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募集と募る [シルバーウィングでGO]

野党議員は桜を見る会に参加を希望する人を集めていたことについて安倍事務所での対応を質問していた。ネットの情報だが,安倍首相は「私は,幅広く募っているという認識だった。募集している認識ではなかった」と答えたそうだ。
これまた珍妙な返答。「募る」と「募集」を別の意味として考えていたわけだ。正直言って意味が分からん。広辞苑を持ち出すこともない。国語の問題にすれば小学校中学年レベルの問題だろう。
安倍首相の国語や漢字,理解力についてかなりの危惧を抱いてきた。端無くも(この言葉理解できるかなぁ)無知をさらけ出してしまったわけだ。まあな,云々・でんでん演説,已みません・いません読み間違い事件はうっかりミスとフォローしてもらうことも出来ただろうが,募る・募集問題についてはよいしょのしようがない。あ,この「よいしょ」の意味もわかるかなぁ。
作家の石原慎太郎は安倍首相について「教養がなぁ」と憂えたことがあった。私はババア発言の石原慎太郎はあまり好きではなかった。しかし,「教養がなぁ」と言った石原慎太郎の言葉は正鵠を誤っていなかったような気がしている。あ,安倍晋三の教養では,「正鵠」の意味が分からんかも知れないなあ。ま,大したことではないなぁ。
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検査拒否 [シルバーウィングでGO]

新型コロナウィルスが中国の武漢を中心に蔓延し始め日本もかなり心配な状況になりつつある。人から人への感染が確かめられ,二次三次感染と感染が拡大している。武漢は事実上封鎖され,孤立化している。
政府は武漢滞在中の邦人を日本に戻すためにチャーター機を送ったそうだ。昨日その第一陣206人が帰ったそうだがそのうち2人が検査を拒否して帰宅したそうだ。うん?検査拒否?
確かに法律的には検査を受けるかどうかは個人の自由だが,それならなぜ政府が用意した飛行機を使ったのだろう。飛行機には感染が疑われる邦人もいて直ぐに入院するそうだ。飛行機の中では濃厚接触はしなかったのかも知れないが検査を拒否すれば自分だけでなく家族や多くの日本人を危険に晒すと思わないのだろうか。たった今テレビでは,3人が罹患していたとのメッセージテロップが流れている。それにしても,チャーター機利用の条件に検査を受けることが入っていなかったのだろうか。
検査拒否をする人を乗せてしまった政府の責任を厳しく問わなければならない。もしかすると,感染源を野放しにしてしまったかも知れないわけだ。
なお,政府はチャーター機の代金8万円を徴収するそうだ。!? それじゃ検査拒否の人にますます検査受診を頼めない。なぜ自分の国の人を守るために受益者負担の概念を持ち込むのだろう。国には帰りたい人は誰でも帰れるようにする義務がある。普段税金を払っているのはこういう危機の場合に対処してもらうためでもある。観桜会に使うより,よっぽど意義のある使い道だと誰しも思うはずだ。茂木外務大臣はもう少し能力の高い人間かと思ったが,やっぱりただのお友達にすぎなかったか。
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小三治を聞いてきた [シルバーウィングでGO]

小三治のチケットは下の娘に取ってもらった。娘は我が山の神が小三治の落語が大好きだということを知っていたようだ。我が山の神は図書館から小三治のCDを借りてきておなかをよじって聞いていた。
1月28日,初春の会と銘打った小三治一門会は,習志野文化ホールで行われた。「関東地方に雪」というお天気情報がでてやきもきしたが運良く野田・習志野方面は雪ではなく雨になった。
野田線から総武線を乗り継いで津田沼に着いたのが5時ちょっと過ぎ,サイゼリアで腹ごしらえをすませた。習志野文化ホールは津田沼の駅前3分だった。しかし雨の中,傘を差しながら4階まで階段を上らなければならなかった。
小三治の前座?小八も真打ちだった。二人目に出てきた小三治は今年80歳だそうだ。小三治はたいてい枕も短くすぐに落語に入る。この日の題目はすぐに分かった。借りてきたCDで何度も笑った「初天神」だ。絶妙なのがおとっつぁんが,みたらしダンゴについた蜜をすする音だ。よくもあんなに見事にすすれるもんだと感心する。我ながらおかしいのが,話の筋も噺っぷりも知っているのになお噺に引き込まれてしまうことだ。この会場に来ている殆どの人も同じなのではあるまいか。我が山の神は題が初天神だったので大喜びだった。
中入りの後も前座の三之助は多分真打ちだ。うまいもんだ。
最後に出てきた小三治はそこに座っているだけでくすくすお客の笑い声がもれる。
この日の小三治は異常に枕が長かった。自分とフランク永井との交友を歌を交えながら延々としゃべり続けた。時間を見ると,もう落語はやらないのではと思わせるほどだった。正直に言うとあれはちょっと長すぎる。最後にやっと長短という落語に入った。気の長い男と気短な男とのおかしなやりとりになると,小三治の声が一段と力強くなるから不思議だ。なお,小三治は「笑点」を強く意識していて,笑点参加の落語家を批判的に見ていることが分かった。大喜利をやる前に芸にいそしめという小三治の思いかも知れない。
予定を大幅に超過して終わったのが9時過ぎ。最後のフランク永井は余計だったが落語は十分に楽しんだ。なお,「小三治」は次の「小三」を襲名するのが習わしだそうだが年齢からいって,このまま小三治で落語家人生を終えるつもりではあるまいか。それは小三治という落語家の矜持のような気がする。
チケットを取ってくれた娘には感謝深謝しなければならないなぁ。ありがとね。
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答えない首相 [シルバーウィングでGO]

