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ビギンは微吟だった [シルバーウィングでGO]

朝刊のテレビ欄にレコード大賞の広告かと思ったらちあきなおみのCDの広告だった。そこに微吟の文字!
はたと気づいた。「ビギン」は「微吟」だった。
「黄昏のビギン」がちあきなおみの持ち歌なのかどうかは分からないが,彼女が歌っていたのは間違いない。実にいい曲だと思った。ただし「ビギン」の意味が分からなかった。初めに浮かんだのが横文字のbegin。しかしビギンの前に「の」が入っているから「ビギン」は名詞的な言葉だ。beginningではないからこれは「黄昏の初め」ではない。大体にして黄昏と言う言葉が,薄暗くなり初める頃合いを指している。「黄昏」に始めるという言葉をつけては意味的に重複してしまう。ということは,なんだかよくわからんという結果だった。
それが朝刊のCM広告で氷解した。「ビギン」はまさしく「微吟」という日本語だった。広辞苑には「小さい声で詩歌をうたうこと」とある。
この歳になっても聞いたことのない言葉がある。日本語の語彙の大きさに比べて私の持ち合わせる言葉なんか比較にならないほど小さいわけだ。
蛇足だが,「云々」を「デンデン」と読んだり,「已みません」を「いません」と読んだりするわけではないから,それよりはまだましか。
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停電でウォシュレットが壊れた [シルバーウィングでGO]

今日の午前中に突然電気が切れた。
野田市は停電が少ない地域だ。東日本大地震のときも計画停電がなかったくらいで,停電は非常に珍しい。それがこの地域だけ停電らしい。東電のホームページにアクセスしても停電のお知らせはまだない。東電に電話すると「停電情報はホームページでご覧いただけます」と機械音で,返答を返す。停電なのにどうやってホームページにアクセスするんだいと言い返しても相手は自動音声だ。やむなく市役所に電話すると守衛さんがでて,この一帯800世帯が停電していて東電が対処のために出かけているとのこと。スマホでHPを見ると,こんどは2時間弱で解消の見込みと書いてある。実際に電気が来たのが1時間ほどしてだった。予定よりかなり早かった。早いと言い過ぎて文句を付けられるより,こっちの方がいいだろう。
大変なのがその後だった。電気が来てどういうわけかウォシュレットが動かなくなった。通電していることは確かめたが,うんともすんとも言わない。どう考えても停電が故障の原因だ。内部の導線が切れてしまったようだ。
やむなく新規に購入のために近くの大型電気店に走る。緊急でなければネットで探すのだが,明日は娘がやってくる。ウォシュレットがないではエライ迷惑をかけることになる。ケーズデンキではあまり高そうな機種は選べない。税込みで41000ぐらいを店員が親切にも10%プライスダウンしてくれた。
かえって取り付けを始めたが親切設計があだになって,余計な部品が必要になりコメリへ。取り付けを始めてから1時間以上もかかってしまった。やれやれだ。同じメーカーだったが価格的に安いものを選んだので自動でオープンするような機能はないが,基本的な機能さえあれば困ることはなさそうだ。
大晦日の前日には我が家ではなにかがおこる。それもトイレの中で。東電に苦情を言ったって,東電では,お気の毒様と言うだけだろう。


新しいリモコン 取り付けるねじの穴はそのまま使えた
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自動作曲ソフト [シルバーウィングでGO]

テレビ番組でオルフェウスという自動作曲ソフトが紹介された。詩を入力すると自動的に伴奏とメロディを創作してくれるそうだ。ソフトが創作する時間は1秒未満。画面には0.6XYXの数字が表示された。速いパソコンを使っているにしてもスゴい速さだ。即座に音譜が表れ演奏することができる。
今まで,音譜を手入力したり,スキャナで画像として読みとって音譜に変換するソフトは知っていたが,詩にふさわしいメロディやメロディの進行にあわせ和音を含めた伴奏やリズムを作り出してくれるソフトは初めてだ。ソフトを作ったのは東大の先生だそうだが,無料で使ってもらえるように,ネットに公開しているそうだ。
もしも,音楽もソフトが自動的に作り出すとすれば作曲家の仕事が奪われる。公開しているサイトを見ると,詞も半自動で作れるらしい。情景を表す特徴的な幾つかの言葉を入力すると,その言葉を含めた詩が自動的に作り上げられる。それを,オルフェウスが曲に仕上げれば人間の手間はほとんど省かれる。
歌い手も生身の人間ではなく,初音ミクのようなボーカロイドがサイバー空間で歌って踊ればほとんど人間の手を離れて完結する。拍手喝采するのは人間の役目ってなわけだ。
蛇足だが自動に芸術作品を仕上げるのはなにも音楽に限らない。風景写真や人物像を与えれば,風景画やポートレートを作り出してくれるソフトはずいぶん以前からアマチュアでも使ってきた。
この先々,いろいろな分野で自動芸術作品がでてくるぞきっと。楽しみ楽しみ。
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特捜部の名誉回復なるか [シルバーウィングでGO]

大阪地検特捜部の大失態で検察は完全に信用を失った。何しろありもしない証拠をねつ造して,後に厚労省事務次官にまでなった木村厚子さんをわざと貶めようとした。冤罪を作り出そうとしたわけだからたちが悪い。
さて,こんどのIR推進に絡んで,元内閣府副大臣が逮捕された経緯については後々裁判で明らかになるだろうが,検察にとっては絶対に失敗できない事件だと思われる。
既に検察は,司法取引を武器にして贈賄側の全面自供を得ているかもしれない。企業は自己保身のためならドライに割り切るだろう。贈賄側が全面的に検察側に立ってしまうと,収賄側は潔白の主張をしても検察の起訴事実を覆すことはたぶん極めて難しい。検察は逮捕するからには,証拠をしっかり固めたはずだ。大阪地検の二の舞になることは許されないはずだから,官邸からの横やりだってはねのけるだろう。
韓国は検察と大統領が対立する間柄らしいが,検察・警察は本来直接国民に奉仕すべき組織だ。首相や法務大臣の顔色を伺って,動く機関であってはならないはずだ。森かけも桜問題も,誰に奉仕しなければならないか,胸に手を当てて考えれば,結論はすぐに出るはずだ。
カジノにフライが群がってきても菅官房長官はIR法案に従って粛々と押し進める方針だそうだ。カジノの利権は巨大だ。数千億円規模の金を巡って争奪戦が繰り広げられるのだから,その筋の人にとってIRはなんとしても手に入れたい利権に違いない。
そう言えば,カジノで106億円すったあの大王製紙のお坊ちゃまはどうしているだろう。日本でIRが実現すればお坊ちゃまはすぐに駆けつけるだろうか。すでにギャンブル依存症から立ち直っていれば平然としていられるだろうが,依存症はなかなか断ち切れないんだそうだ。
話を特捜部に戻す。その存在意義は巨悪を排除するところにある。巨悪としては若干小さいかもしれないが,信頼回復の第一歩となるかその成り行きを注目したい。

