。ばちは当たるが，宝くじは当たらないなあ。

大山鳴動ネズミ一匹？

朝の連続ドラマで，親銀行の融資金剥がしにあって池田信用金庫の立花理事長が苦境に陥り，責任をとって辞職する。信用金庫が苦境に陥った原因は理事長の責任ではなくむしろ親銀行の方だが，理事長が責任をかぶることで信用金庫を救ったという筋書きだ。
この展開で，責任の取り方でつくづく考えさせられる。最近の政治家は絶対にこんな責任の取り方はしない。判で押したように「最善の手だてを尽くし，責任を果たしたい」と言ってその職にとどまろうとする。
彼らは，責任は(1)まかされて，しなければならない任務，であって，(2)負わなくてはならない責めや償い，とは考えていない。偉い人は「いつでも責任が取れるようにここ(胸)には辞表が入っている」と自分の責任の重さを鼻にかけるが，本当に辞表を取り出した人は知らない。
さて，今度の厚労省の違法統計処理問題で，政治家や官僚がどんな責任をとるのかじっくり拝見しよう。本来なら厚労大臣，少なくとも官僚トップの首が飛んでもおかしくないはずだが，大山鳴動ネズミ一匹だったりして。

とは言っても，これに鳴動されちゃたまんねぇ

ドタバタDV漫才

NHＫのバラエティー百科で，相談役は「女と男」という漫才コンビだ。出てきて軽快なやりとりでそれなりに売れている漫才コンビだとは思うが，どうしても好きになれないのが，観客から笑いをとろうとして相方を叩くことだ。このコンビは女性の方が男性の相方をよく叩く。たぶん，叩き方にはこつがあって，音は大きいが叩かれた方はそれほど痛みを感じないようにしているだろう。叩くのが男性ではないので，とげとげしくならないとも考えられる。
ただし，叩かれる方が全く痛みを感じないわけではないだろう。
長く漫才で成功しているコンビは相方をこき下ろすことはあっても，殴ったり叩いたりはしない。言葉のおもしろさ，言葉の掛け合いのおもしろさ，筋立ての意外さや面白さで観客を引きつける。殴ったり叩いたりの芸は高いレベルの漫才とは言い難い。DVを思い起こしてしまう。
このようなドタバタ漫才は地域性もあるかもしれない。我が山の神は大阪漫才に多いと言っていたが，今日の放送もNHK大阪の制作と表示されていたようだ。

DVのために飲んでるわけじゃない

健康ポイント

野田市で始めた市民の健康意識向上のための事業が「健康ポイント事業」だ。
市民が健康に良さそうな取り組みをして申請すれば取り組みに応じたポイントが獲得でき，それを商品券やクオカードに交換できるという制度だ。お金もかかるだろうし随分思い切った取り組みだ。
大体にして何かすれば良いことがあるという場合，申告の方法が面倒で，大勢が参加することはなさそうだが，野田市のこの事業は申し込み方法も難しくない。検診等の記載も自己申告でそのための証明書は不要だ。自分で覚えていたり記録しておいたりすれば申告できる制度だから，実に簡単だ。私の場合，人間ドックを受診したので，それだけで1400ポイントになる。インフルエンザの予防接種が200ポイント，トレーニングルームでの運動や卓球教室も1日10ポイントになりトータル500ポイント，金額にすれば総計3000円まで獲得できる。私の場合2000ポイントをちょっと上回る程度だ。
私は申告しようとしているが，多くの市民が知っているかどうか。18歳以上75歳未満が対象だからうんと少なめに見積もって1000人程度が2000円分のポイントを獲得したとすれば，200万円が必要になる。それでも，市民が健康になり病院通いが減れば医療費が少なくなって，お釣りがくるかもしれないなあ。