ネットには首相0回答という文字が見える。ああ,あれのことかと合点が行った。
テレビをつけっぱなしにしてパソコンに向かっていると国会中継の予算委員会の質疑が耳に入ってきた。うるさいわけではないしリモコンもちょっと離れたところにあるししばらくそのままにしていた。質問者は野党らしく舌鋒鋭く安部首相を追いつめようとする。安部首相はのらりくらりで質問にまともに答えようとしない。こんな答え方しかしない総理大臣を俺たちは選んだんだっけ。「違うよなぁ。俺は選んでない」と誰もいないので声に出した。
「参加者をチェックしましたか」と野党の議員は次の質問に移るための質問を言った。安部首相「それ,事前通告になかったのでは」と答えようとしない。「いや,事前通告してあります」と質問者の声のトーンが高くなる。声の調子があがったのでパソコンは一休みしてテレビに注目。
どうやら,首相の勘違いらしく事前通告はあったようで首相は答弁にたった。名簿は廃棄済みだということで誰がという質問には答えられないだろうが,チェックしたかどうかは当然したと答えるだろうと思った。ところが,事務局の手続きにしたがって例年のように招待したと,チェックしたかどうかには触れずじまいだった???
え!なぜ委員長は安部首相に質問に答えるように言わないのだろう。この質問自体は何かを明らかにするための重要な質問とは思えない。出席予定者の名簿がある場合は,チェックするのが当たり前だ。でなければ,参加者一人一人に,住所,性別,年齢,氏名,職業,電話番号などを記入してもらう。そうしないとどんな人が入ってくるか把握できないからだ。
安部首相はなぜチェックしたかどうかを答えないのだろう。名簿は廃棄する前だからそれを使って出席者を安部事務所の者がチェックしたと答えてもなんの支障も生じないはずだ。わからん。まさか,フリーパス状態だったんじゃあるまいなあ。もしそうだとしたら,危機管理が全くできていなかったことになる。
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5人殺して無期懲役 [シルバーウィングでGO]

刑法39条は心神喪失者・神耗弱者の刑罰について規定している。無罪か減刑かだ。減刑と言うことになれば最高が死刑だから,無期懲役以下になるわけだ。
2015年に淡路島で5人を刺殺した男は一審では死刑判決を受けたが控訴した。高裁は被告は心神耗弱だったと認定し死刑を破棄,無期懲役を言い渡したそうだ。39条減刑だ。
またか,と思った人が殆だろう。一審の裁判員裁判の死刑判決を高裁が覆す裁判がこのところ何件も続いている。
もともと裁判員裁判は市民の感覚を裁判に生かそうと始められた仕組みだ。ところが裁判員裁判は一審だけだ。高裁・最高裁での裁判では裁判官だけで判決を下す。何のことはない,高裁・最高裁は旧態依然とした仕組みで判断しているわけだ。減刑の大きな理由の一つは刑罰の公平さを守るという理屈だ。裁判員裁判は今までとは違う基準で判断していいわけだが,高裁・最高裁は今までと同じ基準で判断を下すわけだ。これでは裁判員裁判の新しい息吹が生きて働かない。それなら裁判員裁判はやめた方がいい。無駄な労力と無駄金を使っている。
なお,何度も書いたが,死刑の判断基準として最高裁が示した永山基準は破棄すべきだ。殺したのが何人かで罪の重さを決めるなんてどういう神経してるんだろう。
なお,刑罰の量刑を決める際に必要な概念として,心神喪失,心神耗弱とはどういう精神状態を指すのか厳密に規定するべきだ。
例えば覚醒剤によって記憶がない状態で犯した犯罪については,刑法39条の規定によれば無罪と言うことになってもおかしくはない。しかし無罪にはしないはずだ。違法な覚醒剤を飲んだ責任は免れられない。違法薬物を飲んで犯した犯罪についても責任は免れられない。更に,結果が余りにも重大な場合,刑法39条の規定は阻却されるという規定を設けたほうがいい。今回の場合向精神薬の大量接種で心神耗弱になったという主張は,向精神薬の大量接種は本来許されないからその結果の責任は免れられないと考えるべきだ。
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選挙近しか [シルバーウィングでGO]

野田市や流山市,松戸市を地盤とする衆議院議員からチラシが届いた。こんなのが来るとは,選挙が近いのかな。
衆議院の解散権は総理大臣にあると言われる。この通説,変な通説だ。たぶん憲法7条を根拠にしているのだろうが天皇が衆議院解散の詔勅を出すことを,総理大臣が勝手に決められるという考えは乱暴な解釈だと思う。衆議院解散は内閣不信任案可決に対抗する総理大臣の権限と考えるべきだ。
現実的には花見問題やIR疑獄,自民党議員の夫婦による公職選挙法違反などマイナス要素が積み重なって,選挙に打って出るなどと言うことは,おそらくできない。それでも誰の迷惑をも顧みず,やけのやんぱちで衆議院を解散するかもしれない。このチラシを贈ってきた議員はいつ選挙があってもいいようにと準備を始めたわけだ。この議員,総裁選挙の時は確か安倍晋三以外の人を推していたはずだ。そのとき大臣だったが任命した安倍晋三以外の人を総裁に推すのなら大臣を辞めてからにするべきだなどと批判されたりした。大臣に任命したのは安倍晋三だがそれ以外の人を推して悪いわけではない。自分の意志を貫いたという意味では天晴れと言っていいくらいだ。それでも,なにもしないでいると,お友達だけに巨額の選挙資金を配ったことが明らかになって,安倍晋三のお気に入りではないこの議員は不安になるだろう。なにかせずにはいられないはずだ。それがこのチラシになっているわけだ。
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カショギの噂も約500日 [シルバーウィングでGO]