前田検事はこの時間データを書き換えたわけだ。
今のパソコンにはFDDもついていない(FDD:フロッピーディスクドライブ)
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糞の中に防カビ細菌!? [シルバーウィングでGO]

新聞記事におもしろい話しだ。高校生の自由研究で,ダンゴ虫の糞に強力な防カビ物質があることを発見し,その物質を作り出している細菌も突き止めた高校生の話だ。
うん?糞が防カビ?ちょっとにわかには信じられないような話しだが,似たような話しが昔あった。おしっこに含まれる尿素が美肌にいいという話しだ。農家の女性の手がきれいな肌だったのに気づいて尿素の効果を突き止めたという話だったような記憶だ。
ダンゴ虫の研究の高校生は小学4年生の時に弟が飼ってるナメクジの飼育ケースにはすぐにかびが生えるのに,自分が買っているダンゴ虫のケースにはかびが生えないことに気づいたそうだ。そして6年生になってダンゴ虫の糞に防カビ効果があると特定していたそうだ。高校1年生までに防カビ効果のある13の細菌を発見。特にH4株という細菌の防カビ効果は強かったそうだ。うん,すごい高校生だ。糞の中にあるというから若い女性には敬遠されそうな話しだが,防カビ効果のある揮発性物質は以前から食品の香料として使われてきたものらしい。と聞くと,その香料が入っている食品を食べられなくなる人がいるかな。
なお,ダンゴ虫を食べてみた人がいるそうだ。ネットで探すと顛末を記した文章がすぐに見つかる。うまいものではなかったそうだ。しかし,それ以外に食べるものが何にもない状況では人は多分なんでも食う。

たぶん丸まっているのが雌
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蕎麦 [シルバーウィングでGO]

もうすぐ年越しだ。年越しと言えば蕎麦。近年自分で打つようになった。公民館の蕎麦うち講習会に参加して自分で何とか蕎麦を打てるようになった。
最初は悲惨だった。形になったものを茹でると鍋の中で短く切れてしまった。箸ですくって食う食い物ではなくスプーンですくって食べる,まるで短いパスタのようなものができた。それが2度目の講習会で何とか蕎麦らしきものが打てるようになった。しかし蕎麦打ちは難しい。特に難しいのが水加減だ。足りないかと思ってもこねていると柔らかくなりすぎて,腰のない蕎麦になりやすかった。その水加減は季節によっても違うし温度・湿度によっても微妙に加減しなければならない。粉の保存法方によっても変わる。冷蔵庫で保存した蕎麦粉は室温が高いと湿気を吸って柔らかくなりやすい。とにかく難しい。
専門家でさえ,「毎回初心者」と言うことがあるそうだから素人ではうまくいく方が奇跡だ。最近気をつけていることはとにかく少な目の水で水回しをすることだ。水が多すぎて粉をあとから足すと,うまくまとまらない。足りないと思ったときも少しずつ足していく。専門家など,手をぬらして手に着いた水を振りかけるくらいだそうだ。そんなことは素人には不可能だから霧吹きで水分を加える。まあ,蕎麦打ちはこの水回しに尽きると言ってもいいかもしれない。
私が打つ蕎麦は二八蕎麦だ。つなぎの小麦粉が二割入る。まだ十割蕎麦は打てない。蕎麦にもグルテンの多いそば粉がないものだろうか。あれば私にも十割蕎麦が打てるかもしれない。そうは言っても,二八蕎麦が一番のどごしがいいと言われているようだから十割にこだわる必要はないかもしれない。
さて大晦日,細く長い蕎麦を打てるかどうか。太く短くなったらまあ仕方がない,生き方を変えるか。でもなあ,この人生,今から太くすると言ったって,やりようがないよなぁ。
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足元に反社会勢力 [シルバーウィングでGO]

安倍内閣は,反社会勢力を一義的に定義できないと閣議決定したが,自らを否定する閣議決定には自民党支持者からも疑問の声があがった。
そんな折り,内閣府副大臣をつとめた自民党の秋元司衆議院議員が,IR誘致に絡んで中国のカジノ関連企業から賄賂を受け取ったとして東京地検に逮捕されたそうだ。安倍首相の足元に反社会勢力がいたわけだ。安倍首相はまさか「反社会勢力は一義的に定義できません」とは言わないだろう。とにかく犯罪者はいたわけだ。足元に秋元とはダジャレのようだが,桜で足が乱れIRで足元がふらついてレイムダックになる鴨しれない。まあアヒルも鴨も同じ仲間だ。
さて,IRと言えば聞こえはいい。しかし賭博場と聞けば誰しも眉をひそめるはずだ。賭博場には必ずヤクザさんが群がる。ヤクザさんと言っても昔の任侠道を歩む人ではなく高級外車に乗り黒服に身を包んだ暴力団だ。法律でも,賭博は射幸心をあおり仕事は怠け金を浪費する弊害が大きいと記している。それだけでなく暴行,脅迫,殺人,強盗などの犯罪を引き起こし国民経済にも大きな妨げになるとして,基本的には金を賭けるのは違法だ。ところがIRはその違法性が阻脚される。なぜかと言えば,IRの博打場であるカジノは公営だからだ。国が許可すれば違法じゃない,許可しなければ賭博罪。これでは謎の勢力によるカジノ争奪戦が激化するわけだ。賄賂が渡ったのが果たして秋元司議員だけなのかどうか,関係者は戦々恐々だろう。

うそー!
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かけ算の歌 [シルバーウィングでGO]

マラウイと言う国で田仲さんという日本人男性の考案したかけ算の歌が広まり,抜群の効果を上げているそうだ。日本にも同じようなかけ算の歌があったような気がしたが,残念ながら学校では聞いたことがない。ネットで調べると,いろいろなかけ算九九の歌が学研などから売り出されているようだから,もしかすると静かに広まっているのかもしれない。知らないのは私だけだったりして。
さて,亡くなったおやじ様は通信兵として従軍したそうだ。そのおやじ様から聞いた通信兵を教育する方法がおもしろかった。
モールス信号を覚えさせるため集団を二つのグループに分けたそうだ。ひとつのグループには信号が表すイロハにものの名前の頭文字を充てて覚えさせる。例ば(イ←いとう・ツツー)(ロ←路上歩行・ツツーツツー)(ハ←ハーモニカ・ツーツツツ)のように何かと関連させてリズミカルに覚えさせる。
もう一つのグループには信号以外のものは一切教えずひたすら信号を聞き取る訓練を行ったそうだ。
卒業試験のとき,「聞き取れたものは退席せよ」というモールス信号をきいて即座に退席したものは,ひたすら信号を聞く訓練を続けたグループだったそうだ。
かけ算九九ももしかすると同じかもしれない。歌で覚えた九九は「しちは」と尋ねられた子供が歌の最初から歌わないと56を思い出せないのかもしれない。それじゃ,実際には使いものにならないと言うわけだ。
洋の東西を問わず似たような警句が教えている。
No pain,no gain
学問に王道なし
ただし,マラウイの現実がどんなものか分からないので田仲さんの歌を否定するものではない。それぞれの事情によって,どんな方法がいいのか教育の専門家が選んでくれるだろう。