広角レンズ

ニュースの女性アナウンサーがどうやらちょっとばかり肉付きがよくなったかなと思った。うん、正月明けだ。餅も食うだろうし、うまい物が出れば箸が進む。
と思ったのは勘違いらしい。画面の中心に写ると以前のままのスタイルだ。なるほど、画面の端に写っていたときに少し肉付きがよく見えたのは、レンズのせいらしい。
広角レンズの場合、両端がゆがむ。NHKもスタジオが狭くなったのでテレビカメラのレンズを広角に換えたのだろうか。まさか、もともとこんな画面だったのに、今になってそのことに気づいたということかもしれない。
私も広角で撮れるズームレンズを持っている。広く風景をとりたいときなど広角を使うことが多い。15～35ミリのレンズは娘にやったので、私のズームレンズは広角と言っても24ミリまで。24ミリは、周辺のゆがみはそれほどでもない。20ミリ以下になると素人でもはっきりわかるもが多い。ただし、レンズの設計によるのか最近は歪みが少ないものがある。ただし単焦点だ。開放f値が2を切ると、目ん玉が飛び出るほど高価になる。特に純正品はべらぼうだ。テレビカメラは本体とレンズはセット販売が中心だろうが、レンズだけ買おうとすると、それこそ自動車が買える値段だろう。ただし、ネットで調べようとしても価格は表示されていない。高価だからだ。それでもNHKは金に糸目はつけないだろうなあ。

24～75 f2.8 通しの2.8なのでちょっと高いが，シグマ社製なので10万円はしない。

ガソリン満タン

玉川コメンテーターが，車のガソリンは少な目にして乗る。満タンだと重いから燃費が悪くなるからと答えた。確かに重さによって燃費は変わるだろうからなあ。
我が山の神は満タン派だ。半分ぐらいになると給油するように心がけているそうだ。そういう給油をするようになったのは2011年の大震災の経験があったからだ。
当時，私はストリームに，我が山の神はマーチに乗っていた。私のストリームの燃料が少なくなっていたときだったので何日か経つとエンプティ表示で通勤に困った。そのとき我が山の神のマーチにはガソリンがたっぷり入っていたので私の通勤に貸してもらって急場を凌いだ。それ以来，給油は早めにしてきたそうだ。
最近，早めの給油をしなければならない理由がほかにもあるそうだ。ガソリンスタンドの減少だ。探しても近くにガソリンスタンドがないと心細くなることが増えているそうだ。ガソリンスタンドが少なくなっているのは，ガソリンが以前に比べて売れなくなってきているからだそうだ。一つには若年層の車離れ。免許すら取らない若者が増えているという。東京など都市部では公共交通機関が張り巡らされていて，移動には車より電車の方が速くて安いこともある。今更，車で彼女を誘い出すという手も古そうだ。二つ目は，車の燃費性能が格段に向上していると言うこと。一昔前のストリームは普段10～12キロ／Lだったが，今度のフィットはその倍以上は走るようだ。
さらにあと10年も経てば，車は電気自動車に移行するだろう。電池が高性能化すれば，フル充電で500キロとか1000キロなどと言うことになり，新規参入による価格競争にもまれれば，さらに価格的にこなれて電気自動車への移行が進むだろう。ガソリン各社は今のうちに新しい体制に進む道を考えておくべきだろうなあ。例えば，電池の規格化を進め，電気ステーションで充電した電池を取り替えるサービスを行えば，オーナーはガソリン満タンの気分で長い距離でも不安なく走れるだろう。

2011.3.17 8:07 左車線の車はガソリンを求める車列

なくならない成人式

成人になるのだからどんな形であれ，成人式は行うのだろうと思っていたら，成人式に呼ばれるのは今までと同じで二十歳になる人達。18歳・19歳の成人は1年2年お預けと言うことらしい。それも変な話しだ。
成人式というのは，社会的に一人前と認められ，それなりの権利を得ると同時に義務を負うことを認識する場だと思う。もしも，ただのお祭り騒ぎになっているなら，権利と義務をしっかりと確認しなければならない。酒もタバコも結婚も自由だが，酒を飲んで暴れれば警察は遠慮なく逮捕出来る。子供が生まれれば養育の義務が生じる。学生でなければ勤労の義務，納税の義務が課される。あ，未成年でも税金を払っている人は沢山いるなあ。高校や大学では授業料まで面倒見てくれるって言うのに，そのための税金を働いている未成年が払っている。学校での勉強や学問は権利と当時に義務であると言ってもいいのに，高校や大学を遊園地のように思っている精神年齢未成年者がやたらに多くはないか。
ところによっては，新成人の奇抜な衣装がもてはやされ，酒に酔って大言壮語を繰り返す若者がいると聞く。二十歳を前にして立派な大人を感じる人もいるが，幼児性を残している若者を見ると，笑ってしまうと同時に腹立たしくなる。
こんな成人式やめちゃえばと言う識者は少なくないが，大なたを振るう市長や議員はいない。あいつがなくしたんだと言われると次の選挙で困るし，ひな壇に並んで少しでも票になるように挨拶をしたいからなのかなあ。

