SSブログ

イラン反撃のふり [シルバーウィングでGO]

アメリカがトランプ大統領の指令で無人機による攻撃を行い,イランのソレイマニ司令官を(暗殺)殺害した。当然イランはアメリカを激しく非難し,報復のミサイル攻撃を敢行した。
しかし,アメリカの被害は少なく,人的被害はないようだ。と言うことは,イランのミサイルが攻撃目標に当たらなかったのだろうか。どうもそうではない気がする。
弾道ミサイルは巡航ミサイルとは違い,宇宙空間を惰性で飛んで目標地点に到達するわけだ。当然目標到達精度は落ちる。しかし,イラン国内から発射したのは近距離ミサイルだ。大陸間弾道弾より精度は高まるはずだ。アメリカの軍人に被害がでなかったのはイランがわざと的をはずして発射したからではないかと思う。もし万一死者が出た場合,激しい空爆を覚悟しなければならないからだ。
イランのハメネイやローハニ大統領は冷静に計算しているはずだ。国民感情から反撃はしなければならない,反撃はしても国家を災難から守らなければならない。だから反撃のふりをしたのだと思う。
しかし,どんなことで事態が暴発するかもしれない。第一次世界大戦は暗殺事件がきっかけだった。まさかとは思うが,宣戦布告などと言うことにならないように願う。
アメリカは核兵器で脅すだろうが,核兵器は使えない。ベトナム戦争でも使えなかった。ベトナム戦争では結局北に敗北し,アメリカは逃げ出した。しかし無人攻撃機なら自国のソファに座ったままでの攻撃も可能だ。アメリカも過去の失敗を繰り返すことはないだろう。それはイランも知っているはずだ。

つかわれたのは大きな飛行機型のドローンだそうだ
IMG_1049.JPG
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。