サウジアラビアは王制だが,実質的に支配のトップにいるのはムハンマド皇太子だそうだ。先日安倍首相の中東歴訪では安倍首相と会談しているムハンマド皇太子の写真が新聞に載っていた。
ムハンマド皇太子の名前は,2年前のカショギ記者殺害事件の時に出てきたのでよく覚えている。騙されてサウジアラビアの総領事館に向かわされた。総領事館には,サウジアラビア本国から送り込まれた15人の暗殺者が呼び寄せられていたそうだ。連れ込まれたカショギ氏は総領事館の中で殺害された。領事館の中の殺害だから,トルコの人は自由に入れない。殺したのはサウジアラビア本国から送り込まれた15人の暗殺者であり,殺害を指示したのはサウジアラビアのムハンマド皇太子だと強く推察されている。カショギ氏がムハンマド皇太子等を批判する記事を書いていたからだ。
疑いをかけられたムハンマド皇太子は自分の知らないところで起きた事件だが,責任は自分にあると言ったそうだ。裁判では当然ながら無罪だったはずだ。
まあなあ,裁判官がムハンマド皇太子に有罪と言うわけはない。そんな判決を出したりしたら,自分の命さえ危ないと思うだろう。究極の忖度が必要だったのかもしれない。
さて,安倍首相はムハンマド皇太子と会談して,なんの恐ろしさも感じなかったのだろうか。何しろ相手は「カショギを殺せ」と言ったかもしれない相手だ。
まあ,ムハンマド皇太子は「かもしれない」だが,トランプは「かもしれない」ではなく「ソレイマニを殺せ」だったから,安倍首相はそういう危険な人との会談は経験済みだったんだな。

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ヤジは議会の花 [シルバーウィングでGO]

ヤジは議会の花と言われるそうだ。そう言えば中国や北朝鮮など,不規則発言をする議員など一人もいない。拍手でえ統一されているように一斉に立って習近平や金正恩に「懸命に」拍手を送っているように見える。逆に,いわゆる民主主義国の議会はうるさいほどにぎやかだ。勝手に話している場合もあるしヤジを飛ばしていることもあるからだ。
ヤジが記憶に残るのは,演説者をも苦笑させる機知に富んだ言葉を含んでいるときだ。ヤジにも高い知性が求められるわけだ。
先日の国会で玉城議員が夫婦が結婚しても別姓を選べるようにしていくべきだと述べると,自民党の杉田議員が「それなら結婚しなくていい」とヤジを飛ばしたそうだ。議場はどんな反応だったのだろう。
「それなら」という意味はたいていの場合女性に向けて「別姓でいたいなら」とか「今の姓でいたいのなら」という意味で使われているはずだ。姓を変えたくないなら結婚するな,と言ったことになる。ヤジとはいえ女性に投げつけられた言葉としてヤジを飛ばした水田議員はそれなりの説明を求められるだろう。
ところが,水田議員は記者の質問に全く答えようとせず逃げ回っていたようだ。どうやら,自民党の上層部から余計なことは言うなと釘を刺されたようだ。
まあなあ。しゃべればしゃべるほど,弁解すればするほどボロが出ることを,先輩諸氏は身を持って体験しているから,「沈黙は金」を守らせようというわけだ。
それにしても,「結婚するな」のヤジにひとかけらの機知も感じられないのは私だけだろうか。「同棲している人別姓だよ」とか何とか,同姓と別姓を捻って,ウィットの効いたヤジを飛ばしてもらいたかった。
なお,ヤジとは別の次元で言うと,海外では夫婦が実に多様な姓を選択できるようだ。そう言う意味でも日本はガラパゴスかもしれない。

よきご縁に恵まれますように という絵馬が1枚だけ見つかった
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今年のボランティアサロンは大宮 [シルバーウィングでGO]

今年のボランティアサロンは我が山の神も参加して大宮の盆栽美術館と氷川神社に出かけた。我が山の神と以前行ったのは,盆栽美術館は3年前,氷川神社は結婚後すぐらしい。結婚後すぐというともう40年ぐらい前になる。おみくじ引いたの覚えてる?と我が山の神。全く記憶にございません。「ふたりとも凶だったよ」と我が山の神。エライ記憶力だ。
盆栽美術館の展示盆栽は前回に比べてやや少なかった。冬の寒い時期だからだろうか。それにしても推定樹齢が1000年の松の木の盆栽が生きているとは,常識的には信じられない。この盆栽は山にあった松を盆栽に仕立ててから100年だそうだが,その前自然の中で900年大きくならずに生き続けてきたわけだ。それも凄い。
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盆栽の剪定は植木の剪定とは考え方が逆だそうだ。盆栽は新芽が出てくるとそれを切ってしまうそうだ。つまり,成長を抑えるわけだ。もしも年輪があるとしたらこの樹齢千年の松は,年輪の幅が1ミリもないことになる。これはえらいこっちゃ。
樹形は素人が見ても「かっこいい」。よくこんな形に仕上げるものだと感心する。盆栽は松柏がその他の盆栽よりも格上扱いだそうだが,松以外の盆栽も魅力はいっぱいだ。
撮影できる盆栽を幾つか撮影してきたが,警備員の人からこの辺から撮るといいですよと教えてもらった写真が下だ。
推定樹齢800年
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昼食は駅近くにあるホテルブリランテ内でのランチ。ランチと言ってもナイフとフォークが並んでいるコース料理だ。私は,本格的な洋食は経験が少ないので不調法になって,周りの人を不愉快にさせないかとちょっとだけ心配したが,出されたものを食べるのは私が一番早く,・・・・味はよく覚えていないと言うことは何でかな。
食事の後は氷川神社だ。氷川神社は二度目だが私としては初回のようなものだった。若夫婦が赤ちゃんを連れてきてお宮参りしている姿もあった。
境内の一角には時節柄,絵馬が沢山並んでいた。若い人は入試合格祈願が多い。最近は個人情報保護の為なのだろうかカラフルな袋に入れられた絵馬も沢山ぶら下がっている。そこまで気を使う時代らしい。
写真は5D2で撮ったが,我が山の神のまねをしてスマホでも撮ってみた。我が山の神とくらべるのもおかしいが,そっちの方はどうもあちらの方が上手らしい。
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新型コロナウィルス [シルバーウィングでGO]