林が切られ野鳥が見当たらなくなった すぐ近くで撮影したアカゲラ
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#介護me to [シルバーウィングでGO]

元TBS記者山口敬幸氏が伊藤詩織さんを準強姦した民事訴訟で、勝訴した伊藤詩織さんは日本の#me to運動のシンボルになった。
さて、23日の朝刊には11月に起きた敦賀市の妻による親族3人殺害事件についての反響記事が載っている。記事には仙台市と首都圏のふたりの女性の介護状況が詳しく載っている。これはもう一つの #me to だと思われる。仮に「#介護me to」にしてみる
ふたりの介護にはらった労力を読むとその大変さに驚倒する。入院中の叔母について医師から「今夜死ぬかもしれません」と付き添いの継続を進められても自宅へ帰って母の介護をしなければならなかったことがあったそうだ。この女性の「多くの家族が自分の生活を犠牲にすることで在宅の看護が成り立っていると思います」という言葉が厳しい現実を物語っている。
もう一人の会社員の女性は、母の入院、父の認知症に直面し、父の暴力を民生委員に相談しても「大丈夫よ」の一言で片づけられてしまう。「ひとりで抱え込まないでサービスを使って」と言われても手続きが大変で、「明日父を預かってください」というわけにはいかないとその苦悩を吐露する
ハインリヒの法則というのがある。ひとつの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、更に300もの問題が潜んでいる法則のことだ。ハインリヒの法則に従えば同様の事件になりうる事例が多数存在し、より多くの家庭で問題を抱えていると言うことになる。
もちろんハインリヒの法則は性暴力にも介護事件にも当てはまるだろう。
令和2年の予算は102兆円だそうだ。三分の一をしめる社会補償費のなんという予算項目が #介護me to に充てられるのだろうか。
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オリンピック開催で気に入らないこと [シルバーウィングでGO]

へそ曲がりのへそがいっそうひん曲がった。オリンピック開催まであと一年ない今,国立競技場が竣工したそうだ。この国立競技場建設にどれくらいかかったかというと,1569億円だ。森元首相なら大したことはない,その前のザハ・ハディドの設計では3000億円以上だったとのたまうだろう。
確かにコンペ案より安くはなった。しかし,いくらでもいいという誰かさんのような考えと比較すれば半減したと言えなくもないが,元々が浪費にすぎた。今の競技場の1569億円でも十分に巨額だ。はっきり言うと浪費だ。わずか2週間のオリンピックのための金額として浪費と言わざるをえない。その後もいろいろと役に立つと言う人がたくさんいるはずだ。しかし,維持費だけで年に24億円もかかると聞いて,また税金がつぎ込まれるだろうと愕然とするに違いない。赤字垂れ流し競技場だ。
そもそも,今度のオリンピックに「復興」の冠を載せたことが許せない。復興を加速させるはずだったのが逆に復興の妨げになった。人はオリンピック関連事業に取られるし,復興のための資材はオリンピック関連工事に流れて高騰し,入札不成立になった工事がいくつもあった。これで復興かと言いたくなっても,後の祭りだ。まさか復興を加速させるオリンピックではなく復興を世界にピーアールするためのオリンピックだとか言わないよね。それじゃぁ詐欺と変わらない。
今回の東京オリンピックは初めはコンパクトさが売りのひとつだった。ところが競技によっては東京を離れて開催される。ゴルフは埼玉だし,自転車は静岡,マラソンなんか北海道だ。国際オリンピック委員会はマラソン会場北海道について選手ファーストがその理由だとかなんとか言っているが,選手ファーストならなんでこの季節にやるの?この季節に開催するのはアメリカのテレビ局が出す放映権料が目当てだからだって,知らない人はいない。アスリートファーストじゃなくてマネーファーストが国際オリンピック委員会の信奉理念だ。
やけのやんぱちの心境になるのは,チケットの値段を聞いたときだ。開会式が30万円だぞ。見に行けるのは高額納税者だけだ。富裕層だけだ。そのほか陸上競技なども10数万円になるそうだ。更にグルメといくつかの競技の組み合わせチケットで600万円をこす料金の商品まで売り出されているそうだ。これって,儲け主義意外のナニモノでもない。オリンピックの正体丸出しだ。ブランデージが過度のアマチュアリズムを信奉してきた反動が,過度の商業主義に陥っているとしか思えない。人気者の藤井聡太7段を聖火リレーに走らせるそうだが,ベルリンオリンピックで始められた聖火リレーの歴史を知ったら,躊躇したかもしれない。

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殺人犯が保釈とは [シルバーウィングでGO]

息子を刺殺した熊沢元農水事務次官に12月6日懲役6年の実刑判決が下った。その熊沢被告が保釈されたとの報道だ。殺人犯が保釈されるという話しは聞いたことがない。すぐに収監され懲役刑が課され始めるのかと思ったらそうではないらしい。刑が確定しているわけではないので,確定するまでは当然保釈はあり得るわけだ。地裁は保釈を認めなかったそうだが高裁が許可した。これ以上犯罪を犯す危険性がほとんどないと言うことなのだろうか。高齢なのでもしかすると健康面に不安があったのかもしれない。
調べてみると,下された刑が確定するのは判決文が届いてから2週間後だそうだ。判決文が届いたのが判決当日の16日ではないとしても大体刑が確定するのは大晦日か元日だ。熊沢被告はそれまでの間に,やらねばならぬ様々な手続きを終わらせもしくは弁護士等に依頼して,収監の日を待つのだろう。
ひとつ心配なことがある,熊沢被告夫妻が自死しないかということだ。自由になる時間があるわけだからふたりで相談するゆとりはある。刑務所に収監したあとはその対策も十分に練られるようだが,保釈したということはその心配はないということなのだろうか。それとも,敢えて外の社会に出したのか。保釈が温情ある許可と言えるかどうか私には分からない。