そうか17年前か

ストリームからフィットへ

ストリームの荷物を引っ張り出した。なんだかいろいろ出てくる。その一つに昔使っていたデジタルカメラがあった。CANONのイクシーデジタル200だ。名前の通り200万画素の写真が撮れる。撮像素子は小さいが結構よくとれた。
試しに電源スイッチを動かしてもピクとも動かない。そのまま不燃物行きだと思ったがメモリーカードが入っているはずだから確認すると，やっぱり入っていた。BUFFALOの64メガバイトのコンパクトフラッシュだ。今時のカメラだと3枚は撮影出来ない。写真が残っているのか調べると，4枚残っていた。我が山の神がピースをしている写真，なぜか埼玉県警の白バイ，あと近所の風景だ。懐かしいなあ。ちょうど現役を退くころだ。
そうそう，ストリームの我が家の後継車フィットは同じホンダ車なので，違和感はそれほどでもない。ただ，小型になったので意図したよりも小回りするので注意が必要だ。狭い道で車同士のすれ違いで壁際に寄せすぎてちょっとヒヤッとした。車庫入れでも自分の思ったところよりも内側に入ってしまった。まあ，慣れるしかない。もしかして最後の車になるかもしれないから傷つけないようにとも思ったが，考えてみれば，この車を高い値段で下取りに出そうというのではないので，多少の擦り傷は気にしないことにした。物損事故も保険があるのでそれほど心配することはない。ただし人身事故だけは起こさないようにしたい。人身事故の金銭的な保証は保険で賄えるが，人の不幸はお金では賄えない。後味の悪さも後々まで残るだろう。安全運転に徹するように心がけようと思う。

不正疑惑

あろう事かJOC委員の不正疑惑だ。できれば間違いであってほしいが，疑惑が露わになったことで，オリンピック東京大会が不正にまみれた大会として記憶されることになるかもしれない。
億という金が動いたのか動かなかったのかは調べればすぐにわかることだ。その金が誰の金で，誰にわたったのかもわかるだろう。それが，何の目的だったかだ。もしも都市間での選挙の際，票を買うことに使われたとすれば，日本はオリンピックを金で買った国として世界中の人々から軽蔑の眼で見られることになる。そんなことにはなってほしくない。
さて，近代オリンピックの精神について，「参加することに意義がある」と言われてきた。どんな意味として使われたのだろう。
混沌とした世界の若者が一堂に会し，それぞれの力を精一杯出し合い，スポーツの働きで平和に寄与しようという意味合いで使われたのではないかと想像する。
それが今のオリンピックは，勝利至上主義と国威発揚の場になっていることだ。近代オリンピックが始められた頃のねらいとは違う方向に向かっているような気がする。

汚水にしては綺麗だ

卓球の先生

新年になって，また卓球教室に通い始めた。通い始めて足かけ7年かな。それにしても上達しないもんだ。いや，通っているから落ち込まずに済んでいるのかも知れない。
先生と打ち合っているときはまんざらでもないのだが，他の仲間と打ち合うとボロが出る。何のことはない，練習仲間の場合，右へ左へ，できるだけ難しそうなところへ打ってくるが，先生は一番打ちやすいところへ返してくれるので，思い切って振り切ることができるわけだ。
その先生と初めて会ったときは，かなり高齢なので，「大丈夫かな？」と心配になった。ラジオ体操が始まると，益々心配になった。腕が曲がったままで，準備運動になっていないような，「ちんたら」というとちょっと失礼だが，まあ，高齢者ならこんなもんだろうというラジオ体操だった。
ところが，卓球が始まると，動きは一変した。きびきびして，どんなボールも確実に打ち返してくる。ネットボールへの反応も機敏だ。時には，え！と驚くようなスピードボールも打ってくる。足も止まることはなく，常にステップを踏み換えながらボールをとらえている。昭和14年生まれで今年80歳になる人とはとても思えない。
驚くのはこれだけではない。一時間経って休憩になるのだが，先生は休まずに練習の相手を続ける。まるで疲れを知らぬスーパーマン。
2時間の卓球教室が終わって我々が道具の片づけをしている間に，先生は体育館の出口へ急ぐ。このあと，中学生の部活の指導に行くのだそうだ。驚異的な体力だ！