中国で新型のコロナウィルスに感染した男性が入国したそうだ。心配な事態が発生した。かなり以前に似たような感染症が広まった記憶がある。サーズと言ったはずだ。サーズはインフルエンザに似た症状で,かなりの人が肺炎にかかり世界中で700人以上の人が亡くなった。サーズは,昔流行ったスペイン風のように,鳥が罹患するウィルスが人間にも罹患するように遺伝子が変化したものだと言われていた。こんどの新型コロナウィルスも同じように鳥動物経由でインフルエンザウィルスが人間にうつるように遺伝子変化したものということになると,中国からのビジネスマンや旅行者からウィルスが大量に持ち込まれる可能性がある。そうなればいわゆるパンデミックになる可能性があるわけだ。
現在のところ厚労省は人間から人間への継続的な感染は認められていないとして,国内がパニックに陥らないような説明だ。
しかし中国では夫から奥さんに感染した事実が分かっている。そのほかにも人間から人間にうつった事例があるそうだ。厚労省の説明に納得できない人が沢山いるはずだ。1月の下旬には中国から多くの旅行者が押し寄せる。どのような水際作戦で迎えるつもりなのかよく検討してほしい。正に今,厳重な危機管理が求められる。

このゆりかもめは健康そうだ
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普通は首謀者 [シルバーウィングでGO]

イランのソレイマニ司令官を殺せと命じたのはトランプ大統領だ。普通の感覚ではトランプの罪状は殺人教唆と言うことになる。いや首謀者という言い方の方が適切かもしれない。どう考えても犯罪だ。
イランの民衆はソレイマニ司令官を殺害したのはトランプ・アメリカだと知って怒り狂い復讐を誓った。しかし,復讐の相手を間違えてウクライナの旅客機を撃墜してしまった。当初,イランの政権はその事実を認めず,隠蔽しようとさえした。自国のミサイルがウクライナの民間機を撃墜したと知ったイラン国民は怒りの矛先をハネメイとロウハニ大統領に向けた。
それを知ったトランプ大統領は,イラン政権はイランの民衆を殺すなとツウィートしたそうだ。ウラン民衆の心境は複雑だろう。自分たちの英雄を殺され,不倶戴天の的と思ってきたトランプに「すばらしいイランの人々」と言われて,簡単には喜べないはずだ。
それにしてもトランプ大統領のものの見方考え方があまりにも安直であることを,日本政府の面々はどう思っているのだろう。類は友を呼ぶのかな。

腹黒いわけではない たぶん大アカハラ
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探鳥会での撮影 [シルバーウィングでGO]

公民館講座で我孫子の鳥博物館に出かけた。参加した人は特別に鳥に詳しい人たちではない。もちろん私もそれほど詳しくはない。
初めに鳥博物館に展示する鳥の剥製を見ながら説明を受けた。展示してある鳥の種類の多いこと多いこと。私も鳥の写真を撮っているので多少は知っているが,展示してある鳥のうち見たことがあるのは三分の一もなさそうだった。説明してくれたのは若い女性の学芸員。若いのによく知っている。
その後,男性の学芸員の案内で鳥を探しながら手賀沼周辺を歩いた。歩いてすぐに顔を出してくれたのがカイツブリとオオバン。オオバンは我孫子市の鳥なんだそうだ。次に姿を見せてくれたのがオオジュリン。この小鳥は鳴き声がかわいい。葦のなかで茎をついばんで餌を探している。
始めて見たのがカンムリカイツブリだ。アシが生えていて撮影にいい条件ではなかったが持って行った7Dと100-400での撮影に成功した。ミサゴも杭の上にとまっていたがちょっと遠すぎて撮影してもはっきりした写真にはならなかった。
男性の学芸員も20代から30代と思われる若い人だったが,経験十分でどんな質問にも答えられそうなぐらい博学らしい。
蛇足だが私の写真は先日フォルダに分けて分類してみると,五十数種類,枚数にして500枚だった。一番多いのはやっぱりカワセミで50枚もあった。大した写真はないがどれもとった場所は記憶に鮮明だ。
印刷して家の中に飾ってある写真にはなかなかよくとれている鳥もある。珍しいのはヒヨドリがカーブミラーに映った自分を敵だと思い違いして攻撃している写真。思わず笑いながらシャッターを押したっけ。
そう言えば最近,少しカメラを持ち出す頻度が少なくなっている。理由の一つはカメラとレンズの重さだ。鳥を撮るときは7Dを持ち出すことが多かったが,つけるレンズと会わせると2キロ以上になってちょっと重さを感じるようになった。そこで軽量のカメラをねらっているのだが,軽量のものを探すとミラーレスになるので踏ん切りがつかない。我が山の神は買っちゃえばと言ってくれるのだが,フルサイズだと高額にもなる。悩むこの頃だ。

オオジュリン
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見せかけのしっぽ切り [シルバーウィングでGO]

桜をみる会の名簿の扱いが違法だったとして,内閣府歴代の人事課長を「厳重注意処分」にするそうだ。
自分たちが負わなければならない責めを,事務方に押しつけて終わりにしようとする思惑が見え見えだ。誰も納得しないだろう。誰が考えたか小手先の姑息な方法をよく恥ずかし気もなくできるもんだと,「感心」する。
いわゆる「処分された」人事課長はおもしろくないはずだが,凄まじきは宮仕えと思って諦めるだろう。諦められるにはそれだけの理由がある。処分は実質を伴わないからだ。国家公務員の処分は国家公務員法に決められている。その中に「厳重注意」なんて処分はないはずだ。免職,停職,減給,戒告の4種類だけだ。これらの処分は履歴書に赤字で記載されるだろうが,「厳重注意」は履歴書事項にもならないはずだ。法的に意味もない「厳重注意処分」の紙っぺらは鼻紙にもなるまい。被処分者にはそのうち,本人も驚くような栄転辞令が届けられるだろう。
処分しました。これでいいでしょと国民にうそぶくための見かけのしっぽ切りに騙されるお人好しはほとんどいないはずだ。

カンムリカイツブリ
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明後日から大河ドラマ麒麟がくる [シルバーウィングでGO]