どう猛な目
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70歳定年制 [シルバーウィングでGO]

政府が75歳医療費1割から2割への引き上げに加えて年金支払時期の繰り下げを計画しているようだ。年金は65歳→70歳にするつもりだ。ただし年金が支払われない時期が長すぎては生活が成り立たない。そこで,70歳までは働いてもらおうというわけだ。
私も60歳になって再雇用してもらい3年間職場に居させてもらった。ただし,つらかったのは給与が激減したことだ。ほぼ半減した。仕事もフル回転したとはいいにくい。年金空白期間は貯金を取り崩さざるを得なかった。
年金支給は繰り下げられ,働いても年金を受けてもあまり収入は変わらない事態となっては,ガタが来つつある身体でどれだけの人がその道を選ぶのか疑問だ。
心配なのが若年労働者へのしわ寄せだ。定年延長で労働人口が増える。しかしパイの大きさはそれほど大きくなるわけではない。とすれば,パイの奪い合いになるわけだ。結果として一番金のかかる時期の若年層へのサラリーを減らさざるを得なくなる。家庭を作れず子供は増えず,パイは逆に小さくなる。
昔,第1次オイルショックの時を記憶している人は多いだろう。あのとき,政府の旗振りで大幅に給与が増額された。増額された年間総額はボーナスより多かった。あの政策で日本はピンチを乗り越えた。時の首相は田中角栄だった。
さて,昔話をしても始まらない。高齢者に働いてもらうならそれなりの意欲が沸くような仕事と,それに見合った給与が必要だ。ま,私は既に70歳も過ぎているから気になるのは医療費負担割合のことが中心だ。

生産性本部資料から
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金額の多寡は問題ではない [シルバーウィングでGO]

女性フリージャーナリストの伊藤詩織さんが,TBS記者山口敬之氏滞在ホテルに連れ込まれ無理矢理性行為をされたとする民事裁判が結審し,裁判所は山口敬之氏に伊藤さんに330万円を支払うよう命じたそうだ。つまり,裁判所は山口敬之氏が酩酊した伊藤詩織さんに無理矢理性行為に及んだと認めたわけだ。
最初の違和感はなぜ民事裁判なんだということ。すると,捜査当局は当初刑事事件として捜査しており,山口敬之氏に対する逮捕状も用意されたていたそうだ。逮捕状を裁判所が出したということは,山口敬之氏の性犯罪を裁判所が認定したことになる。ところが,逮捕状執行直前でストップがかかる。逮捕状まで用意していったいなぜ? 薬物犯罪なら泳がせ捜査のためなとということも考えられなくもなさそうだが,性犯罪では泳がせなどは考えられない。結局山口敬之氏は伊藤詩織さんに告訴されたが,検察は結局逮捕状も執行せず不起訴処分にした。
伊藤さんはそれならと民事裁判に訴えたわけだ。その民事裁判では伊藤さんの訴えが認められた。つまり,犯罪的性行為があったと認定したわけだ。
さて,刑事事件として逮捕状まで用意しておきながら逮捕されなかったことが不思議だったがそのからくりが見えてきた。山口敬之氏は安倍晋三首相と昵懇のTBS記者だそうだ。指揮権を発動できるのは法務大臣だけだが,安倍・菅・警察ラインが働いたとすれば不可解な動きは理解できる。逮捕状執行をやめさせた警視庁の刑事部長中村格氏は菅官房長官の秘書官だった。
それにしても,「私は,○○氏に強姦されました」と公表するには極めて大きな勇気が必要だっただろう。思いを寄せた人でもない男に,陵辱を受けたことを実名で公表すれば,下手をすれば後ろ指を指されかねない。もしも将来を約束した恋人でもいれば,その人は離れていくかもしれない。
勝訴したからといって心の傷はたぶん簡単には癒えない。体の傷は癒えても,心の傷は一生残る。そう思うと330万円という金額は微々たる金額だろう。
ただし,伊藤さんにとって金額の多寡は問題ではないのだろう。ジャーナリストとして守らねばならない砦を死守しようとの心意気だったのではあるまいか。

天網恢々
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美空ひばり再現 [シルバーウィングでGO]

語彙が少ないためだろうかどんな言葉がふさわしいか思いつかない。バーチャル美空ひばりに新曲を歌わせる取り組みの放送をみた。できあがった歌声を聞くと,テレビに映る舞台に美空ひばりがいるかのような錯覚を覚える。耳には多少自信があるのだが,AIの発声を本物の美空ひばりとを聞き分けられなかった。。
新曲を作るのも大変だっただろうが,声の調子や雰囲気が美空ひばりの特徴を余すことなく再現している。言葉上再現と書いたが,実は新曲だから歌のあらゆる部分を技術者が再現のために音づくりをしなければならない。気の遠くなるような作業で美空ひばりが再現された。脇を向いてその声を聞いていると,AIと機械が発している「声」だとは絶対に思えない。自然な血の通った人間の肉声としか思えない。
機械に歌わせると,音符通りに歌わせることはたぶん簡単だ。しかし,人の歌には人によって必ずズレがあるようだ。音程も多分そうだ。機械的な正確な音程だけでなくほんのわずかな倍音が混じるとかその人ならではの独特な発声法があるらしい。それを解き明かして再現していく過程はひとつの学問の解明に近いように思えた。その技術者を根底で支えたのはAIだ。凄いものだ。
ただし,合成された美空ひばりの3D動画は若干の違和感があった。特に口の動きに人間らしい動きがイマイチの感があった。ま,今回の目的が「歌」に絞っての「再現」だったのでそんな感じ方をしたのだろうと思う。姿形に目的を絞ればまた別な美空ひばりが再現されるだろう。それにしても,商業化できる程の出来映えだった。見事。

とりあえずヒバリ
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88歳の母が70歳の娘と無理心中 [シルバーウィングでGO]

サービス付き高齢者住宅で70歳の女性が血を流して死んでいたそうだ。その女性の88歳の母は公園で亡くなっているのが発見されたとの報道だ。事件のことがテレビに流れたとき,70歳の娘が88歳の母を道連れにしたのかと思った。しかし,事実は反対で88歳の母親が70歳の娘を道連れにしたようだ。
住んでいたのがサービス付き高齢者住宅だから,なにからなにまで自分でやらなければならないわけではない。ちゃんとお世話をしてくれる職員がいるはずだ。どちらかと言えば金銭的には恵まれた環境で生活していたと想像できる。いったい何に悲観して無理心中という道を選んでしまったのだろうか。70歳の娘は寝たきりだったという。寝たきりの理由が病気だったのか事故だったのか分からないが,回復不能と思われている容態だったのだろうか。自分の目の黒いうちに始末をつけなければならないと考えたかもしれない。
70歳の娘も88歳の母も気の毒で気の毒でかけてさしあげる言葉もない。
似たような状況の高齢者にとっては,身につまされる事件だろう。こんな状況の高齢者を対象にした「後始末事業者」はいないのだろうか。身寄りや頼る人がいない高齢者は自分たちに何かあったら,埋葬など死後の手続きと資産の始末してもらえば安心できるかもしれない。そんな後始末を仕事として弁護士や社会福祉士などに依頼できそうなものだ。できるのであれば,安心できるように「契約」によって取り決めることも必要かもしれない。
それにしても殺伐とした世の中だ。先日は父親が息子を殺害した。今度は母が娘を殺害だ。気が滅入る話しが続く。何か明るい話題はないものか。

