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「覆水盆に返らず」は英語でなんて言うんだっけ [シルバーウィングでGO]

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EU離脱を巡って,とうとうメイ首相が辞任することになった,新聞には万策尽きたとの表現だ。大時代風に言えば矢折れ刀尽きたという印象だ。
元々イギリスは誇り高き大英帝国の盟主たる存在だ。それが,EUの「一部」に成り下がったことに,イギリス人の誇りが傷ついたのだろうか。
大陸のあちこちからロシアに見切りをつけた小さな国がこぞってEUに駆け込んできたことも,イギリスには不快なことだったかもしれない。EU内ならば自由にどこにでも移動できる。元東欧の国からの移民も拒否はできない。EUが当初からの国々と1995年までの加入国ならイギリスも離脱という選択はしなかったかもしれない。
2004年から東欧諸国の加入が雪崩を打った。キプロス,チェコ,エストニア,ハンガリー,ラトビア,リトアニア,マルタ,ポーランド,スロバキア,スロベニア,ブルガリア,ルーマニア。とどめが2013年のクロアチアだ。
イギリス人はこれらの国々と同列に扱われることに我慢できなかったかもしれない。
合意の上の離脱,もしくは合意なき離脱,いずれにしても世界中に波紋が及ぶ。その波をもろに受けるのはイギリス自身だ。こんなはずではなかったと思っても,「後の祭り」「後悔先に立たず」「覆水盆に返らず」英語でなんて言うんだっけ。
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