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選挙近しか [シルバーウィングでGO]

野田市や流山市,松戸市を地盤とする衆議院議員からチラシが届いた。こんなのが来るとは,選挙が近いのかな。
衆議院の解散権は総理大臣にあると言われる。この通説,変な通説だ。たぶん憲法7条を根拠にしているのだろうが天皇が衆議院解散の詔勅を出すことを,総理大臣が勝手に決められるという考えは乱暴な解釈だと思う。衆議院解散は内閣不信任案可決に対抗する総理大臣の権限と考えるべきだ。
現実的には花見問題やIR疑獄,自民党議員の夫婦による公職選挙法違反などマイナス要素が積み重なって,選挙に打って出るなどと言うことは,おそらくできない。それでも誰の迷惑をも顧みず,やけのやんぱちで衆議院を解散するかもしれない。このチラシを贈ってきた議員はいつ選挙があってもいいようにと準備を始めたわけだ。この議員,総裁選挙の時は確か安倍晋三以外の人を推していたはずだ。そのとき大臣だったが任命した安倍晋三以外の人を総裁に推すのなら大臣を辞めてからにするべきだなどと批判されたりした。大臣に任命したのは安倍晋三だがそれ以外の人を推して悪いわけではない。自分の意志を貫いたという意味では天晴れと言っていいくらいだ。それでも,なにもしないでいると,お友達だけに巨額の選挙資金を配ったことが明らかになって,安倍晋三のお気に入りではないこの議員は不安になるだろう。なにかせずにはいられないはずだ。それがこのチラシになっているわけだ。
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カショギの噂も約500日 [シルバーウィングでGO]

サウジアラビアは王制だが,実質的に支配のトップにいるのはムハンマド皇太子だそうだ。先日安倍首相の中東歴訪では安倍首相と会談しているムハンマド皇太子の写真が新聞に載っていた。
ムハンマド皇太子の名前は,2年前のカショギ記者殺害事件の時に出てきたのでよく覚えている。騙されてサウジアラビアの総領事館に向かわされた。総領事館には,サウジアラビア本国から送り込まれた15人の暗殺者が呼び寄せられていたそうだ。連れ込まれたカショギ氏は総領事館の中で殺害された。領事館の中の殺害だから,トルコの人は自由に入れない。殺したのはサウジアラビア本国から送り込まれた15人の暗殺者であり,殺害を指示したのはサウジアラビアのムハンマド皇太子だと強く推察されている。カショギ氏がムハンマド皇太子等を批判する記事を書いていたからだ。
疑いをかけられたムハンマド皇太子は自分の知らないところで起きた事件だが,責任は自分にあると言ったそうだ。裁判では当然ながら無罪だったはずだ。
まあなあ,裁判官がムハンマド皇太子に有罪と言うわけはない。そんな判決を出したりしたら,自分の命さえ危ないと思うだろう。究極の忖度が必要だったのかもしれない。
さて,安倍首相はムハンマド皇太子と会談して,なんの恐ろしさも感じなかったのだろうか。何しろ相手は「カショギを殺せ」と言ったかもしれない相手だ。
まあ,ムハンマド皇太子は「かもしれない」だが,トランプは「かもしれない」ではなく「ソレイマニを殺せ」だったから,安倍首相はそういう危険な人との会談は経験済みだったんだな。

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