落ちた雛はまず助からない
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化石賞 [シルバーウィングでGO]

COP25という会議がスペインのマドリードで開かれているそうだ。地球温暖化問題の解決策をとりまとめようと言う国連の会議だ。その最中に日本は,化石賞という不名誉な賞を授与されたそうだ。ま,授与したのは公の組織ではなく,市民団体なんだろうから日本政府も大きくは反応していないのだろう。
大体にして二酸化炭素排出量は圧倒的に多いのが中国のはずだ。たぶんアメリカ日本と続いているはずだ。
化石賞の受賞理由は,石炭火力発電所の稼働率だそうだ。安倍内閣は,BES MIX とかうまい文句を考えて,やすい電源確保を最優先させてきた。石炭火力発電所で使う石炭は二酸化炭素排出量が,天然ガスを使う発電所よりずっと多いそうだ。つまり,地球温暖化対策に反する発電所だというのが受賞理由だ。
本当かもしれないし若干の誤解もあるかもしれない。というのは,技術革新による石炭火力の高性能化だ。二酸化炭素排出量を抑えた発電所を稼働させているというのが日本の言い分らしい。
専門家ならぬ私には,火力発電所に対して評価しかねるが,もしも石炭火力発電所が地球温暖化対策に貢献しているのなら,是非とも政府や電力会社に反論を含めた説明ピーアールをしてほしい。日本人として化石賞は情けない。
さて,二酸化炭素の過剰で地球が温暖化していると思われているわけだから,その二酸化炭素を固定する技術を開発してほしいものだ。おそらく既に開発もしくは開発中ではないかと思われるが,開発の障害はたぶん安価で大量に処理できるということが難しいのだろう。開発すればノーベル賞確実だろうになぁ。

こんな化石は子供の頃見つけたことがある
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熊沢容疑者はなぜ相談しなかった [シルバーウィングでGO]

息子を殺害したとして,元農水事務次官をつとめた熊沢容疑者に,検察は懲役8年を求刑したそうだ。
殺人に対して刑が軽すぎないかと思ったが,情状酌量の事実があったそうだ。殺された息子の家庭内暴力がひどく,長女は息子のために結婚を破談にされ自殺していたそうだ。それだけでなく母親も自殺未遂を起こしていという。気の毒と言うしかない。ただし,犯した罪は殺人だ。決して許されることではない。
この熊沢容疑者がなぜ警察などの機関に相談しなかったのか,相談していれば殺さずにすんだかもしれないという意見があるようだ。確かに,自分で抱え込まずに誰かに相談していれば違う結果になったかもしれない。しかし,あくまで「かもしれない」だ。必ずそうなったとは断言できない。もしかすると,熊沢英一郎が逆に殺されたかもしれない。
警察に相談したら,警察は親身に相談に乗ってくれただろうか。警察は,熊沢容疑者になんと助言できるだろう。警察は彼の息子に,何か諭してやれるだろうか。もしも警察に何か言ってもらうと,家庭内暴力はいっそう激しくなるかもしれない。かもと言うよりいっそう激しくなり,下手をすると,熊沢英一郎の身の安全が更に脅かされる可能性が高い。万一の場合は逆に殺害される事態だって考えられる。「子供を暴力行為や傷害罪で訴えさせる」という手もあるが,息子を警察に訴えるという方法は親としてはたぶんできない。
大体にして,警察が親身になって相談に乗ってくれるか疑問だ。ストーカーで身の危険を訴え,相談した女性が,相談してしまったために殺されたという事例が頭をよぎる。警察は,何かあれば動くが,具体的になにも発生していないと動かないという事例をよく聞く。口では「相談してくれたら」などとうまいことを言うが,実際に相談してみると,え!?と思うことがあるわけだ。
昔,盗難品と思われるバイクがいくつも折り重なるように狭い排水路に捨ててあった。もちろん私は警察に通報した。しかし警察の答えは「排水路の管理者に通報してください」だった。呆れて二の句が継げなかった。警察は,できるだけ面倒な仕事は避ける。困って相談しても,門前払いの可能性が高い。起こった事件について,まことしやかに,相談してくれたらよかったのにと言うだけだ。
被害者は44歳だそうだ。親が優秀すぎてまぶしかったのだろうなぁ。打ち解けて話せる人が一人でもいれば人生の価値ももっと高められただろうにと,不憫でしかたがない。いやいや,可哀想なのは熊沢容疑者の方かもしれない。家庭はめちゃめちゃ,娘は自殺,奥さんは生きる気力を失い自殺未遂,熊沢容疑者は自らの手で息子を手に掛けた。慰めの言葉も見つからない。
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再び永山基準について [シルバーウィングでGO]

新幹線殺傷事件で小島被告は無期懲役になるために殺人を犯したという。検察は小島被告の望み通り無期懲役を求刑した。小島被告本人は刑務所から仮出所できないように努める,つまり謝罪もしないし刑務所の中でも気ままに生きていくと宣言したわけだ。
小島被告の主張が認められたなら,勝利宣言を出したくもなるだろう。
社会の中で生きていくこことができなくなった弱者が最後の手段として選んだのが殺人による懲役という刑罰だとしたら,刑務所を悪用しているとしか思えない。
今までも似たような殺人はたびたび起こってきた。殺す相手は「誰でもよかった」という言葉が共通している。現実社会からドロップアウトしようと意図した殺人が続くのは社会が病んでいる証拠だと言えなくもないが,責任は本人が負うしかない。その責任が本人の希望でいいのかどうか。
やっぱり,永山基準の見直しが必要だ。永山基準にはいくつかの項目が条件として並んでいるが,中でも被害者数が重要な素因になっている。永山基準の見直しはその素因の見直しが欠かせない。つまり,何人殺したかではなく殺人の目的,殺人の残虐性で判断する必要性が高くなってきたのではないかと思わざるを得ない。もしも,死刑廃止ならそれに見合う刑罰を考えるしかない。
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口座維持管理手数料1200円 [シルバーウィングでGO]