去年の大河ドラマは殆ど見なかった。高く評価する人もいたようだが,惨憺たる結果になったのは役者のせいではない。作り方が多くの視聴者に否定されたわけだ。
さて,今年の大河は明智光秀だそうだ。明智光秀は一般的に天下取りの三大英傑,信長,秀吉,家康に比べると役回りとしてどうしても一段下がる印象だ。それに,主殺し,反逆者,三日天下と印象がよくない。大河ドラマの主人公にするには,今までの印象を覆すほどの描き方が必要になるだろう。
足利義昭を将軍職にするために果たした役割など,獅子奮迅の働きだったが,天下を云々すると言うよりは一介の剣客が城持ち大名になるまでの活躍・過程が描きやすい人物のような気がする。
光秀は一軍の将としての武略に優れるだけでなく,豊かな教養を備え,人格にすぐれる極めて欠点の少ない男だったようだ。しかも,血統的にも誇れる血筋だったようだ。しかし,いかんせん先頭に立つ器ではなかった。ナンバーツーやナンバースリーとしてはこれ以上の人物はあるまいと思われるのだが,ナンバーワンにはなれない男だった。
麒麟がくると言う題は,光秀を一つのトップに仕立て上げようと言うわけだ。NHKがどんな光秀像を祭り上げるか見物である。
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盗難品がメルカリに [シルバーウィングでGO]

今朝のテレビはメルカリに出品されたグッチの財布の話題だった。出品されたグッチの財布はある女性が直前に紛失したものとそっくりで,剥がれなどの特徴から,自分の母からもらった財布だと直感したそうだ。警察に相談するとはっきりした証拠がないと捜査できないと言われたそうだ。メルカリ本社は警察の捜査なら協力できるが,そうでないと直接その女性に出品者情報を教えるわけにはいかないと答えたそうだ。それは分かる。出品者が怪しいので知りたいなんていう問い合わせにはいちいち答えられないだろう。
それにしても警察の対応は極めて問題だ。証拠があればと言ったそうだが,証拠は警察が見つけるべきだろう。そのための捜査機関だ。
警察は何かあったら相談してくださいなんて言っているけれど,相談に行ったら「証拠を」と言って,面倒な自分たちの仕事が増えることを避けたがったわけだ。
さて昔のことだ。酔っぱらって財布を落としたことがある。中にはどういうわけか20万円を越える金が入っていた。翌朝落としていたことに気づいた。出てくるわけがない。自分の生活を見直すための授業料だとすぐにあきらめた。しかし,生活を切り盛りする我が山の神はそういうわけにはいかなかった。もしかすると昨日乗ってきたタクシーかもと言う。それで,まさかと思いながらタクシー会社に電話すると,なんと預かっているという返事を聞いて小躍りした。奇跡だと思った。
日本は,紛失したものが届けられる希有な国だと言われてきたが,それを私が体験している。
メルカリに出品されたグッチの財布だが,女性が直接コンタクトをとったので拾って出品した人は既にそのページを削除してしまったそうだから,戻ってくる可能性は0に近くなったと言っていいだろう。相談を受けた警察官の対応を警察組織はどのように考えるのだろうか。

娘から貰った財布 ブランド品ではないがなくすわけにはいかない
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話し合いによる対話って [シルバーウィングでGO]

安倍首相が中東歴訪に先だってその狙いをコメントしたそうだが,その様子がテレビに流れた。うん?と思ったのは「話し合いによる対話」という言葉遣いだ。中東が緊迫した情勢であることをふまえて,冷静になって意志疎通しましょうというつもりだと思うが,「話し合い」も「対話」も同じ意味として使われる言葉だ。「話し合い」は和語で「対話」が漢語という違いでしかない。安倍首相の頭の中が「混乱」して「入り乱れて」いたのだろうか。
政治家は言語学者ではないから言葉遣いを間違えることはある。「云々」を「デンデン」と読んだら笑うが,未曾有を「みぞうゆう」と読んだとしても笑ったりはしない。それなりの常識があれば読み間違いくらい政治家としての欠点にはならないからだ。しかし,「話し合いによる対話」にはおやっと思ってしまう。例えば上で述べたように「話し合いによる意志疎通」とか「話し合いにより妥協点を探す」とか「話し合いによる相互理解」とか「話し合いによる解決策」とか,いくらでも話しようはあったはずだ。そう言えなかったということは「語感」が鈍いと言うことなんだろうか。
いつぞやもこのブログで書いたと思うが,上皇陛下退位式典での安倍首相の読み間違いは,いつでもネットで確認できた,ジェジェ!。しかし官房長官は「間違えずに読んでいる」と強弁している。ギョギョ!
予行で読み上げる練習をしてもあんな間違いを犯すのはなぜなんだろう。まさか認○○じゃあるまいなあ。
話を「話し合いによる対話」に戻す。言葉を逆にして,「対話による話し合い」にすれば状況によっては使えるかもしれない。この場合の「対話」は「顔を合わせて」とか「直接会って」という意味に理解できそうだ。それでもちょっとつらい。揚げ足取りをするつもりはないが政治家は言葉が命であることを肝に銘じてほしい。

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40人の総資産 [シルバーウィングでGO]

世界の長者番付に日本人はあまり顔を出していないようだ。そのこと自体は恥ずべきことではないと思っている。ところが,日本のトップ40人の資産総額が日本人の52%の資産総額と同じ資産額だという記事を見て考えてしまった。
持つ自由を勝ち取った者と,もてない自由を押しつけられた者との格差の大きさに愕然とする。
歴史上,日本で持つ自由が否定され持たざる者に分配されたのが戦後の農地改革だ。それまでの地主から取り上げて,小作民に分配した。マッカーサーの強権があってできたことだ。それは土地については現在ではあり得ないしその必要もない。しかし,日本人40人の総資産が我が国の52%を占めるという話を聞いて複雑な気持ちになる人が多いだろうと言うことは想像できる。
安倍首相はことあるごとにアベノミクスという言葉を口にして,自らの経済政策を誇示してきた。それが,労働人口の40%が非正規雇用であり,40人の総資産が52%の国民の総資産になっているという事実だ。
日本人の,個人としての収入はどんどん下がり続け20位代になっている。キャッシュレスでポイント還元を叫んでも,消費税を10%にした影響は大きく財布の紐は益々堅くならざるをえない。誰の為のアベノミクスだったのか,少なくとも俺の為じゃないねと恨み言の一言もつぶやきたくなるわけだ。
まあ,格差拡大はアメリカも同じで,わずか1%のアメリカ人が,アメリカ全体の3割の資産を持っているという話を聞くと,よく革命が起こらないものだ,日本人もアメリカ人もえらく我慢強いと思わざるを得ない。