薬丸岳・虚夢

薬丸岳の「虚夢」を読んだ。刑事物から離れて突然重いテーマの小説を手にしてしまったが，手にした後悔にも拘わらず，一気に読まざるを得なかった。
それにしても，深刻なテーマだ。扱われているのが精神障害者による殺人であり，被害にあった本人や家族が法律に置き去りにされ，怒りも，悲しみも癒されることがない現実が書きつづられる。
加害の精神障害者は以前は精神分裂病と呼ばれた統合失調症の青年・藤崎。幻聴や妄想から，公園で遊んでいる子供や母親を無差別的に殺傷する。ところが刑法39条の規定により，不起訴となり，3年で市民生活に戻る。その青年・藤崎と，娘を殺され自分も刺されて死生をさまよった女性・佐和子が街角ですれ違うところから事件は異様な展開を見せ始める。
佐和子が統合失調症のような行動をするようになって，元の夫・三上を困惑させるが，実は佐和子の統合失調症は詐病で，藤崎を殺害して復讐し，無罪もしくは減刑で司法に復讐し，自首して詐病を告白しマスコミにも復讐しようという計画だった。結果的に，元の夫・三上等の力で佐和子の計画は実行されずに，穏やかな日常を取り戻すというエンディングだ。
それにしても，非常に重いテーマと現実にあり得るような展開を，作者薬丸岳はどうやって思いつくのだろう。被害者である佐和子や三上などのように実際に法律に置き去りにされている人を取材して，小説にまとめ上げ，社会に一石を投じようというのだろうか。
統合失調症は発症率が1%ぐらいだそうだ。思ったより多い。患者の家族の場合，発症率は急激に跳ね上がるという。ただ，そのような病気を患っている人は私の身の回りでは目にしない。今は，症状を改善する良い薬もあるそうだから，普通に生活しているのかもしれないなあ。

医師の残業2000時間

厚労省が医師の残業を年間2000時間を上限とする予定だそうだ。
以下は単細胞的な仮定と単純な計算だ。年間の基本的な休日は一般的な勤め人と同じ土曜・日曜とすると年間の土日数は365÷7×2だから，大体104日。そのほか国民の祝日に関する法律に定められる休日16日のほか年末年始を合わせて18日ぐらいとすると，年間の休日は104＋18＝122，まあ年間120日は休めるから勤務日は365－120で245日ぐらいになる。この勤務日に残業2000時間を乗せることになるから，残業時間の平均は，2000時間÷245日だから約8時間10分の残業ということになる。お医者様が現実の勤務日が少なすぎると主張し，土日どっちかは勤務日にすると，平均残業時間は6時間40分ぐらいになる。
厚労省は実際には休日出勤を残業時間と計算するなどしているから，一日あたりの勤務時間はそれほどにはならないと説明するだろうが，本来休める日に骨身を削るのだから，大変なことには変わりはない。
お医者様の仕事は，人の命を預かっている高度に専門性の高い仕事だ。疲れた頭脳と体で診察していて誤診でもすれば，患者はたまったものではない。医療事故が増えるのではないかと心配する。
お医者さんになろうという人が減ったりしないかなあ。

コバンザメ外交からの脱却

小判鮫ってサメの仲間ではないそうだ。大きな魚などにくっついて移動するコバンザメ科というのがあるそうだ。天敵になりそうな魚から守ってもらえるわけだ。
日本は，何をするにもアメリカと一緒だ。アメリカが右と言えば右，左と言えば左。ヘリを買えと言われれば危なっかしくても何機も購入し，イージス・アショアとかいうミサイル防衛システムを売ってやると言われれば，何百億だろうが税金を投入する。あ，一千億円を超えそうなのね。日本としては，安全・安心のためには仕方がないのね！！
我が山の神が「日本は小判鮫みたいね」と言う。残念ながら我が日本を自慢する言い方ではない。
日本は戦争に負けてからアメリカには頭が上がらなくなった。おつむが12歳程度と揶揄されたトランプが大統領になっても，アメリカの顔色をうかがっている。
そんなお国柄を見透かしてか，韓国駆逐艦が自衛隊機にミサイルの照準を平気で向けてくる。相手が小判鮫日本なら何をやっても平気だとタカをくくっているわけだ。これがアメリカとかロシアの飛行機だったりしたら大変だ。反撃されて撃沈の憂き目を見るかもしれない。まあ，韓国もそこはわかっている。分かってはいてもどうにも引っ込みがつかなくなっているようだ。
安倍晋三首相もコバンザメ外交からの脱却を目指したのか，拳を振り上げて韓国に強い態度に出ている。安倍晋三首相の気持ちも分からないではないが，追い詰めすぎると却って噛まれるかも知れない。出来れば拳をそっと降ろしてくれないかなあ。

