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裁判員制度10年 [シルバーウィングでGO]

知り合いから「ここだけの話だけど」と言われることがある。それほど珍しいことではない。どうせあちこちでの「ここだけの話」だ。
裁判員になった人は評議の内容は一切話せない。口が軽くて違反すると,6ヶ月以下の懲役か50万円以下の罰金だ。ヒェー,厳しい。私が万が一裁判員候補になったら,裁判員に選ばれないようにしたいと思っていたが,口が軽いと言えば,候補者名簿から削除してもらえるかな。え!そうなんだ。70歳以上はやらなくてもいいんだ。法律で決まってるのね。ラッキー
さてその裁判員制度だ。10年前,裁判に市民感覚という新鮮な風を吹き込ませようとして始まった。そのころは,裁判官の方で市民感覚を身につけるように努力すべきだと思った。自分達ができないから,市民にやってもらおうなんてちょっと虫が良くないか。しかも,2審以降は裁判官だけの審理だ。一審の新しい風が量刑を決め,二審もその判断を尊重しても,最後に残った古い風が押し戻すという裁判もあった。刑の公平性という理屈でだ。まあなあ,100年間淀んできた空気がたった10年で新しい空気と入れ替わるわけはない。
強制的に空気を入れ替えたいんなら方法がないわけではない。最高裁の建物を新しく建て替えて,ピカピカの商業施設に組み込むんだな。例えば土地の空いた築地とか。建物は人間の心理構造に影響すると思っている。ついでに法衣も友禅にしちゃうか。

オオヨシキリは ギョウギョウシイ仰々しい て鳴くんだよ,うるさくって。
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