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めでたしめでたしプラスワン [シルバーウィングでGO]

沖縄県の高校生が財布を紛失して困っていたら,埼玉の医師が助けてくれたという話。最近にないいい話だから,知らない人はいないはずだ。それでも世の中には「金持ちだからそんな善人ぽいことができたんだ」てなことを言うへそが曲がりはいるもんだ。
それで,自分が同じような場面に立ったらこの医師のようにできるだろうかと考えてみた。うーん。できないだろうなあ。まず,そんな現金の持ち合わせはないはずだ。普段,万札は殆ど持ち歩かない。多めの金が必要になったらクレジットカードを使う。また金額の多寡にかかわらず,見ず知らずの人にお金を無条件で貸す勇気は私にはない。
さて,へそが曲がっている奴はたとえ金額が100円だって出そうとしないはずだが,この医師はきっと持ち合わせが少なかったとしても,できる限りの対応をしただろう。
頭がいい人と善人とはイコールではないが,この医師ふたつながら兼ね備えている果報者らしい。何ともうらやましい。
めでたしめでたしに付け加えて,紛失したと思った財布も別の駅で保管されていたそうだ。そこにも,落とし物を猫ばばしないでちゃんと届けた正直者がいたわけだ。こちらも6万円を貸した医師に劣らぬ善人と言っていい。
私もそんな善人の恩恵にあずかった一人だ。ズボンのポケットに入れておいたはずの財布を落とした。タクシーだったかもしれないと曖昧な記憶だったが後の祭り。その24万円は戻ってきた。狂喜。やっぱりタクシーだった。日本のタクシー運転手って世界で一番信頼できる存在だと確信したんだっけ。
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