三菱UFJ銀行が新規口座の維持管理手数料を取ることを検討し始めたそうだ。未利用が2年以上の口座が対象だそうだ。検討し始めたのがメガバンクの三菱UFJ銀行だからこの動きは他行にも広がるだろう。
三菱UFJ銀行でさえ儲け口が狭められている。原因は国と日銀が一体となって進めている低金利政策だ。さらにデフレによる景気低迷で企業が銀行に融資を受けづらくなってきた。ならばと日銀は金融緩和で市中にじゃらじゃら現金を流した。しかし企業は内部留保を抱えたまま,社員のサラリーに吐き出そうとしない。困った政府日銀は事実上のマイナス金利政策にまで踏み込んできたが,お金はいっこうに動こうとしない。
金は天下の回りもの。回ってこそ利益を生む。生活者の預金も銀行の手によって,世の中を回るから利息が産まれる。昔は,利息代ぐらいは何かに使おうとささやかな楽しみもあった。しかし現在では利息は限りなく0に近い。これでは,銀行からお金をおろして使おうという気にはなかなかならない。消費増税で経済はますます冷え込んでいるから尚更だ。軽減税率の食料品まで落ち込んでいるそうだ。再びブラックホールのような深刻なデフレスパイラルに落ち込みそうだ。
今後口座維持管理料は条件が変わる可能性が高い。今は未使用口座が対象だが,銀行も背に腹はかえられぬ。使用口座からも口座維持管理料を徴収する可能性がある。使ってほしいという政府や日銀の思惑とは逆に財布の紐は益々堅くなるだろう。特殊詐欺集団はタンス貯金が増えるからウハウハだろうなあ。

郵貯の定期金利 %は元々100分の一だから一万分の1 100万円の利息が100円だ
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反社会的勢力は定義が困難 [シルバーウィングでGO]

安倍政権は「反社会的勢力は定義が困難である」と閣議決定したそうだ。たぶん桜を見る会に反社会的勢力に属する人物が招待されていたことで,何とか罪一等を減じよういうのだろうか。しかし,反社会的勢力については「暴力及び威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」であると共通理解されてきた。一言で言えば「法に反する行為を繰り返す集団や個人」のことだ。何より平成19年6月,第1次安倍政権で,「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」を決めたとき,反社会的勢力とはどんな勢力か明らかにしている。その定義を自ら否定しているわけだ。本人が忘れていたとしても官僚が覚えていないわけがない。一体,政権の劣化はどこまで進むのだろうか。
さて,反社会的勢力の定義がなくなったわけだから,暴力団のことを「反社会的勢力」と呼べないことになるのだろうか。オレオレ詐欺に代表されてきた,特殊詐欺集団は「反社会的勢力」ではないと言うことになるのだろうか。政府は反社会的勢力と言う意味はその時々の社会情勢によって変わるものだそうだから,安倍政権の時は暴力団は反社会的勢力ではなくて恐いお兄さん集団ぐらいだったり,オレオレ詐欺はタンス貯金おねだり団ぐらいになってしまうのかなあ。
ここまで来てしまうと,怒るより呆れかえって顎が外れそうだ。まさか本気でそう思っているわけじゃぁないよねぇ。頼むよ,冗談だと言って。

怒りのシヴァ神
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人の噂はもってひと月 [シルバーウィングでGO]

安倍首相も菅官房長官もほっと胸をなでろしていることだろう。菅官房長官の苦しい答弁が何とも見苦しかったが,もうしばらく桜を見る会についての追求を受けなくて済むと思っているだろう。世論調査では桜を見る会への説明については納得できないと言う答えが多いにもかかわらず安倍内閣の支持率は2%しか下がらず45%で,不支持の37%を上回っている。つくづく日本は平和なんだなと思わざるを得ない。問題はあっても今の状況にはそれほど不満はない。下手にいじっておかしくするよりは現状を維持した方がいいと思っている意識が表れている。
景気が悪い悪いと言われてはいるが,人手は足りなくて就職戦線は売り手市場だ。まあ,そこそこの仕事でいいやという若者の無難なものの考え方が投票行動にでている。
それにしても,権力は腐敗すると言う警句は外れない。口臭に本人が気づかないように,腐臭にも全く気がついていない。腐臭がコバエを引きつけ自分の回りを飛び交っていても何の気にもならないようだ。
長い権力者の末路は昔から分かっているから,世界のリーダーにはその年限が決められている。アメリカの大統領は2期までだし,韓国は再選すら禁止だ。日本の自民党総裁の任期は二期までだったのが,誰かさんがよいしょしたおかげで延びてしまった。というか,誰かさんが誰かさんに言わせたのだけれど。今日は麻生副総理が4期目をけしかける始末だ。麻生さんは副総理でずっと満足するというのだろう。
とにかく国会は終了した。人の噂も75日。日本人はもっと忘れやすそうだ。人の噂はもってひと月ぐらいかもね。

一抱えもあるサルスベリ こんな巨大なサルスベリ たぶんみんな知らない
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国民栄誉賞辞退 [シルバーウィングでGO]

イチロー選手はこれまで国民栄誉賞を3度辞退してきた。花見問題で苦境に立つ安倍首相の4度目の要請もあっさり袖にされたそうだ。これでイチロー選手が国民栄誉賞をOKすれば,話題性から言って花見問題は雲散霧消してしまうだろう。識者には花見の私物化,国民栄誉賞の私物化と批判されるだろうが,受けてもらえば話題はそっちに行く。辞退されて当てが外れただろうなあ。今この時点での受賞要請のわけはイチロー選手に完全に見透かされていただろう。恥も外聞もなくすがったのだろうが,あっさり断られた言い訳をなんと取り繕うのだろう。たぶん,要請していませんとしらを切るのだろう。
国民栄誉賞は第1号の王貞治以来30人近い人に贈られてきたが,授与が政治的思惑と無関係だったかと言えば疑問符がつく。知性的なイチロー選手はそんな政治がらみの受賞に気をつけているのかもしれない。個人的には,イチロー選手が国民栄誉賞を受賞しようがしまいが,その特筆すべき業績の輝かしさは些かも変わらないと思っている。
これからのイチロー選手にふさわしいステージは何だろう。野球の監督・政治家・実業家・俳優などあらゆる選択肢が用意されているだろう。イチロー選手はなんでも成功するだけの資質をたぶん持ち合わせている。しばらく英気を養い,次のステージに挑んでほしい。

紅葉もそろそろ終わりか
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永山基準 [シルバーウィングでGO]