骨になっちゃえば皆同じだけど,骨になる前がなあ
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民間機撃墜 [シルバーウィングでGO]

ミサイルが民間の飛行機を撃ち落とした。ヨーロッパ諸国は,イランのミサイルだと言っている。あちこちの軍隊がレーダーを配備していて,監視範囲は中東の殆どの地域をカバーしているだろう。人工衛星もあるから全地球をカバーと言った方が正確か。
イランが誤って民間機を攻撃してしまったわけだが,紛争地帯では何が起こるか分からない。イランはウクライナの飛行機を撃ち落とす気はなかったはずだが,ちょっとしたことで突発的に大きな悲劇が起こったわけだ。
アメリカもイランもウクライナもそして多くの被害者を出したカナダも,とにかく行動は抑制的にコントロールしてほしいものだ。
それにしても,なぜ民間機を撃墜してしまったのだろう。敵機かどうかを確認しないで撃ってしまうのだろうか。戦闘機かどうかぐらいわかるだろうに,まさか民間機攻撃とは考えられない。しかし,通常では考えられないことが起こるのが戦争だ。
ことの起こりはイラン核合意からトランプアメリカが勝手に離脱したことだ。その上,あろう事かトランプアメリカはイランのソレイマニ司令官を暗殺してしまった。イランが反撃するのは当然だ。イランが反撃のミサイル攻撃をしている最中のウクライナ民間機撃墜事件である。トランプにも責任の一端があると言ったら的外れだろうか。
イランはウクライナに対しての巨額の賠償責任を負うはずだ。西側諸国の経済制裁で疲弊したイランに果たして賠償能力があるのかどうか心配だ。

朝日川柳から拝借 7句は平成の時代,令和もそうであってほしいが
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芋蔓 [シルバーウィングでGO]

IR汚職の議員がぞろぞろ出てきそうだ。北海道の議員が2017年に観光会社から100万円もらっていたと白状したそうだ。観光会社と言えば聞こえはいいがカジノを取り仕切りたい会社だろう。この会社が500ドットコム社とどう関わっているか分からないが,北海道もIRに手を挙げていた。議員は100万円の意味が分からなかったはずはない。
金を受け取った議員が船橋議員のほかに,5人という情報だったり12人という情報だったりとかまびすしいが,当の本人はいつ名前が報道されるかとびくびくしているだろう。それでも,政権中枢は「粛々と進めていきたい」と冷静を装うはずだ。
それにしても推進派の宣伝は手が込んでいる。その中心は,IRはintegrate resort(複合型・統合型リゾート地) であってガジノはその一部でしかない,と言う宣伝だ。ラスベガスをつくるわけじゃないと言うが,それならカジノを除いて,国際会議場や劇場,ショッピングモールなどを開発すれば良さそうなものだがそんな気はサラサラ無い。カジノのないIRは気の抜けたビールのようなものだと思っているだろう。
藤沢修平の小説に描かれる賭博場に密かに出入りする者は,一攫千金をねらう食い詰め者か,御店の金を持ち出して遊ぶ番頭や手代,そして根っからの遊び人だ。寺銭は胴元の親分の懐に入り,長い目で見ると博打で儲けた奴はいない。そりゃそうだ。いかさま博打が横行しては素人衆は身ぐるみ剥がされるのがおちだ。中には借金の形に娘を女衒に連れて行かれる馬鹿な奴もいる。クローズアップマジックを見たことがあるが,目の前で起こっていることがいかさまだとは絶対に見抜けない。
韓国には自国民が入れるIRもあるそうで,その周辺では質屋が大繁盛だそうだ。なぜかは言うまでもあるまい。
芋蔓たちはそんなことを知らぬはずはないが,とにかく自分たちに金が落ちればそれでいいと思っている。こんどの500ドットコムからの金だって,白状したのは騒がれたからで,騒がれなきゃ黙ってお代官様でいたはずだ。

Fridayも忙しい
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イラン反撃のふり [シルバーウィングでGO]

アメリカがトランプ大統領の指令で無人機による攻撃を行い,イランのソレイマニ司令官を(暗殺)殺害した。当然イランはアメリカを激しく非難し,報復のミサイル攻撃を敢行した。
しかし,アメリカの被害は少なく,人的被害はないようだ。と言うことは,イランのミサイルが攻撃目標に当たらなかったのだろうか。どうもそうではない気がする。
弾道ミサイルは巡航ミサイルとは違い,宇宙空間を惰性で飛んで目標地点に到達するわけだ。当然目標到達精度は落ちる。しかし,イラン国内から発射したのは近距離ミサイルだ。大陸間弾道弾より精度は高まるはずだ。アメリカの軍人に被害がでなかったのはイランがわざと的をはずして発射したからではないかと思う。もし万一死者が出た場合,激しい空爆を覚悟しなければならないからだ。
イランのハメネイやローハニ大統領は冷静に計算しているはずだ。国民感情から反撃はしなければならない,反撃はしても国家を災難から守らなければならない。だから反撃のふりをしたのだと思う。
しかし,どんなことで事態が暴発するかもしれない。第一次世界大戦は暗殺事件がきっかけだった。まさかとは思うが,宣戦布告などと言うことにならないように願う。
アメリカは核兵器で脅すだろうが,核兵器は使えない。ベトナム戦争でも使えなかった。ベトナム戦争では結局北に敗北し,アメリカは逃げ出した。しかし無人攻撃機なら自国のソファに座ったままでの攻撃も可能だ。アメリカも過去の失敗を繰り返すことはないだろう。それはイランも知っているはずだ。

つかわれたのは大きな飛行機型のドローンだそうだ
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やっぱり狢だったか [シルバーウィングでGO]

