SSブログ

給与差し止め [シルバーウィングでGO]

神戸の教員いじめに絡んで,神戸市は加害教員の給与を差し止める条例を定める方向だそうだ。しかし,この動きがちょっと心配だ。教員は地方公務員としての身分だから,分限及び懲戒は地方公務員法の定めに従って行われなければならない。当然一行政区域の条例よりも地方公務員法の方が優先されるから,地方公務員法によっての処分が確定するまでは,その身分は侵してはならないはずだ。たぶん神戸市職員を対象にした職員の分限及び懲戒に関する条例を念頭に置いているだろう。教員が神戸市職員としての身分だと言えるなら可能性がないわけではない。
ただ,みんなが言うから給与を差し止めるのは無理がある。いずれこの4人には神戸市教育委員会が厳しい懲戒を下すだろう。懲戒は戒告,減給,停職又は免職のいずれかだ。報道される非行から考えて,懲戒免職の可能性が高い。手続き的に本人の弁明を聞く必要はあるだろうが,それほど時間はかからないはずだ。それまで給与差し止めは待つべきではないだろうか。
それにしても,あの教員間のいじめというか傷害というか,人間性を疑わざるを得ない行為をする教員がいることに驚く。それに管理者の前任校長はたぶん何処かで校長を続けているだろうが,職務の責任は残っている。当然管理責任を問われ,地方公務員法に定める戒告,減給,停職又は免職のいずれかの懲戒に処すべきだろう。更に,前教頭が現校長だそうだが,教頭の方が教員との距離感は近いはずだ。知らなかったはずはない。これには「絶対」をつけても良いくらいだろう。当然,前教頭も責任を免れることは出来ない。停職又は免職は厳しすぎるとしても戒告,減給の懲戒,さらに降任,降給の分限処分が下されなければなるまい。
なお,加害教員の自主退職を認めないことも決めているそうだが,そんなことが出来るのかなあ。憲法の職業自由の規定に違反しないのかなあ。

この雨では雨漏りが心配だなあ,気の毒に
P1080438.JPG
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。