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4人を死なせて懲役7年 [シルバーウィングでGO]

国道を146キロの猛スピードで走っていて事故を起こし,4人を死なせた男に判決が降りたそうだ。検察は危険運転致死傷で起訴したそうだが,津地裁は危険運転致死傷罪には当たらないとし,過失運転致死傷罪で判断して,懲役7年の判決だそうだ。
高速道路でも危ないと思われるスピードを一般道で出しても危険運転と判断しないって一体裁判所は何を考えているんだろう。
裁判所は,世間の常識的な考えも判決に取り入れようと日本でも,裁判制度を改革し裁判員制度を取り入れた。しかしこの裁判は交通事故の裁判のために裁判員制度を採用していなかったのではないだろうか。裁判員制度で裁かれればこんな判決は出ないだろう。一般道で146キロの猛烈な運転が危険運転ではないなんて常識はずれの判断は絶対にしない。
被害者には婚約者もいたそうだが,そんなことは裁判には何の影響も与えなかっただろうが,婚約者はこの判決に強い違和感を抱いたはずだ。
これが殺人なら,4人も死んでいるから間違いなく死刑判決だ。それが懲役7年とは・・・・。
もちろん,この「事件」は殺人ではなく交通だ。しかし,亡くなった4人にとっては殺人でも交通事故でも結果は変わらない。結果責任は極めて重大だ。
「犯人」は4人を死なせて,量刑不当で控訴したそうだ。事故を起こすつもりはなかったから執行猶予をつけてほしいそうだ。控訴する権利はある。権利はあるが何という身勝手さだ。まさか量刑がこれ以上値切られることはないだろうが,今までに事故歴が8度もある人間の身勝手な振る舞いを許していいはずがない。
私がなんと言おうがこの男10年もたたずに娑婆に出てきてまた優雅な生活を再開できる。死んだ4人の保証は保険屋さんに頼んで我関せずなんだろうなあ。

なんという昆虫の幼虫だろう
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