SSブログ

ボランティアサロンその1 [シルバーウィングでGO]

野田市ボランティアセンター主催のボランティアサロンと銘打った親睦会に参加した。去年は栃木市の障害者視聴覚センターと大谷石博物館に行ったが,今年は埼玉県の熊谷市と行田市だ。
IMG_0741.JPG
熊谷市にある国宝・妻沼昇天山は,日光東照宮にも比肩すると聞いていたが,正面から眺めると確かに素晴らしい。素晴らしいが東照宮ほどではないなあと思った。彫刻は良さそうだが数的に少ない。熊谷だとこんなもんだろうと失礼なことを思ってしまった。ところが,入場料を払って入る場所は正面の横にあった。
説明しくれるボランティアの女性について行くと,突然目の前に金箔や色彩にあふれた奥殿があらわれた。現在金箔や漆塗りの修復中で工事中のため全部を見学することができないのがやや残念だったが,この奥殿は「国宝」に選定されておかしくない絢爛豪華さだ。彫刻も一級品だ。琴棋書画の彫刻に囲碁の場面があったが,私も碁打ちの端くれ,碁盤のうえの白黒の石はテキトウに置いたものではないことが分かった。ボランティアの女性の説明では,井山裕太の本因坊戦の対局棋譜を使っているそうだ。
IMG_0764.JPG
そのほか驚いたのは境内の入り口に建っている貴惣門の大きさ・立派さだ。貴惣門と本殿の間に仁王門もあって,こちらも立派なのだが,この貴惣門はなぜこんなに立派な作りにしたのか疑問に思うほどだ。面白いのは貴惣門にも仁王様が入っていらっしゃることだ。貴惣門から仁王門を通って本堂に至る参道もやたらに長い。よっぽど格式の高い寺院だったのだろう。
何はともあれ,おかげでとても良い見学をさせていただいた。写真もかなりの枚数を撮影した。こんどいつか,修復工事が終わったとき三脚を立ててじっくりと見学撮影をしてみたいものだ。
IMG_0804.JPG
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。