今年もラズベリー [シルバーウィングでGO]
たくさん生ったラズベリーの実が一つ赤くなった。まだ,もげる段階ではないがこれから毎朝が楽しみだ。もいだラズベリーを冷蔵庫に入れておくと,たまったラズベリーを我が山の神がジャムにしてくれる。
このジャムが非常に好評なようだ。砂糖で煮詰め最後にレモン汁をちょっと入れると鮮やかな赤い色のジャムが出来上がる。完全無農薬,無添加のラズベリージャムの出来上がりだ。
多く採れると我が山の神はラズベリーを冷凍庫に保存し,ジャムが切れた頃につくっている。ま,私はパンをよく食べるわけではないので,ジャムをよく食べるのは我が山の神と我が山の神の友達だ。それも楽しからずやだ。
岩手県に住んでいた子供の頃,ばあちゃんたちは木イチゴとは呼ばずラシペリーと呼んでいた。何のことだろうと初めは分からなかったがこれがラズベリーのことだとわかったのはずっと後になってからだ。昔の岩手のばあちゃんたち,どこから英語を仕入れてきたのだろう。いや,英語なのかどうかさえ分からない。
なお,英語のraspberryは,軽蔑とか冷笑という意味に使われることがあるそうだ。ラズベリーは貧しい庶民が食べるイチゴという意味合いがあったのだろうか。