下地衆議院議員が大阪維新に離党届を提出したそうだ。本当なら大阪維新は離党届提出前に除名処分にする意向を表明しなければならないはずだが,党紀委員会の開催が間に合わなかったとでも言い訳するつもりだろうか。少なくとも離党届受理を保留にして,どのような処分にすべきか党紀委員会で審議する意志を示すべきだろう。それもせずに唯々諾々として離党届を受理するのでは,やっぱり同じ穴の狢だったかとの評を甘受せざるを得まい。
しかし,衆議院の解散にあわせて持ってくるとは,贈賄側もタイミング良く金を贈るものだと思う。選挙には金がかかるそうだ。地方の選挙でも,土地を担保にしたという話を聞く。7桁では落選,8桁使わないとと言われたりするらしい。国会議員選挙では供託金だけで300万円もするそうだ。政党に公認されればそれは政党が一括して支払ってくれるだろうが,未公認では自腹になる。
選挙では事務所や選挙カー,運動員,ビラ,ポスター,食事代,酒代,etc etc 金はいくらあっても足りないくらいだろう。贈賄側はそこに眼を付けるわけだ。のどから手がでるほど金がほしい時を眈々と待っていたわけだ。
贈賄側は,あの議員なら我々の意図を察して便宜を図ってくれるはずだと同じ波長の人間を仲間に引き込もうとする。類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。維新のほかの議員は「類ではない」「友ではない」「同じ穴の狢ではない」と力むだろうが,力むくらいなら粛然と党紀違反に対処せねばならない。
あ,自民党?まだ白状していないからね。

mujina?
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越後屋に限る [シルバーウィングでGO]

暮れに秋元衆議院議員が逮捕されたが,贈賄側はほかの5議員にも金を渡したと白状していたそうだ。そのうちの一人下地衆議院議員が現金受領を認めたそうだ。受け取ったのが平成17年だから,これまで知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいたとしか思えない。
さて,クリーンさを前面に押し出してきた大阪維新だが,維新が下地議員を切れるかどうかが問われるだろう。クリーンな党なら党紀規則に従って当然除名処分にすべきだろう。もしも離党届を待って処分を先送りするようでは同じ穴の狢(むじな)と思われてもしょうがない。
IRの利権にどれだけ多くの賄賂がばらまかれようとしているか,たぶん今回の賄賂はほんの氷山の一角だろう。こんどの下地議員の白状で,贈賄側が5人に金を渡したという供述が裏付けられたといっていいだろう。ほかの議員は口裏を合わせるだろうが,検察は今度の疑獄事件捜査は絶対に失敗できないと思っているはずだ。大阪地検特捜部のことだけでなく,ゴーン被告逃亡という事態も発生した。信頼を回復するためにもたぶん背水の陣だろう。
さて,これから企業側からの賄賂攻勢が本格的になるだろうが,金はどうやって持ってくるのだろう。やっぱり菓子折の下という越前屋の手口が多いだろうなあ。安倍首相はせめてキャッシュレスでやってくれよと言うかもしれないが,キャッシュレスでは金の流れは簡単に追いかけることが可能だ。やっぱり越後屋方式に限るわけだ。

こけにするんじゃねぇ
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ドラえもんソフト [シルバーウィングでGO]

いつの朝だったか,朝日教育会議のテーマは「Society5.0を生きる」だった。基調講演はDeNAの創業者南場智子さん。略歴を見るとかなり優秀な人のようだ。
まずSociety5.0という用語に目を取られた。狩猟社会がSociety1.0,農耕社会がSociety2.0工業社会がSociety3.0,情報社会がSociety4.0,Society5.0は新しい次の社会と言うわけだ。ま,分かるような気はする。取り立てて難しい言い方ではない。基調講演では次の社会はAIが大きな役割を果たすと見ているようだ。
さて恥ずかしながらひっかっかったのがSocietyx.0ではない,恐らく多くの人はすんなり読み進めたであろう言葉だった。南場智子さんはDeNAがCSRとして学校でプログラミング教育を教えているということだ。CSRがCorporate Social Responnsibilityの略語であることはすぐに分かったが,プログラミングが情動passionの原動力になるという説明がピンとこなかった。
何かを成し遂げようとする原動力がpassionであってその実現の手だてがプログラミングだというならすんなり理解できるのだが,逆の発想のようだ。
プログラマーが足りないと言われるようだが,対策として生活に入り込むような簡易的なプログラミングはそれを作り出すプログラムが開発されるだろう。その条件を整えるのが人間の役割だ。つまり人間の役割は,どんなソフトがあったらいいか考えることになる。のび太がドラえもんにこんなの出してとお願いするようなもんだ。

今年はドラえもん生誕50年だそうだ
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日本の司法制度の歪み [シルバーウィングでGO]

ゴーン被告の逃亡で分かったことだが,日本と犯罪者引き渡し条約を締結している国はアメリカと韓国の2ヶ国だけだということだ。
その理由をサンデーモーニングの出席者の青木理が教えてくれた。それは,日本には死刑制度があるので犯人を日本に引き渡してしまうと死刑になる可能性があるからだということだ。成る程,日本の司法制度が犯人逮捕の傷害になっているというわけだ。
先日の殺人も無期懲役になろうと犯した殺人だった訳だが,口先だけだとはいえ殺人犯が勝ち誇るような判決は司法の敗北に近い。逃亡したゴーン被告のもおそらく勝ち誇ったような顔をしているだろう。逃げた被疑者が隠れもしないで大きな顔をしている現実は,日本がまさしくこけにされているわけだ。
青木理はもう一つ日本の司法制度のゆがみを指摘していた。一度起訴されてしまうと99.9%有罪になってしまうということがその大きな現れだという。ゴーン被告もそのことはよく知っていたのではなかと思う。裁判に必要なのが証拠だが,証拠を握っているのが検察で,検察は有罪を立証するための証拠だけを裁判所に提出するのだそうだ。有罪を疑わせる証拠はその存在すら隠してしまうという。検察は,裁判は真実を明らかにする場ではなく,勝ち負けを争うゲームだと思っているとしか思えない。無罪になることは,自分たちが負けたと思うわけだ。しかし,裁判は勝ち負けを争うゲームではない。真実は何かを明らかにする場でなければならないはずなのに,有罪にこだわり,あろう事か証拠さえも改竄ねつ造し,裁判官も検察の敷くレールに載ってしまうことがあるということだ。裁判官,検察,弁護士のトライアングルがいびつな形になっていることが大きな問題なのに,裁判所も検察も自分の姿をまともに見ようともしない。ゴーン被告がフランスで起訴されたなら果たして日本に逃亡しただろうか。
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簡保 [シルバーウィングでGO]

