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カッコウが鳴かない・ホトトギスが来ない [シルバーウィングでGO]

初夏,以前は朝になれば鳥の声で目が覚めた。昼頃になるとカッコウの声は高い木のてっぺんあたりから遠くまで響きわたった。
ホトトギスも朝早く声が聞こえた。カッコウは姿が見えるが,ホトトギスはなかなか姿を現してくれない。ホトトギスもカッコウと同じ仲間の鳥だそうだ。やっぱりカッコウと同じように自分の巣は作らず托卵して他の鳥に育ててもらうのだそうだ。カッコウにしてもホトトギスにしても,自分より小さな野鳥の巣に托卵して育ててもらうそうだから,なんともおもしろい進化の仕方だ。
さて,そのカッコウやホトトギスの声を聞かなくなった。この変にこんもりした林がたくさん残っていたころは,季節になればカッコウもホトトギスも初夏の鳴き声を聞かせてくれたが,木を切り倒して見通しがよくなるにつれてカッコウの声もホトトギス鳴き声も聞かなくなってきた。木を切り倒したのは開発のためだ。開発といっても,家を建てるためではない。大規模太陽光パネルを設置するためだ。この地域ではなんだか競争のようにあちこちに太陽光パネルが並んでいる。早くしないと乗り遅れるとでも思っているのだろうか。借金をしてパネルを設置した人もいるだろうなあ。
さて,カッコウやホトトギスは,来ていれば必ず声は聞かせてくれるはずだ。声が聞こえないということは来ていないということだ。
自然破壊と単純に言うつもりはないが,カッコウやホトトギスの声が聞こえない街はちょっぴり魅力に欠ける街だよなあ。一年前にも同じようなことを書いていたなあ。

これはカッコウ
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