永山基準は死刑にせざるを得ない犯罪についての最高裁の示した基準だ。簡単に言えば一人殺しても,死刑にはならない。
今度の新潟女児殺害事件では,被害者は一人ではあったが検察は犯罪の計画性,残虐性から死刑を求刑した。しかし,裁判所は裁判には公平性も必要だとし,永山基準に従って無期懲役にした。無期懲役は終身刑ではない。いつか,三十数年後とか四十数年後あたりに釈放される可能性がある。被告が今20代だとすると,50代か60代で自由の身だ。
さて,裁判の公平性の理念は理解できるが,裁判員裁判をなぜ導入したか思い起こす必要がある。職業裁判官の固い頭だけではなく,市井のひとの常識を裁判に生かそうという考えだったはず。それが,2審になると裁判官だけになり昔の考えが強くなってしまう。
死刑についての基本的な考えはこの際は脇へ置いといて,永山基準を考えてみる。
つい先だって,夫,舅,姑の三人を殺した女性は,いくら身につまされると言っても殺害数は3人だ。死刑にするに不足はない。しかし,裁判所はたぶん死刑にはしない。
そもそも,刑罰は被害者の数で決められるものだろうか。その動機や残虐性によって判断されるべきだろう。人の命の大きさは,足し算やかけ算で決まるものではないと思っている。人間の尊厳を無慈悲に弄び,その命を残虐に奪った殺人者に,被害家族は同じ苦しみを味わわせてやりたいと思うだろう。
死刑制度については,世界的には廃止の方向にある。国民の間に死刑制度への支持があるのは,刑法に終身刑が無いからだと思う。終身懲役刑があれば,死ぬまで贖罪させることができるから,次第に死刑廃止へ国民の考えが傾いていくのではないだろうか。

仏様もお怒りだ
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バックアップは行政文書ではない [シルバーウィングでGO]

菅官房長官は,桜を見る会の名簿のバックアップは行政文書ではないと言ったそうだ。
官僚は行政文書を勝手に公表すると,国家公務員法の守秘義務違反に問われる。ということは,公表したのが行政文書でなければ守秘義務違反には問われないことになる。
官僚のみなさん。バックアップは行政文書ではないそうだから,どっかの週刊誌や新聞に売り込めばかなりの値段で売れますよ。買ったメディアは当然,情報源は絶対に守りますから,売ったのがあなただとは誰にもわかりません。なにより組織を売るのではなく,国民の味方になったと思えば罪悪感は持たずに済みます。官僚の奉仕する先は国民であって,政治家ではありませんから。
それにしても,菅官房長官の返答は苦しい。重要な文書を廃棄したのは共産党議員の質問直後だ。あわてて,削除を指示したのは誰だろう。重要文書を消しちゃえと指示できるのは,限りなく政権のトップに近い人だろう。はっきり言えば,安倍首相本人か菅官房長官か。側近が知恵を付けた可能性もある。
蛇足だが,菅官房長官は招待状発送の責任者は私だと述べた。最終責任者は本当は安倍首相のはずだから,それを敢えて私だと言ったのは,誰かを守るためだろうなあ。菅官房長官が守る必要があるのは唯一,あの人だ。

蜂の一刺しというのがあったっけ
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ねらいは団塊の世代 [シルバーウィングでGO]

令和4年からということらしいが,75歳以上の医療費負担を2割にするそうだ。団塊の世代(s22~s24産まれ)が75歳に達するのが令和4年だ。まさに団塊の世代をねらい撃ちだ。
給料や退職金の減額の時もそうだったと思う。戦後大量に産まれ,すし詰め教室に押し込まれてきたのが団塊の世代だ。何かにつけ貧乏くじを引いてきた。後期高齢者になろうというとき,再び貧乏くじが待っていたわけだ。
ものには準備と言うことがある。人生設計の最終段階に来て突然お金をもっと用意してくれと言われても,そうそう簡単に右から左へと出せるわけがない。負担の公平性を期する為だそうだが,百歩譲って認めるとしても,なぜもっと準備期間をもうけないのだ?それなりに金がかかるのであれば衣食住,保険,貯蓄などを見直して少しでも金銭的ゆとりのある生活を計画しただろう。それが,令和4年とはすぐ目と鼻の先ではないか。準備するにしても余りに時間がなさ過ぎる。こういうことを考えるのは,お金に困らない人だろうなぁ。
今年大きく取り上げられたのが老後資金2000万円問題だ。その記憶がまだ新しいこの年の瀬に医療費の負担増の話しとは,年寄りは早くお引き取り願いたいという気持ちの表れにしか思えない。元気で長生きしてくださいなんて思っているとはとても思えない医療費負担増だ。「畳の上がいいんでしょ,これからは自宅介護の時代です」とかなんとかお口上手に病院からも退院を催促され,引き取り先は自宅の6畳間というわけだ。我が山の神は「病気になっても我慢する人が増えるかもね。長生きはおめでたくない時代到来かぁ。令和のおばすて政策なんだね」とため息をつく。
なお,団塊の世代は2割のままで増えた感じがしないだろうが,団塊の世代よりも前に産まれた人は,1割のままにするかもしれないって。いきなり1割から2割に増えると負担感が大きいのでそれは避けたいということらしい。つまり,団塊の世代以下だけが割を食うわけだ。負担の公平って話しはどこ行った?もうやけのやんぱちだ,もってけどろぼう。
真面目な話し,益々元気でいなくちゃ。病気にもなれない団塊の世代に産まれたのが運の尽き。宗教団体ピンコロ教団でもつくるかな。
蛇足だが,誰か団塊の世代党でも結成しないかなあ。大量当選間違いなしだぞ。

同情するなら金をくれ
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国会通過変形労働時間制 [シルバーウィングでGO]

学校の先生の働く時間が長くてブラック企業並だというので問題視されてきた。先生は特に年度始めと年度末の勤務時間が長い。年度のはじめには指導計画なんかをを作らなくちゃなんないだろうし,年度の終わりには通知票などの成績表を作らなければならないからなあ。寝る時間を惜しんでやらなければ仕事が終わらないんだそうだ。
公立では小学校より,部活のある中学校の方が少し勤務時間が長いそうだ。ということは,正規の勤務時間は同じだから,残業時間が長いわけだ。中学校の残業時間・月当たり80時間というのは,なにも3月や4月だけではなく,年中だそうだ。
それで,年間の勤務時間を減らそうと考え出したのが,「変形労働時間制」というわけだ。夏休みや冬休みなど授業がないときの勤務時間を,たとえば8時間ではなく7時間にするなどして,1時間をほかの季節に振り分けて多くし,均せば8時間にするように計画するわけだ。つまり,季節によっては勤務時間が例えば9時間になるときをつくろう言うわけだ。夏休みや冬休みはゆっくり休めるでしょ,というわけだ。
しかしなあ,この方式は人気が出ないような気がする。変形労働制法案は,寝溜め法案といっていいような気がする。昔から寝溜めと食い溜めは出来ないと言われる。8時間寝た人があと1時間寝てていいよと言われてもうれしくない。若い人は9時間でも10時間でも寝られるようだが,歳を取ると寝る時間はそれほど必要はない。
なお,この変形労働時間制も先生の長時間労働に対しては焼け石に水になるだろう。もしかすると,ある期間は労働時間の延長が法的に認められるから,長時間労働が当たり前になってしまう可能性がある。長時間労働を改善するための法律が長時間労働の口実にならなければいいが。
去年も同じこと書いてたなぁ
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ゲストですって! [シルバーウィングでGO]