保険についてはおやじ様から基本を教わった。現在は貯金なのか保険なのか分かりにくい商品が多いが,おやじ様は保険は掛け捨てでいいと強調した。保険が役に立つと言うことは何か悪いことがあったということが前提になる。そんなとき救ってくれるのが保険だというわけだ。何事もなく済んでくれれば保険が使われることはない。本当はそれが一番良いわけだ。保険は無駄になるのがいいと言うわけだ。当然掛け金が少なくて済む掛け捨てでいいという結論だ。
さて,簡保や郵便貯金は無尽や頼母子講と呼ばれた庶民金融に変わって,庶民の暮らしを守る役割を果たしてきた。元々は国家が引き受け元だったから信頼性は抜群だった。郵便局は全国津々浦々にあるら,庶民は安心して貯金し保険に入ることができた。
ところが民営化によって郵貯・簡保の姿勢が徐々に変わってきた。互助的組織ではなく会社として利益追求の会社になった。社員に求められるのは目標値の達成だ。保険業務の達成目標はわかりやすい。契約金額を積み上げれば簡単に個人の比較ができる。当然,達成目標については管理職のチェックが入るだろう。管理職自身の達成目標は支店同士で競争させられるから管理職は職員の尻をたたくことになるわけだ。
保険が各家庭に行き渡り,なかなかこれ以上の販売が難しくなると,おじいちゃんおばちゃんに新規の保険に乗り換えさせようと躍起になる。話しがよくわからないおじいちゃんおばあちゃんは,孫のような担当所員に「まかせるからやっといて」とつぶやく。
たちの悪い係員は以前の契約をそのまま残し,新しい契約を取り交わしたことにし,契約金の二重どりだ。
これは,はっきり言えば詐欺だ。簡保生命が詐欺をはたらいていたということだ。特殊詐欺まがいの手口で,主に高齢者から金を巻き上げてきたわけだ。分かっているだけで12800件。疑問符がつく契約がその何倍にもなりそうだという。本来ならこんな会社つぶしてしまえと言いたいところだが,つぶすにしては余りに巨大すぎ政府も困り果てているだろう。取りあえず一月一日から3ヶ月の業務停止命令だが,立て直すのは容易ではないはずだ。

前途多難
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ゴーン被告逃亡 [シルバーウィングでGO]

15億円の保釈金は没収されるだろうが,ゴーン被告にとって15億円は端金ということなんだろう。
31日にプライベートジェット機で逃亡したという情報だが,プライベートジェットといえども出国手続きがあるから誰が乗り込んだか普通は分からないはずはない。変装して偽造パスポートを使って出国したのだろうか。それともマジックのように小さくなって箱の中にでも入って逃亡したのだろうか。まるで映画の話のようだ。いずれにしても組織的な集団が手助けしなければ出国は不可能だ。
日本とレバノンの間には犯人引き渡し条例が締結されていないそうだからレバノン政府がゴーン被告を日本に引き渡すことはまずないだろう。
ただし,ゴーン被告が条約締結国のアメリカにいることが分かればアメリカに引き渡しを要請できるだろうから,ゴーン被告の行動は少し制約されることになるだろう。
犯罪人引き渡し条約締結は各国それぞれ締結国数に大きな違いがあるようだ。イギリス(115ヶ国)やアメリカ(69ヶ国)は多くの国と締結している。日本との締結国韓国(25ヶ国)も日本より多くの国々と締結している。にもかかわらず日本は2ヶ国だ。締結国はアメリカと韓国だけだ。
さて,日本ができることは何だろう。日本の刑事訴訟法では被疑者がいないと裁判が成立しないのだろうか。基本的には被告人の陳述は保証しなければならないだろうが本人が逃亡したということは陳述の権利を放棄したと考えていい。とすれば,欠席のまま裁判を始めることは認めていいのではないだろうか。もしも,民事裁判として日産が損害賠償を請求しそれが認められればレバノンやフランスのゴーン被告の財産を差し押さえることが可能になるのではないだろうか。
法律的な詳細は分からないが警察・検察はできる限りの対応を考えるべきだろう。日本政府もレバノン政府に対して可能な交渉を避けてはならない。逃げなきゃよかったとゴーン被告に思い知らせるべきだ。

初富士
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初日の出 [シルバーウィングでGO]

関宿博物館から初日の出をみる会が行われることが市報に載った。我が山の神は「行ってみましょうよ」と大乗り気だった。
大晦日は我が山の神は娘と12時過ぎまで起きていたそうだが,紅白歌合戦そっちのけでおしゃべりしていたそうだ。女性はよくもあんなに話すことがあるもんだと驚くことがあるが相手が娘でもそれは変わらないらしい。私は,10時頃には風呂に入り,すぐに布団に入った。
5時半に起き,関宿城博物館につくと夫婦連れや子供連れの家族など多くのひとが集まっていた。朝早くこんなにも多くの人が集まることに驚く。その中のふたりが我々だ。
博物館の4階まであがって空を眺めると,青空が広がっているが地平線には若干の雲。もしかするとお日様が顔を出すのは予定の6時50分より弱化遅くなりそうだった。
じりじり待つこと15分,お日様の光が雲の隙間から差してきた。ほんの小さな隙間だがそこから差し込む日射しは強烈だ。カメラのシャッタースピードが一気に1000分の1にあがる。
おお!と参集者の声。みんな雲間からもれ差してきた光の強烈さに心を奪われた模様。隣の女性はお日様に手を合わせて何事か願い事をつぶやいている。後ろを見ると,日を浴びた富士山が西の彼方にくっきりと見える。利根川の向こうの土手にはこの関宿城と富士山を狙うカメラがずらりと並んでいる。うん,彼らにとっても今日は最高の撮影日和だろうなぁ。

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