隠れ活断層

新年早々熊本で地震だった。震度６弱だと言うから，かなり強烈な揺れだったと推察する。一昨々年の地震では熊本城も大変な被害を受け，その修理中の地震だったからドキリとした人も多かっただろう。
あのとき初めて前震という言葉を聞いた。それまでは最初の地震が本震で後からくる揺れは余震と言われていただけに，後の方が本震だという報道にびっくりした人も多いのではないかと思う。こんども，新たな揺れに対しての万全の体制が望まれる。
さて，新聞では気象庁が「熊本地震とは別」という発表をしたと報じている。つまり，一昨々年に動いた断層ではなく，別の断層が動いたということだ。今までに知られていなかった断層の活動が三日の地震の原因というわけだ。
でふと思うのは原発の立地だ。各電力会社は活断層がないかどうか調査に調査を重ねて，適格地として原発を作ったのだと思うが，ひっそりと数万年もおとなしくしていた断層が突然牙をむくことがあるわけだ。もしもそこが原発の下だったら大変な災害になる可能性が高い。原発を作るに当たっての地質調査が，ボーリングをどれくらいまで深く行ったかなどを公表して安心させてほしいものである。

10歳0ヶ月のプロ

囲碁の日本棋院大阪総本部にこの4月に10歳0ヶ月のプロが誕生するそうだ。現在最強の井山裕太の小学生時代を凌ぐと言われているそうだ。名前は仲邑菫。逆コミとはいえ，現名人の張栩と引き分けたという実力は掛け値なしのプロと言っていいだろう。
将棋の世界では藤井聡太が衝撃的な登場で我々を驚かせてくれたが，かわいい10歳の女の子が同じような脚光を浴びるかもしれない。
このブログを書いていると，テレビから井山裕太と対局したとのニュースだ。子供ながら眼光鋭い堂々とした対局態度。まだプロになっていないからなのか，時間切れ引き分けにしたようだが，プロになる仲邑菫さんにそんな斟酌は不要だろう。かえって失礼ですらある。
10歳の頃，私は何をしていただろう。真っ暗になるまで外で遊びほうけ，学校では先生にしかられ叱られしながら，算数の分数でつまずき，国語の漢字で×だらけ。喧嘩はするし生傷の絶えない，今で言う悪童だった。
私も囲碁は少し打てるようになったが，この10歳の女の子と同じ頃は，アマの級位者だった親父様の手ほどきで石を握り始めたばかりだった。23歳で春日部の碁会所に5級で通い初めてからほぼ半世紀，有段者として打てるようになったが，この仲邑菫という女の子は，3歳で囲碁を覚え，たった7年でプロの域に達したわけだ。この神童に限っては年を重ねてもただの人になることはなさそうだ。
やっかみたくもなるが何しろものが違う。出来が違う。ま，とにかく応援しよう。指導碁を打ってもらえるなら，一月分の小遣いを差し出しても惜しくはないが，関東住まいの私はファンクラブができても，残念ながら入会はできないかもしれないなあ。