「私はゲストです」と安倍晋三首相は答弁した。
ジャパンライフ代表の山口ひろみ氏を招待した葉書には「安倍晋三」と自分の名前が印刷されているのに,招待した本人が「私はゲストです」というのはどうにも理屈に合わない。
「ゲスト」というのは客,来客,賓客という意味だ。テレビなどでレギュラー出演ではなく特別に出演する人をゲストと呼ぶこともあるが,この場合は該当しない。テレビでもラジオでもないし,映画や演劇でもない。主催者がゲストだという話しは聞いたことがない。
ゲストだから飲み食いしないですぐに退去したとの説明も嘘だ。乾杯でお酒を全く飲まなかったわけがない。必ず飲んでいるはずだ。口を付けないとしたら,出席者に失礼だ。ゲストだという説明を納得する人がいるとは思えない。
桜を見る会が,歴史の一ページを飾る催しだったのががいつの間にか自民党支持者の集会に成り下がったわけだ。
なお,名簿データはサーバにのみ保存していたと答えている。名簿入力は複数のパソコンで行われたはずで,それぞれの部分を本体に付け足したはずだ。
シンクライント方式で保存しているので復元できないという説明も信用は出来ない。というより理論的に復元は可能だ。コンピュータで消去するというのは,ハードディスクのデータの目印を消すだけで,記録は密かに残っている。データの特徴からこれはドキュメントだと探し出すことは難しくない。ただし時間が経てば立つほど復元の可能性は下がる。ハードディスクに書き込まれる度に名簿データで使ったセクタが別データに置き換えられるからだ。政府はそれを待っているかもしれないな。
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新しいパソコン [シルバーウィングでGO]

我が山の神のノートパソコンを動かしていると,フリーズしたのではと思う程の,あまりの緩慢さに呆れるやらカリカリするやら。それで私のデスクトップを我が山の神に貰ってもらい,私は新規にあつらえることにした。新しいパソコンはDellのinspironを選んだ。CPUは同じi5だが,代9世代で今までのi5よりずっと早そうだ。それにSSD搭載だし1テラのハードディスクもついている。加えて,何しろ小さくて場所をとらない。
私のパソコンを渡すためには,不要のソフトを削る必要がある。手間はそれなりにかかるが,この作業はいやな仕事ではない。
さあて,二人のパソコンは新しくしたが私の机の上は元のままだ。マウスはワイヤレスにしたがキーボードは相変わらず有線だ。我が山の神はそのコードがなくなっただけでもすっきり感が増すと考えたので,キーボードもワイヤレス化する事にした。ネットで探すとまあ,安いこと。マウス付きで1700円ぐらいだ。こんなに安いのならと二人分注文。驚いたのが接続。電波を受けるワイヤレスチップが一つで済むことだ。チップが一つしか入っていなかったので入れ忘れ商品化と疑ったがそうではなくひとつで,キーボードとマウスの電波を受ける仕組みだ。うん,なかなかよくできた商品だ。テンキーがないので事務に使う人なら別の商品を選ぶ必要があるだろうが,私としては小さい方のメリットが上回る。
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野田市観光モニターツアー [シルバーウィングでGO]

募集が市報に載った観光協会主催の野田市観光モニターツアーに我が山の神と二人で応募したところ運良く当選の葉書が届いた。応募者が少なかったら中止になるのではと心配していたがバスはびっしりだった。
はじめに向かったのは鈴木貫太郎記念館。鈴木貫太郎は終戦時の総理大臣として天皇を支えた人だ。2.26事件では鉄砲玉を何発も食らったが生き残った傑物だ。記念館は先だっての台風でかなり痛めつけられたらしく,展示品は近くの公民館などに「疎開中」で見学できなかった。なお,記念館のそばには牛乳の集荷所があった。関宿は,乳牛を飼育する酪農家が何軒もあって,メグミルクなどに出荷しているそうだ。
次に向かった先は,煎餅で有名な喜八堂。我が山の神はたっぷりお土産を買い込んだ。「喜八堂は東京にも支店があるはずよ」と我が山の神。かなり知られた煎餅店だ。団子もうまいらしい。
たっぷり休養した後は西武台高校と川間中学校の隙間に立っている農林業センター。ここでチーズづくりの体験が出来るそうだ。このチーズの話に乗って応募したと言っていい。講師は関宿の乳牛飼育農家のはつらつとした若奥さんだ。
牛乳を乳酸菌で発酵させ,かき混ぜていくと固まってくる。それがチーズになるのだそうだ。引っ込み思案では進まないと思い,先頭を切って体験した。出来たプレーンチーズにほんの少し塩を加えるとなかなかの味わいだ。かわいそうに私が一番に飛び出したので我が山の神は体験順番が一番最後になった。しかし,チーズの出来具合は一番だったようだ。
チーズづくり体験の後は,昼食,芳春という割烹料理に入る。
今までの体験では料理は既に並んでいる所に座るのだが今日はテーブルには何もない。まず,お茶が出て,次に料理が運ばれてくる。うんこれ,なかなかの心遣い。少しでも温かいものを食べ貰おうと,待っていたようだ。確かに料理に冷たいものは無かった。特にクリームコロッケはまだ暖かさが残っていておいしくいただけた。
最後は清水公園で飾りづくり体験と,紅葉の間の散策だ。説明してくださった公園の方の話しでは,清水公園のツツジの中には250年もの樹齢の木があるとかで,群馬や根津のツツジと比べても立派なツツジですと誇らしげだった。どこにあるか教えていただいたが,確かに,ツツジとしてはかなりの樹高だった。
紅葉は多少の緑が残る状態で,真っ赤なのもいいが,我が山の神などは「緑からのグラデーションがすてき」とこの時期の紅葉が好みだとか。うん,いい紅葉狩りになった。
さて,野田市に住んでほぼ40年。あれこれ知っているようで知らないことがなんと多いことか。知らないところもあちこちにある。うん,また計画するという話しだから,是非とも応募しよう。
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