こんな問題，瞬時に解けるだろう

三つ巴の軍拡競争

有人ではないが中国の探査機が月面に着陸したそうだ。それも地球からは見えない裏側だと言うからすごい。裏側では地球との電波のやりとりができないわけだから，新しい通信方法を使っているのだろう。
これまで，アメリカを中心としてきた月面探査が新しい局面を迎える。映画の題名でもあるスターウォーズが現実味を帯びるから不気味だ。
これは想像でしかないが，宇宙空間を利用した戦いはすでにかなりの局面まで進んでいるのではないかと思う。Googleの地図でわかるように宇宙からの映像が我々の日常生活に入り込んでいる。民間仕様でさえこうだから，軍事的にはずっと先を進んでいるだろう。たぶん，衛星のカメラで個人を特定できるレベルにまで来ているのではないかと思う。複数の衛星である人物の行動を真断なく追跡できるとしたら恐ろしい。
ロシアが新型の巡航ミサイルを開発したと発表したが，衛星自体が攻撃機にでもなったらどんなミサイルディフェンスでもくい止めることは不可能だろう。
新しい年号が始まる今年が，アメリカ，ロシア，中国三つ巴の軍拡競争の幕開けか。あ，ヨーロッパを忘れてた。四つか。四竦み，四つ巴という言葉はないなあ。

松の内も終わりだ

民主主義って衆愚政治？

日産の会長だったゴーン容疑者が生まれたのはブラジルだそうだ。Wikipediaの国籍欄は ブラジル，フランス，レバノンとなっている。二重国籍どころか三重国籍。
そのブラジルでは，新年に新しい大統領が就任した。ブラジルの大統領になったジャイール・ボルソナーロが女性国会議員に対して，あんたをレイプしないのは魅力が無いからだと言い放つ映像が流れたが，ブラジルはゴーン氏に言い換えれば，魅力がある女性ならレイプすると言ったことになる。そう言われると，「そんなことは言ってない」と理屈の通らないことを平気でわめき立てるだろう。頭の中がガランドウな男は理屈ではなくて声のでかさで相手を言い込めるつもりだ。ブラジルのトランプと呼ばれる男は言いたい放題で，ブラジルの品格をダウンさせないかと心配だ。
このところあちこちの選挙をみると，え！？と思うような結果になっている。EU離脱を投票で決めた英国民の多くは今になってあの投票は無かったことにしようと支離滅裂だ。アメリカもトランプという小学生並の理解力の男を選んだし，フィリピンでもドゥテルテというミニトランプの出現だ。そして今度のブラジル。
まあなあ，我が日本だって大きな顔は出来ないからなあ。
いつだったか政治評論家とおぼしき人が「民主主義って衆愚政治だから」と言った言葉がもしかすると当たっていたりして。でも中国やロシア，北朝鮮やサウジなどの政治はごめんだしなあ。

甘酒ヨーグルト

甘酒もヨーグルトも発酵食品だ。甘酒は米麹を使ってお米を8時間60度の高温発酵で作る。ヨーグルトは我が山の神が主に食べるビフィズス菌ヨーグルトと主に私が食べるガゼリ菌ヨーグルトの二種類が冷蔵庫に入っている。この二つと並んでいるのが米麹で作った甘酒だ。
今朝もガゼリ菌ヨーグルトに甘酒を加えて食べた。これがなかなかいける。ヨーグルトの酸っぱさが甘酒の甘さで中和されて，口当たりがよくなる。甘酒の甘みがヨーグルトによく合う。この組み合わせは，発酵食品同士だからもしかすると互いの良さを引き立て会うかもしれない。うん，癖になりそうだ。
我が山の神は甘酒とビフィズス菌ヨーグルトが大好物で，このところ続けているせいか頬周りがすっきりしてきた感じがする。体重も軽めになっているそうだ。

日柄

新しいこよみを使うに当たって退位と即位の日を確かめた。退位の日4月30日(旧暦3月26日)は火曜で日柄は仏滅だ。即位の日5月1日(旧暦3月27日)は水曜で大安。なるほど。即位の日を年度変わりの4月1日にしなかったのは一つは公官庁の繁忙期(統一地方選挙)であること，二つに休日の設定，三つにこの日柄だったのだろう。
日本では今でも日柄を気にする人がいるようだ。日柄が簡単な計算で決まっていると言われても，日柄の重要性は揺るがないようだ。ちなみに，日柄の決め方は自分なりに試算してみると余りで決まる。(旧暦+日付)÷６で，余りが0のとき大安，1のとき赤口，2のとき先勝，3のとき友引，4のとき先負，5のとき仏滅だ。大体この通りに変わっていくが旧暦の月替わりに順番が変わるのはこのためだ。実際はもっと難しい方法なのかもしれないがこの計算で狂うことはない。
即位の日を決めるときにもしかするとわり算の余りが幾ばくかの役割を果たしているかもしれない。